玄関の防犯|鍵の違いでリスクも大きく変わるのか徹底解説!

玄関の防犯|鍵の違いでリスクも大きく変わるのか徹底解説! 住まいの防犯対策
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玄関ドアの鍵は、ただかけていれば防犯上安心できるとは限りません。

ブンヤ
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鍵によっても防犯性能に違いがあるようだけど、どんな鍵が安全なんだろうか?

この記事では、玄関の鍵について防犯性の高い鍵や低い鍵について、またどうすれば玄関の防犯性を高められるのか?後付けできる補助錠にはどんなものがあるのかご紹介しています。

現在使っている鍵が防犯性の高いものか低いものかチェックして、防犯性が低い場合はしっかりと防犯対策を行ってくださいね!

どんな種類の鍵が防犯に有効なの?

玄関の防犯対策と言えば、まずは鍵をしっかりとかけることが重要です。

しかし、鍵をしっかりとかけていてもその鍵自体の防犯性が低いと容易に空き巣などに侵入されてしまうリスクが伴いますよ。

ブンヤ
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鍵の種類なんて意識したことがなかったけど、鍵によって防犯性能も変わるのかな?

まずは、現在使っている玄関の鍵の防犯性が低いのか高いのかチェックするために、防犯性の低い鍵についてご紹介しますね。

知っておきた防犯性の低い鍵とは?

どんな種類の鍵が防犯に有効なのか解説!

まず防犯性の低い鍵には以下に挙げられる要因が関連していますよ

1.単純な鍵の形状

鍵の形状が単純で、容易にコピーができるものは防犯性が低いと言えます。

例えば「ディスクシリンダー」「ピンシリンダー」と言われるシリンダー鍵(刻みキー)などは一般的に住宅の玄関ドアやオフィスのドアに使用されますが、単純な構造のためピッキングも容易に可能です。

2.古い鍵と錠前

また古くて摩耗した鍵や錠前は耐久性が低くなっており、侵入者にとって攻撃しやすい対象となりますよ。

3.共通の鍵

アパート・マンションやオフィスビルなどで同じ鍵が複数のドアに使用される場合、安全性が低くなります。

4.ワンドア・ワンロック

1つのドアに1つの鍵しかない「ワンドア・ワンロック」の状態は、防犯性が低いとされていますよ。

防犯性を高めるためには「ワンドア・ツーロック」など複数の鍵を付けることが推奨されています。

これらの要因のある鍵は防犯性が低いため、空き巣などの侵入から家を守るためには防犯性の高い鍵への交換を検討する必要がありますよ。

防犯性の高い鍵と特徴は?

では防犯性の高い鍵にはどんな種類の鍵があるのでしょうか?

防犯性の高い鍵には以下のような種類がありますよ。

①ディンプルキー

ディンプルキーは小さなくぼみ(ディンプル)を持つ特殊な形状の鍵です。

これらのくぼみがピッキングを難しくし、防犯性を高めますよ。

②電子キー錠

電子キー錠は電子的な認証を使用し、パスコード、カードキー、指紋認証などを通じて鍵を開閉できます。

電子キー錠は鍵の代替手段として使用され、配線が不要なので後付けの場合も簡単に設置ができますよ。

鍵穴がないのでピッキングによる不正侵入のリスクを減らし、アクセス制御が容易ですよ。

③スマートロック

スマートロックは電子キー錠にスマートテクノロジーを組み合わせたもので、スマホアプリやリモコンで操作される錠前です。

スマートロックは高度なセキュリティ便益を提供してくれますが、電力ケーブルの取り付けやネットワーク接続が必要で、設置に専門的な知識が必要な場合があります。

ブンヤ
ブンヤ

防犯性が高い鍵にはいろいろあるけど、賃貸に住んでいる場合は鍵を交換することが難しい場合もあるよね?

では次に、玄関の防犯性を高めるために鍵の交換意外にできる防犯対策についてご紹介しますね。

玄関の防犯性を高めるためにはどうするの?

玄関の防犯性を高めるための方法を解説!

