玄関ドアに網戸があると防犯上安全性が増すのでしょうか?

玄関を開けて風通しを良くする場合、網戸がある方が安心な気がするけど、デメリットやリスクもあるのかしら?
この記事では、玄関ドアに網戸があると防犯対策として安全なのか役割やメリットと反対にリスクやデメリットはないのか?また防犯上玄関ドアに適した網戸などをご紹介します。

玄関ドアに網戸があると便利ですが、注意点もあるのでしっかりと確認してくださいね!
玄関ドアの網戸は防犯対策になる?役割やメリットは?

玄関ドアを開けっぱなしにして風通しを良くしようとすると防犯上のリスクが心配ですが、網戸を設置することで防犯対策として役に立つのでしょうか?

玄関ドアに網戸を設置するだけでもちょっとは違うのかしら?
玄関ドアに網戸を設置することは、ある程度の防犯対策となります。
まずは玄関ドアに設置された網戸の役割やメリットについて詳しく解説しますね。
<玄関ドアの網戸の役割やメリット>
①虫や害獣の侵入防止
②風通しの確保
③湿気・匂い・カビ対策
④子供やペットの事故を防ぐ
⑤防犯対策
それでは、それぞれの玄関の網戸の役割やメリットについて解説していきますね。
①虫や害獣の侵入防止
玄関ドアに網戸を取り付ける主な目的は、虫や害獣の侵入を防ぐことです。
これにより、家の内部に害虫が侵入するリスクを軽減できますよ。
②風通しの確保
玄関ドアに網戸を取り付けることで、風通しを確保できます。
これは特に季節の変わり目など、家の中の新鮮な空気を取り入れるために重要ですよ。
③湿気・匂い・カビ対策
玄関の網戸を通しての通風は、湿気を取り去り、家の中のカビの発生を防ぎ、室内の匂いをより効果的に排除します。これは住環境を快適に保つのに役立ちますよ。
④子供やペットの事故を防ぐ
玄関ドアの網戸は、子供やペットが不用意に外に出られないようにするための安全バリアとして機能します。
⑤防犯対策
一部の玄関ドアの網戸には鍵がついており、外からの不審者や侵入者を防ぐのに役立つことがあります。
外出時に網戸と玄関ドアを両方施錠することで、防犯性を向上させることができますよ。

しかし玄関の網戸は防犯対策としては完璧ではなく、物理的な障壁としては比較的脆弱です!
では次に、玄関ドアの網戸に潜むリスクやデメリットについてもご紹介していきますね。
玄関ドアの網戸に潜むリスクやデメリットとは?

玄関ドアに網戸が設置されている場合、虫の侵入を防いだり、子供やペットの事故防止となり安全に室内に風を通すことができました。
また鍵付きの網戸の場合は、玄関と網戸の二重で施錠することで防犯性も高めることができます。
しかし、玄関ドアに網戸を設置する際には、いくつかの防犯上のリスクやデメリットにも注意する必要がありますよ。
<玄関ドアの網戸のリスクやデメリット>
①防犯の不完全性
②耐久性の問題
③破損のリスク
④騒音に弱い
それでは網戸のリスクやデメリットについてそれぞれ詳しく解説していきますね。
①防犯の不完全性
玄関ドアに設置された網戸は外部から内部を見ることができ、一部の状況では家の内部が視認できます。
これは侵入者が家の内部を偵察しやすくなり、家の中の価値ある物やプライバシーが脅かされる可能性がありますよ。
したがって、防犯上の観点からは網戸が設置されていても注意が必要です。
②耐久性の問題
玄関ドアの網戸は風雨や紫外線にさらされるため、劣化が早いです。
網戸に穴や破れができることがあり、定期的なメンテナンスが必要で耐久性の低下は長期的なコストを生み出す可能性がありますよ。
③破損のリスク
特に子供やペットが元気に遊んでいる場合、網戸が破損する可能性があります。
これは網戸が簡単に破られることを意味し、侵入者にとってもアクセスの障害が少なくなる可能性がありますよ。
④騒音に弱い
玄関ドアの網戸は音を遮断する能力が限られており、外部からの騒音が室内に伝わりやすいです。
これは静かな環境を求める場合に問題となることがありますよ。

このように網戸は防犯上のリスクも存在するため、適切な防犯対策を講じることが重要ですよ。
これらの玄関ドアの網戸のデメリットを踏まえて、網戸の設置を検討する際には防犯対策とのバランスを考えることが重要です。
それではどんな網戸を選ぶと防犯性を維持しながら快適な環境を実現することができるのでしょうか?
次に防犯にも適した玄関ドアの網戸についてご紹介しますね。
防犯に適した玄関ドアの網戸とは?

