大切なバイクを盗難から守るためにどんな防犯対策が必要なのでしょうか?
チェーンロックで防犯対策としては足りるのかな?他に必要なことがあれば教えて欲しいな。
この記事では、バイクを盗難から守るために大切な防犯対策の基本について、また盗難やいたずらを防止するための防犯グッズ、さらにバイクの防犯対策にチェーンロックは効果があるのか?選び方やおすすめの盗難防止の最強チェーンをご紹介しています。
大切な愛車を守るために、この記事を参考に効果的な防犯対策を行ってくださいね!
バイクの防犯対策の基本は?
バイクの盗難は道路や駐輪場に置いているバイクだけでなく、一戸建住宅やマンション・アパートの敷地内の駐輪場に置いているバイクもよく盗まれています。
その盗難被害に遭ったバイクの多くは、盗難防止装置(イモビライザーやU字ロックなど)が取り付けられていない状態であったと警視庁からも報告があがっています。
そこで、バイクの盗難に対しどのような防犯対策をするといいのか?ここでは基本的なバイクの防犯対策についてご紹介しますね。
<バイクの基本的な防犯対策>
①バイクカバーを利用して目立たなくする
②バイクを駐車する場所を選ぶ
③ハンドルロックや補助錠などセキュリティ対策をする
④二輪車防犯登録をしておく
それではそれぞれのバイクの防犯対策について解説していきますね。
①バイクカバーを利用して目立たなくする
バイクの防犯対策の基本として、バイクカバーの利用が挙げられます。
カバーをかけることでバイクを目立たなくすることができ、目立たない場所に停める際や長期駐車する場合に有効です。
またカバーをかけることで盗難者がバイクを識別しにくくなったり、カバーを外す手間や時間がかかるため、盗難のリスクが下がりますよ。
このようにバイクカバーは、バイクを外部の目に触れにくくし、盗難やいたずらから守る効果があります。
その他にカバーを利用することで外部からの雨やほこり、紫外線などの影響からバイクを保護し、バイクの外観やパーツの劣化を防ぎます。
バイクカバーを選ぶ際には、耐久性や防水性、UVカット効果などの特性を考慮し、バイクのサイズや使用環境に合った適切なカバーを選ぶことが重要です。
その際、カバーをしっかりと固定し風で飛ばされないようにすることも大切ですよ。
②バイクを駐車する場所を選ぶ
バイクの防犯対策には、駐車する場所を選ぶことも重要です。
常にバイクを駐車しておく場合は、人目につきにくい場所を選んだり、バイク専用の駐輪場やガレージなど、盗難防止対策が整った場所に駐車することが安全です。
短時間バイクを停めておく場合、人通りの多い場所や明るい場所に駐車することが望ましいです。
可能であれば、防犯カメラの設置された場所に駐車することで、盗難の防止につながりますよ。
また駐車場の周辺環境を確認し、治安の良い場所を選ぶことも重要ですよ。
③ハンドルロックや補助錠などセキュリティ対策をする
バイクのハンドルロックや補助錠の利用も盗難防止の重要な手段です。
以下に、ハンドルロックや一般的な補助錠の種類とその利用方法を解説しますね。
1.ハンドルロック
ハンドルロックを使うと鍵がない状態ではハンドルが動かなくなるため、盗難時にバイクを移動するのが難しくなります。
ただしバイクのハンドルロックの方法は種類によって違うため、取り扱い説明書を確認しておく必要がありますよ。
2.U字ロック
U字ロックは、バイクのホイールに固定しタイヤの回転を防いで盗難を予防します。
U字ロックの素材は頑丈であることが多いため切断がされにくいというメリットがある反面、バイクの本体を持ち上げられて盗難される場合は防犯効果がなくなってしまいます。
3.チェーンロック
チェーンロックはホイールと固定された物体(ポール、フレーム、フェンスなど)を結びつけ、盗難を防ぎます。
チェーンの種類よっては簡単に切断されるリスクもあるため、高強度のチェーンを利用することが重要ですよ。
4.ディスクロック
ディスクロックはブレーキディスクに取り付けられ、バイクの移動を防ぎます。
ディスクロックを解除するために特殊なキーが必要であり防犯性が高いです。
しかし、バイク本体を持ち上げて運ばれるというリスクがあるので軽量のバイクはその他の防犯対策も組み合わせる必要がありますよ。
5.アラーム・イモビライザー
アラームやイモビライザーもバイクの盗難防止に有効な装置です。
