玄関のドアノブも意識して防犯対策をしっかりと行っていますか?

ドアノブは元々付いているものだから交換するのは大変だし、ドラノブだけの防犯対策は必要なのかしら?
この記事では、玄関に使われるドアノブの種類とリスクについて、ドアノブの強化方法や玄関の防犯対策とそのメリット、またドアノブに電流を流す防犯対策は罪になるのかなどご紹介しています。

空き巣や強盗の侵入口となる玄関をしっかりと守るために参考にしてみてくださいね!
ドアノブの種類とそれぞれのリスクは?

空き巣や強盗の侵入口の1つである玄関ですが、玄関のドアノブが無防備な状態だと侵入されるリスクを招いてしまいます。
そんなドアノブにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴やリスクが存在するのでまずは玄関に使われるドアノブの主要な4種類の特徴とそれぞれのリスクを詳しく解説します。
1.握り玉式ドアノブ
特徴:握る部分が丸い形状で、回すことで開閉するタイプ。
防犯上のリスク:握り玉式は比較的容易に外部から開けられることがあり、不正侵入のリスクが高く、力ずくでも開けられる可能性があります。
2.レバー式ドアノブ
特徴:握る部分がレバーとなっており、レバーを上下に動かすことで開閉するタイプ。
防犯上のリスク:レバー式は握り玉式よりは安全性が高いですが、特定のツールを使って内部から簡単に鍵を開けられる場合があります。
3.プッシュプル式ドアノブ
特徴:プッシュ(押す)やプル(引く)で開閉するタイプで子供や高齢者などにも簡単に開閉が可能。
最近のマンションや一戸建て住宅でもよく使われるようになっています。
防犯上のリスク:プッシュプル式ドアノブは通常内部から簡単に開けることができますが、外部からの開錠が難しいため、不正侵入を防ぎます。
4.サムラッチ式ドアノブ
特徴:ノブを回さずにサムラッチ(施錠ピン)を押すことでドアが開くタイプ。
防犯上のリスク:サムラッチ式ドアノブは年数を重ねると親指で操作をする施錠ピンが固くなり動きにくくなる場合があったり、古いサムラッチ式ドアノブは防犯性が低い可能性もありますよ。

このように玄関に使われるドアノブのタイプには違いがありますが、最近ではプッシュプル式ドアノブが防犯性も高く新築ではよく使われていますね。
ではドアノブによっても防犯上のリスクがあることが分かりますが、どんな防犯対策をするとドアノブを強化できるのでしょうか?
次にドアノブの防犯対策についてご紹介しますね。
ドアノブの防犯対策は?強化する方法やグッズを解説!

玄関に使われるドアノブには主に4種類ありましたが、それぞれ防犯上のリスクが存在しました。
現在、防犯性の高いドアノブを使用している場合は安心ですが、やや防犯性が欠ける場合どのような方法でドアノブを強化することができるのでしょうか?
ここではドアノブの防犯対策について詳しく解説しますね。
<ドアノブの防犯対策>
①ドアノブの交換
②ドアノブカバー
③補助錠の設置
④サムターンカバーの取り付け
⑤スマートロックの導入
⑥ドアの強化
⑦防犯カメラや防犯アラームを取り付ける
それではドアノブを強化する方法について解説していきますね。
①ドアノブの交換
まず、古くて脆弱なドアノブを使用している場合は新しいドアノブに交換することを検討しましょう。
高セキュリティのドアノブに交換することで、不正侵入のリスクを低減しますよ。

さきほどもご紹介したプッシュプル式ドアノブはやや導入費用が高めですが、一般的に防犯性は高くなっていますよ。
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②ドアノブカバー
ドアノブカバーは丸型のドアノブを覆うことで鍵穴を隠し、外部からの侵入を難しくします。
鍵穴を出すにはカバーを解錠する必要があり、侵入するまでの時間を稼ぐことができたり、ドアノブカバーが使われているというだけで犯行を諦める要因ともなりますよ。
また工事なども不要のため賃貸物件でも使用できるメリットがあります。

