電子錠を利用すると防犯性が向上したり、鍵を持ち歩く必要がなく利便性も向上する一方、電池交換の問題や機器の不具合によるトラブルも起こる可能性があります。
電子錠の電池交換の頻度や、もし開かなくなったり閉まらなくなったらどうすればいいんだろう?
この記事では、電子錠(デジタルロック)の電池交換の頻度や方法について、また鍵が勝手に開く時や鍵が反応しない・玄関が開かない時、閉まらない時などの一般的なトラブルの対処法についてご紹介しています。
電子錠を使っていると起こる可能性のあるトラブルについて参考にしてみてくださいね。
▲電子錠とはどんな鍵なのか?メリットやデメリットなど詳しくご紹介!
電子錠(デジタルロック)の電池交換の頻度や方法は?
自宅やオフィスの玄関の鍵の防犯性を高めるために電子錠(デジタルロック)を利用している場合、利便性が向上する一方、電池寿命という問題から解錠ができなくなるという可能性があります。
ここではそんな電池寿命によるトラブルを回避するために電池交換の頻度や電池交換の方法についてご紹介しますね。
電池交換の頻度は?
電子錠の電池寿命は通常1年から2年と言われています。
しかし、実際の電子錠の使用頻度や環境条件により異なる可能性がありますよ。
特に寒冷地では電池寿命が短くなることがあるので注意が必要です。
電池交換の方法は?
電子錠本体の電池を交換する場合、一般的には単三形のアルカリ乾電池が使用されます。
一部の製品では、寒冷地用に単三リチウム乾電池が推奨されることもありますよ。
電子錠本体の電池交換の手順としては、ドアに取り付けられた電子錠の電池カバーを開けるためのネジやクリップを外します。
極性に注意して、古い電池を新しい電池に交換します。
電池カバーを元の位置に戻し、取り付けたネジやクリップで固定します。
また、リモコンキーなどを利用している場合は、リモコンキー側の電池交換も必要になります。
電池交換の頻度としては1年~2年に1回くらいですが、寿命が来る前に交換するよう意識をしておきましょう!
では次に、電子錠が勝手に開く時はどうすればいいのか?トラブル時の対処法についてご紹介しますね。
電子錠(デジタルロック)が勝手に開く時のトラブル対処法は?
電子錠(デジタルロック)は防犯性や利便性が高い一方、電池交換の必要性があったりその他のトラブルが起こる可能性もあります。
ここではそんな電子錠が勝手に開く場合の対処法についてご紹介しますね。
電子錠が勝手に開くトラブルには複数の原因が考えられますが、以下に一般的な対処法をまとめました。
1.リモコンキーの不具合
電子錠が勝手に開く時はリモコンキーのボタンが誤って押されたり、不具合がある場合があります。
まず電子錠のリモコンキーを確認し、必要に応じて新しい電池に交換してみてください。
2.他の電子機器の影響
周囲の電子機器や無線信号が電子錠に影響を与えている可能性があります。
近くにある電子機器を一時的にオフにして、問題が解消されるか確認してみてください。
3.システムの再設定
電子錠が不安定な場合、製品によってはシステムを初期化・再設定することでトラブルが解消されることがありますよ。
製品の取扱説明書を確認し、再設定の手順を試してみてください。
4.専門家への相談
問題が解決しない場合や電子錠自体に不具合がある場合は、製造元や専門のサービスセンターに連絡して専門家に相談することが重要です。
製品保証がある場合はそれを利用することも考慮してください。
電子錠が勝手に開く時の一般的な対処法として挙げましたが、具体的な製品や状況によって異なる可能性がありますよ。
では次に電子錠が反応しなかったり、玄関が全然開かない場合のトラブルにはどう対処すればいいのでしょうか?
電子錠(デジタルロック)が反応しない・玄関が開かない時のトラブル対処法は?