アラームは不正な解錠や振動を感知すると大音量で警報を発し、盗難を防止します。
またイモビライザーは正しいキーが使用されていない場合、エンジンの始動を制御し盗難を防ぎます。
このようなアラームとイモビライザーを併用することで、バイクのセキュリティをさらに向上させることができます。
6.地球ロック
地球ロックはバイクを地面に固定するため、盗難者は通常の手段では簡単にバイクを盗むことができません。
ただし地球ロックを使用する際は、バイクを固定する地面や物体が頑丈であることを確認する必要があります。
また、地球ロックの設置に際しアンカーを地面に打ち付ける必要がある製品もあり、設置する場所や方法には注意が必要です。
⑤二輪車防犯登録をしておく
バイクの防犯登録は、所有者の身元確認や盗難時の追跡を容易にするための重要な手続きです。
二輪車防犯登録は盗難時に警察が迅速に所有者を特定し、バイクを返還する目的のために行われ、盗難予防の効果も期待されますよ。
防犯登録済みのバイクが盗難された場合、所有者の特定が容易になるだけでなく、防犯登録されたバイクは盗難時に再販される可能性が低くなります。
バイクの二輪車防犯登録は盗難時の被害を最小限に抑えるだけでなく、防犯意識の高い所有者にとっても重要な対策です。
大切なバイクを盗難から守るためにはご紹介したような基本的な防犯対策の実施が重要ですよ!
基本的な対策以外にバイクの盗難防止やいたずら予防に効果のあるグッズには何があるんだろう?
バイクの盗難防止・いたずら防止対策に使えるグッズ
バイクの基本的な防犯対策と共に、盗難防止やいたずら防止に効果のある防犯グッズについてもご紹介しますね。
1.バイクアラーム
バイクアラームは、バイクが動かされると音や光で警告するアラームです。
取り付けられたセンサーが振動や傾きを検知し、盗難やいたずらからバイクを守ってくれますよ。アラームの音量や感度は調整可能な製品も多いです。
2.GPSトラッカー
GPSトラッカーはバイクに取り付けられ、リアルタイムで位置情報を送信するトラッキングデバイスです。
万が一バイクが盗まれた場合でも、GPSトラッカーがあれば場所を特定できます。取り付けや設定は専用アプリやウェブサイトを通じて行います。
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3.バイクカバー
バイクカバーは防犯対策の1つでもありいたずら防止にも有効なグッズの1つです。
バイクカバーによって目立たない場所に駐車しているバイクを視界から隠し、盗難やいたずらのターゲットにされにくくします。
カバーをかけることで、カバーを外す手間や時間が増えるため、盗難やいたずらを躊躇させる効果がありますよ。
4.ホイールロック
U字ロックやチェーンロックなどホイールをロックする装置で、バイクが移動できないようにします。
一部のロックにはアラームも搭載されており、盗難時には警告音を発生させることもできます。
これらのグッズを組み合わせることで、バイクの盗難やいたずらからの保護を強化できますよ。
では次に、バイクのホイールをロックするチェーンロックについてどのくらい防犯効果は期待できるのかメリットやデメリットなどさらに詳しくご紹介しますね。
バイクの防犯対策にチェーンロックは効果あるの?
チェーンロックはバイクの防犯対策に効果的な手段の1つです。
チェーンロックのメリットとしては柔軟性があり、異なる形状やサイズのバイクにも適応可能で、固定物に簡単に取り付けることができます。
またチェーンロックは、ハンドルロックやアラームシステムなど他の防犯対策と組み合わせることで、バイクの盗難リスクをさらに低減することが可能ですよ。
しかし、チェーンロックのデメリットとして一般的に他のロックに比べて重量があり、かさばるためやりすぎると運搬が煩雑になる傾向があります。
そして、重量や金銭的な理由から細くて安いチェーンを利用してしまうと簡単に工具を使って切断されるリスクがあり防犯としては効果がありません。
チェーンロックは使い勝手が良く汎用性が高い反面、しっかりとした製品を選ばないと高い防犯効果は期待できませんよ。
では次に、バイクの盗難防止に役立つチェーンロックの選び方についてもご紹介しますね。
バイクの防犯に使えるチェーンロックの選び方は?