玄関からの侵入を防ぐためには、古い防犯性の低い鍵よりもピッキングされにくい鍵へ交換することも重要です。

しかし、賃貸物件などではなかなか鍵を交換することができません。

ここでは玄関の防犯性を高めるために、鍵の交換以外の防犯対策についてご紹介しますね。

<玄関の防犯性を高めるために>

①補助錠の取り付け

②サムターンカバーやドアポストカバー

③防犯カメラの設置

④照明の設置

⑤ガラスの補強

⑥セキュリティシステムの導入

それでは玄関の防犯性を高める方法について解説していきますね。

①補助錠の取り付け

補助錠は玄関の主要な鍵とは別に取り付けられる錠で、玄関の防犯性を高めるために補助錠の取り付けは重要です。

補助錠があることで、侵入者に対する追加の障壁を提供します

また主要な鍵が壊されたりコピーされた場合でも、補助錠があれば不正侵入を難しくしますよ。

補助錠にはさまざまな種類があり外付け式と内付け式のタイプがあります。

●外付け式の補助錠の特徴

外付け式の補助錠は、玄関のドアの外側に取り付けられるもので、一般的には主要な鍵とは別に設置され外から見える位置にあります。

外付け式補助錠は外から見えるため、侵入者に対する警告となり抑止効果がありますよ。

また工事不要の補助錠もあり、後付けで取り付けることができます。

内付け式の補助錠の特徴

内付け式の補助錠は、玄関のドアの内側(室内側)に設置されるもので在宅時に施錠し、外からは見えません。

内付け式補助錠は外から見えませんが、外部からの攻撃に対して追加のセキュリティを提供しますよ。

内側からの取り扱いが容易で便利ですが、外出時にはロックができないためダブルロックの機能は果たせません。

こちらも玄関ドアに穴あけ不要で工事不要の補助錠もありますよ。

補助錠の選択に際して、外出時や在宅時などどんな場面でのセキュリティニーズがあるのかを考慮し、信頼性の高い製品を選ぶことが玄関の防犯性向上に役立ちますよ。

②サムターンカバーやドアポストカバー

サムターンカバー(サムターン部分のカバー)は、侵入者がドアの外側から内側のツマミ(サムターン)を強引に操作して解錠する侵入手口を防ぎます

またドアポストカバーがあることで、ドアポストから特殊な器具を入れ、サムターンを回すことを防止することもできます。

さらにドアポストカバーは郵便受け周りをカバーするため、侵入者が届いた郵便物やチラシをのぞいたり手を伸ばしたりするのを防ぎ、住居内の情報漏洩リスクを減少させることに役に立ちますよ。

③防犯カメラの設置

玄関に防犯カメラを設置すると、不審な活動を監視でき、防犯効果が高まります

玄関の監視に役立つ防犯カメラには賃貸でも利用できる工事不要のものもあり、住居環境や用途によって選ぶこともできますよ。

④照明の設置

明るい照明を設置することで、夜間や暗い環境でも玄関周辺を明るく照らし、不審者を寄せ付けません。

明るい環境は不審者を目立たせるため、不正侵入や窃盗などをためらうでしょう。

照明の存在は、居住者にとっても家に帰る際や夜間外出時などでも安心感をもたらしてくれますよ。

また、動きを検知するセンサーによって点灯するセンサーライトは不審な活動を検出するのに役立ちます。

照明の明るさとセンサーライトの組み合わせなど、防犯の観点から適切な方法を選択し、玄関のセキュリティを強化しましょう!

⑤ガラスの補強

もしも玄関ドアにガラスの部分がある場合は、ガラス部分を補強することで、ガラスを割って侵入されるリスクを軽減できます。

⑥セキュリティシステムの導入

ALSOKやSECOMなど信頼性のあるホームセキュリティ会社と契約し、侵入検知センサーや警報システムを導入することで、侵入の際に自動的に通報される仕組みを持つことができます。

外出中の誰もいない時や小さな子供だけで留守をしている時、また高齢者の親の見守りなどにもホームセキュリティの見守りサービスは役に立ちますよ。

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防犯性の高い鍵への交換の他に、しっかりと鍵をかけることやご紹介したような方法で家のセキュリティを強化していきましょう!

では賃貸などでも活用できる後付けできる補助錠についてもさらに詳しくご紹介しますね。

後付けできる補助錠とは?

後付けできる補助錠を解説!

玄関の防犯対策として、鍵の交換意外にも補助錠を追加することも重要でした。

そんな補助錠には後付けできるタイプがあるのでここでは後付けできる補助錠についてご紹介しますね。

通常、後付けできる補助錠には工事不要なものも多いので専門の業者を雇わずに自分で設置できることが多いですよ。

後付けできる補助錠にはさまざまな種類があります。

スライドボルト

スライドボルトは、玄関ドアのセキュリティを向上させるための錠前装置で一般的に内部側から施錠することができ、ボルトをスライドさせて取り外すことができます。

チェーン

ドアチェーンは、ドアの内部に取り付けられた金属製のチェーンで、ドアを一部開けたまま外部とコミュニケーションを取ることができます

ドアチェーンは訪問者や配達員との安全な対話を可能にすると共に、不審者からの不正侵入を防ぎますよ。

デッドボルト

デッドボルトは、鍵を使用して施錠する際にボルトが完全に飛び出す非常に強力な錠前装置で、通常、四角い金属のボルトが使用されます。

デッドボルトは主要なセキュリティ機構として使用されており、特に外部からの強制的な侵入を防ぐのに役立ちます。

これらの後付けできる補助錠は、不正侵入者が玄関ドアを容易に開けることを難しくし、防犯性を高めてくれます。

また多くの場合、外部からは不可視で侵入者に気付かれずに施錠できますよ。

補助錠を選ぶ時はドアのタイプやサイズに合ったものを選ぶ必要がありますが、適切に設置することで、家の安全性を向上させることができますよ!

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参考記事

◆鍵専門店の鍵猿の口コミや利用前の注意点などを『鍵猿|評判や口コミから利用前に知っておきたいことを分析!』で詳しく解説しています。

玄関の防犯|鍵の違いでリスクも大きく変わるのか徹底解説!のまとめ

この記事では、玄関の鍵について防犯性の高い鍵や低い鍵について、またどうすれば玄関の防犯性を高められるのか?後付けできる補助錠にはどんなものがあるのかご紹介しました。

防犯性の低い鍵には以下に挙げられる要因が関連していました。

1.単純な鍵の形状
2.古い鍵と錠前
3.共通の鍵
4.ワンドア・ワンロック

そして、反対に防犯性の高い鍵の種類には、①ディンプルキー、②電子キー錠、③スマートロックなどがありましたよ。

また鍵の交換以外の玄関の防犯対策については以下の項目をご紹介しました。

<玄関の防犯性を高めるために>
①補助錠の取り付け
②サムターンカバーやドアポストカバー
③防犯カメラの設置
④照明の設置
⑤ガラスの補強
⑥セキュリティシステムの導入

補助錠については、後からでも自分で取り付けが可能な補助錠(スライドボルト、チェーン、デッドボルト)などもありますよ。

玄関は侵入者にとっても侵入口として重要な箇所です、しっかりと防犯意識を高め鍵から防犯対策を施していきましょう!