ここでは電子錠(デジタルロック)が反応しない時や玄関が開かない際のトラブルが起こった時の一般的な対処法についてご紹介しますね。
1.リモコンキーの確認
リモコンを使用する電子錠の場合、リモコンキーの電池が切れていないか確認しましょう。
必要があれば新しい電池に交換してみてください。
2.リモコンキーの操作範囲
リモコンを使用する電子錠の場合、リモコンキーの操作範囲内にいることを確認してください。
範囲外からの操作は鍵が反応しない可能性があります。
3.電子錠本体の電池の確認
電子錠本体側の電池が切れていないか、電池残量について確認しておきましょう。
4.非常用の鍵の使用
電子錠には非常用の物理的な鍵が備わっている場合があります。
取扱説明書を確認し、非常時に使用できる鍵があれば試してみてください。
5.他の電子機器の影響
周囲の電子機器や無線信号が電子錠に影響を与えている可能性があります。
周りの機器を一時的にオフにしてみてください。
6.システムの再設定
電子錠のシステムを初期化・再設定することでトラブルが解消されることがあります。
取扱説明書を確認し、再設定の手順を試してみましょう。
7.メーカーまたはサービスセンターへの連絡
問題が解決しない場合や電子錠自体に不具合がある場合は、製造元や専門のサービスセンターに連絡し、専門家に相談してください。
電子錠が反応しない時や玄関が開かない時の対処法をあげていますが、具体的な製品や状況によって異なる可能性がありますよ。
では次に、電子錠が閉まらない時はどうすればいいのでしょうか対処法についてご紹介しますね。
電子錠(デジタルロック)が閉まらない時のトラブル対処法は?
ここでは電子錠(デジタルロック)が閉まらないというトラブルが起こった時の一般的な対処法についてご紹介しますね。
1.電池の確認
電子錠は電池で動作することが一般的です。
電子錠の電池が切れていないか確認し、必要に応じて新しい電池に交換してみてください。
2.操作範囲の確認
電子錠のリモコンやカードの操作範囲内にいるか確認してください。
操作範囲外では正常に反応しないことがありますよ。
3.電子部品の確認
電子部品に異常がないか確認しましょう。
経年劣化や故障が原因である可能性もありますよ。
4.再設定
取扱説明書に従って、電子錠のシステムを再設定してみてください。
不具合がソフトウェア的なものであれば、再設定で解決することがありますよ。
5.管理者への連絡
マンションや賃貸物件の場合は、管理者や管理会社に問い合わせて専門家による診断と修理を依頼してください。
個人宅の電子錠の場合は、製造元や専門のサービスセンターに連絡して専門家に相談してみてくださいね。
このように電子錠における様々なトラブルへの対処法についてご紹介しましたが、問題が解決しない場合は取扱説明書やメーカーのサポートを参照し、必要に応じて専門家に相談してみてくださいね。
\鍵のことなら『鍵猿』へ/
トラブルや不具合が生じた時は専門家に相談してみてくださいね。
◆鍵専門店の鍵猿の評判や利用前の注意点など『鍵猿|評判や口コミから利用前に知っておきたいことを分析!』で詳しくご紹介しています。
鍵の防犯|電子錠の電池交換やトラブル時の対処法を解説!のまとめ
この記事では、電子錠(デジタルロック)の電池交換の頻度や方法、また鍵が勝手に開く時や反応しない・玄関が開かない時、閉まらない時などのトラブルの対処法をご紹介しました。
電子錠の電池寿命は約1年から2年となっており、電池寿命が来ると解錠が出来なくなるなど不具合が起こるため電池交換をする必要がありますよ。
電子錠本体側の電池交換の他に、リモコンキーなどを使用している場合はリモコンキー側の電池交換も必要です。
また電子錠の鍵が勝手に開く時や鍵が反応しない・玄関が開かない時、閉まらない時などのトラブルについてはそれぞれ機器の不具合や周辺機器の影響、電池残量やシステムエラーなどを確認する必要があります。
また取扱説明書などを参考にしてもトラブルが解決しない場合、製造元や専門のサービスセンターに連絡し専門家に相談することも大切です。
便利な反面トラブルが起こると鍵が開かない・閉まらないなど大変なことになるので、事前にリスクを軽減できるよう電池残量や相談先を確認しておきましょうね!