バイクの盗難防止に幅広く使われているチェーンロックですが、防犯効果を高めるためには適切な選び方が重要です。
ここでは盗難防止に効果のあるチェーンロックの選び方について解説していきますね。
1.チェーンロックの長さと太さ
チェーンロックを選ぶ際、長さと太さは重要な要素です。
まずチェーンロックの長さは、バイクを固定する際に十分な余裕を持つことが重要です。
最低でもバイクのフレームと車輪、そして固定物を同時に繋げられる長さが必要で、これによりバイクが盗難からしっかりと守られますよ。
そして太いチェーンは切断が難しく、盗難を防ぐ効果が高まります。
チェーンの太さが10mm以上あればしっかりと盗難防止効果が期待でますが、太すぎるチェーンは重くなりがちですので適切なバランスを見つける必要がありますよ。
2.鍵のセキュリティ
チェーンロックの鍵の種類やセキュリティも重要です。
高品質で複雑な鍵システムを採用しているチェーンロックを選ぶことで、盗難リスクを低減できます。
3.取り扱いのしやすさ
チェーンロックは取り扱いが簡単であることも重要です。
操作が複雑だと使い勝手が悪くなり、短時間の駐車だとロックをかけることが億劫になってしまいますので使いやすさも考慮しましょう。
4.防水性や耐久性
長期間屋外に置かれるバイクのために、防水性のあるチェーンロックを選ぶことが重要です。錆びにくく、耐久性があるものを選びましょう。
以上のポイントを考慮して、自身のバイクや使用環境に最適なチェーンロックを選ぶことが大切ですよ。
では次に、バイクの盗難防止におすすめの最強と言われるチェーンロックもご紹介しますね。
バイクの防犯におすすめのチェーンロックを紹介!
ここでは、バイクの盗難防止におすすめのチェーンロックについてご紹介していきますね。
デイトナ(Daytona)のストロンガーチェーンロック
このデイトナのストロンガーチェーンロックは、42mm幅と直径12mmの極太チェーンになっており、スチール合金製でもあるためノコギリやカッター、ハンマーなどからの破損を防いでくれます。
ピッキングにも強い6ディスクシリンダーキーを採用されており、ロック本体はディスクロックとして使うこともできますよ。
鍵3本のうち1本はLEDライト付きなので、暗闇でも鍵穴を見つけることができます。
チェーンの長さも2.0m~6.0mまでの幅広くラインナップされていますよ。
キタコ(KITACO)のウルトラロボットアームロック
このキタコのウルトラロボットアームロックは、多関節のロボットアームのようなチェーンロックになっています。
ロボットアームには特殊な合金鋼使用の上、強化ナイロン製の保護カバーがついて頑丈な作りになっていますよ。
また軍事施設などにも採用されるほどピッキングに強いフィンランドのABLOY社製のキーを採用しています。
全長1450mmからありますが、重量が6.0kgとやや重いという点に注意が必要です。
Homwarmのバイクロック
Homwarmのチェーンロックはワイヤー10mm、直径22mmの厚さと120㎝の長さがありしっかりとバイクを盗難から守ります。
銅製のシリンダーとキーからなり、複製がされにくく、摩耗防止や内臓式の防塵シャッターにより使用寿命を延ばしますよ。
また基本的なセキュリティを持ちながら価格が安めであるという点が導入しやすいかと思います。
個人的には値段が安いので、他の防犯グッズと組み合わせて利用しても良いなと思えるよね。
ここではおすすめのバイクのチェーンロックをご紹介しましたが、どんな点を重視するのかご自身の愛車に合った商品を選んでみてくださいね!
バイクの防犯|チェーンで盗難防止はできるのか最強の対策は?のまとめ
この記事では、バイクの基本的な防犯対策について、また盗難やいたずら防止の防犯グッズ、さらにバイクの防犯対策にチェーンロックは効果があるのか選び方やおすすめの商品をご紹介しました。
バイクの基本的な防犯対策としては、以下のことが挙げられました。
①バイクカバーを利用して目立たなくする
②バイクを駐車する場所を選ぶ
③ハンドルロックや補助錠などセキュリティ対策をする
④二輪車防犯登録をしておく
そして、バイクの盗難やいたずらを防止するためにはバイクアラームやGPSトラッカーも役に立つアイテムですよ。
またバイクの盗難に対してチェーンロックは効果がある一方、チェーンの太さや長さ、鍵のセキュリティ面に配慮して選ぶ必要があります。
バイクのチェーンロックには様々な商品がありますが、信頼性のある商品でバイクや使う環境に合うものを選ぶようにしてみてくださいね。
チェーンロックも防犯対策に有効ですが、1つだけでなく他の防犯対策と組み合わせて愛車を盗難者からしっかりと守っていきましょう!