玄関ドアの網戸にはメリット・デメリットがあり、防犯上も注意して選ぶ必要があります。
ここでは防犯に適した玄関ドアの網戸についてご紹介していきますね。
防犯に適した玄関ドアの網戸:ルーバー網戸
ルーバー網戸は、可動式のルーバー(羽)で構成されており、開閉や角度調整が可能です。
これにより、通気性を維持しながら外部からの視界を遮ることができ防犯に役立ちますよ。
また力強い材料でできているため耐久性が高く、侵入者に対する抵抗力があります。
一部のルーバー網戸は鍵付きのものもあり、防犯性を向上させることができます。
ただしルーバー網戸は、通気用のルーバーが多く、これらを清潔に保つ必要があります。
汚れやほこりがたまると、効果的な通気やプライバシー保護が損なわれる可能性があるため、定期的なメンテナンスが必要となりますよ。
防犯に適した玄関ドアの網戸:鍵付き網戸
一部の網戸には内側と外側の両方に鍵が備えられている種類のものがあります。
鍵を備えた網戸は不審者の侵入を防ぐ助けとなり、外出時に網戸を施錠することで防犯性を向上させることができますよ。
また現代の鍵付きの網戸は、デザインにも工夫が凝らされています。
木目調やアルミフレームなどさまざまな素材や仕上げが提供され家の外観と調和し、機能性と美観が組み合わさります。
さらに鍵付きの網戸は後付けで取り付けられるものもあり、施工が比較的手軽です。
専門家の協力なしにDIYで取り付けることも可能ですよ。

マンションやアパートの玄関ドアにも後付けできる網戸がありますが、施工に関しては大家さんや管理会社に確認する必要がありますよ。
引き戸のレールがない時はどうするの?
玄関ドアの網戸を設置したくても引き戸のレールがない場合でも網戸を取り付ける方法がいくつかありますのでご紹介しますね。
1.独立した網戸の設置
玄関に引き戸のレールがない場合、独立した網戸を取り付けることができます。
これはドアフレームに直接取り付けられる網戸で、取り外し可能なタイプもありますよ。
また独立した網戸は、DIYで設置できることが多いです。
2.プリーツ網戸の使用
プリーツ網戸は、レールがない場合にも便利なオプションです。
プリーツ網戸は伸縮性があり、フレームに固定せずに取り付けることができ、必要なときに引き戸の開口部に引っ掛けたり取り外したりできますよ。
3.専門家の助けを得る
どうしても自分で網戸の取り付けが難しい場合は、専門の業者に依頼することも必要です。
網戸の設置方法は、使用する網戸のタイプや玄関の環境によって異なるため、最適な方法を選び、必要な道具と材料を用意することが重要です。

特に玄関に引き戸のレールがない場合に、簡単に後付けできる網戸は防犯性が低いため防犯対策をしっかりと行いたい場合は専門家に相談する方が安心ですよ!
玄関の防犯|網戸があると安全なのかメリットや強化法を解説!のまとめ
この記事では、玄関ドアに網戸があると防犯対策として安全なのか役割やメリットと反対にリスクやデメリットがあるのか、また防犯上玄関ドアに適した網戸などをご紹介しました。
まず、玄関ドアの網戸には以下の役割やメリットがありましたよ。
<玄関ドアの網戸の役割やメリット>
①虫や害獣の侵入防止
②風通しの確保
③湿気・匂い・カビ対策
④子供やペットの事故を防ぐ
⑤防犯対策
そして、反対に網戸のリスクやデメリットには以下が挙げられました。
<玄関ドアの網戸のリスクやデメリット>
①防犯の不完全性
②耐久性の問題
③破損のリスク
④騒音に弱い
このように玄関ドアに網戸を設置することにはメリットやデメリットが存在しますが、防犯上を考えると「ルーバー網戸」や「鍵付きの網戸」などを使用することが重要です。
また、網戸には後付けできるものもあり、マンションなどの賃貸物件でもつけられる網戸があります。

鍵付きの網戸を利用することも玄関の防犯対策の1つとして有効なのでぜひ検討してみてくださいね!