玄関のドアを開けるのに、ドアノブカバーも開けるのが面倒・・・という場合は頻度が少ない勝手口のドアノブの防犯対策としても使用してもいいですね。
③補助錠の設置
ドアノブを交換するのは大変という場合は、通常の鍵の他に「補助錠」を追加することで、ドアの強度を向上させられます。
補助錠の追加方法には、工事や穴あけが必要な場合と粘着テープでの簡単設置の方法などもありますよ。
外側から見える鍵を増やすことで侵入までの時間稼ぎや犯行を防止する効果が期待できます。
また、外からは見えない内側のみの補助錠も防犯性は高くなります。
④サムターンカバーの取り付け
内側からドアを開閉するためのつまみ部分を侵入者が特定の道具を使って回すこと「サムターン回し」と言い、この犯行手口を防ぐためにサムターンカバーは有効です。
サムターンカバーが取り付けられていると、侵入者が容易にサムターンを回すことが難しくなり、不正侵入のリスクが低減しますよ。
サムターンカバーの取り付けは特別な工具や大規模な改装が不要で、一般的に簡単に取り付けることができます。
⑤スマートロックの導入
スマートロックは、鍵なしでスマホやパスコードでドアを開け閉めできます。
鍵を紛失する心配がなく、コピーのリスクを排除できる他、鍵を忘れてしまう心配もありません。
またスマートロックはスマホやタブレットを使って遠隔から施錠および解錠が可能であり、出先からでも家のセキュリティを管理できます。
さらにスマートロックは鍵の使用履歴を記録することもできるため、誰がいつドアを開けたのかが透明になり不正なアクセスがあった場合、容易に特定できますよ。
スマートロックは他のスマートホームデバイスと連携できるメリットもあり、防犯カメラやセンサー、防犯アラームなどと連動し、不正侵入時に警報を発することもできます。
⑥ドアの強化
玄関からの侵入を防ぐためには玄関ドアそのものも重要です。
頑丈なドアを使用したり、強化されたフレームと組み合わせることも検討しましょう。
⑦防犯カメラや防犯アラームを取り付ける
ドアノブだけの対策ではなく、玄関周辺の防犯対策も含め防犯カメラや防犯アラームを設置することもあります。
防犯アラームは玄関のドアが不正に開閉したり、破壊されるなどの振動にて警報が鳴るため侵入者への威嚇だけでなく周囲への注意喚起にもなりますよ。
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これらの防犯対策を組み合わせることで、ドアノブの防犯性を強化したり玄関周囲の防犯対策ができますよ。

いろいろな防犯対策があるけど、ドアノブを強化するメリットは他にもあるのかしら?
では次に、ドアノブを強化するメリットやドアノブに電流を流すなどの対策についても見ていきましょう。
ドアノブを強化するメリットは?電流を流すのは罪?

玄関のドアノブを強化する方法や玄関周囲の防犯対策についてご紹介しましたが、ドアノブを強化するとどんなメリットがあるのでしょうか?
ドアノブの強化は、不正侵入を防ぐために重要で侵入者が簡単にドアを開けることが難しくなり防犯性が向上します。
セキュリティの高いドアノブやドアノブ周辺の防犯グッズの使用により侵入者に対し防犯意識の高さをアピールでき、侵入自体をためらう可能性が高まります。
また、心無い人からのドアノブのイタズラの防止にもなりますよ。
特にドアノブカバーは鍵穴へ接着剤などを入れるというイタズラ防止になったり、防犯カメラや防犯アラームの設置にてイタズラの対象になることを防ぐことができます。
ただ、このように侵入者の警戒やイタズラ防止目的でドアノブに電流を流すというような対策については注意が必要です。

ドアノブに電流を流すことは、過剰防衛となってしまう場合がありますよ!
ドアノブに高電圧の電流を流すことは、その具体的な状況に依存しますが、通常、危険であり事故や火災のリスクを伴う可能性があります。
侵入者に対して怪我や万が一死亡させてしまった場合は、侵入された側でも罪になる場合があるので、専門家の指導を受けるか地方の法規制に従うことが重要です。

まずは一般的に効果のある防犯対策をしっかりと行って、大切な家や財産を守っていきましょう!
玄関の防犯|ドアノブに潜むリスクや必要な強化法を徹底解説!のまとめ
この記事では、玄関に使われるドアノブの種類とリスクについて、ドアノブの強化方法や玄関の防犯対策とそのメリット、またドアノブに電流を流す防犯対策は罪になるのかなどご紹介しました。
玄関に使われるドアノブには主に4種類あり、それぞれ防犯上のリスクがありました。
その中でも最近ではプッシュプル式ドアノブが防犯性も高く、広く使われてきています。
そこでそれ以外のドアノブでは防犯対策として強化する必要もありました。
<ドアノブの防犯対策>
①ドアノブの交換
②ドアノブカバー
③補助錠の設置
④サムターンカバーの取り付け
⑤スマートロックの導入
⑥ドアの強化
⑦防犯カメラや防犯アラームを取り付ける
このようにドアノブを強化したり、玄関周辺の防犯対策をすることでより安全な暮らしを提供することができますよ。
防犯やイタズラ予防にドアノブに電流を流すという対策を考える人もいますが、過剰防衛となりこちらが罪に問われる可能性もあります。

玄関を守るためには1つの防犯対策だけでなく、組み合わせることも大事です!ドアノブだけでなく、総合的に対策を講じてくださいね!