窓にカーテンがあると空き巣などの侵入に対して効果は高いのでしょうか?
カーテンは日差しを遮るためにつけているけど、防犯対策としても有効なのかしら?
この記事では、窓のカーテンは防犯対策として有効なのかメリットについて、またどんなカーテンを選ぶと良いのか、さらに日常生活や長期不在時にカーテンは開けるのか閉めるのかその使い方についてご紹介しています。
インテリアだけでなく防犯対策としても有効なカーテンをしっかりと活用してくださいね!
▲侵入されやすい窓の特徴や窓に必要な防犯対策を徹底的に解説!
カーテンは防犯対策になる?カーテンのメリットとは?
窓にカーテンを取り付けることで、日差しを避けたり寒さを和らげたり、また火が燃え移りにくい防災用のカーテンなどもありますが、防犯対策としても活用できるのでしょうか?
ここでは、窓に取り付けられたカーテンが持つ防犯上のメリットを解説していきますね。
<カーテンのメリット>
①プライバシー保護と視線を遮る効果
②不審者の目を引かない
③貴重品や家財を目立たなくする
④緊急時の遮光効果
⑤防犯用のカーテンもある
ではカーテンのメリットについてそれぞれ解説していきますね。
①プライバシー保護と視線を遮る効果
窓のカーテンは、家の内部を外部から見えにくくしプライバシーを守るのに役立ちます。
特に夜間や暗い時間帯に室内の明かりを外部に漏らさないようにすることで、家の内部を見られるリスクを低減しますよ。
②不審者の目を引かない
窓のカーテンが閉じられている状態だと家の中を見られず、不審者の注意を引きにくくします。
カーテンを他のセキュリティ対策と組み合わせて使用することで、侵入者の侵入意欲を減退させる役割がありますよ。
③貴重品や家財を目立たなくする
窓のカーテンは室内の貴重品や家財を外部から見えにくくし、目立たなくする役割を果たします。
不審者や通行人の興味を引きにくくすることで、防犯効果を高めます。
④緊急時の遮光効果
災害時や緊急時にカーテンを閉めることで、外部の視界を遮断し、家族の安全確保やプライバシー保護に役立ちます。
⑤防犯用のカーテンもある
防犯用のカーテンは切り裂きや切り込みに対して強固な素材で作られているため、侵入を防ぐ防犯対策として有効です。
カーテンは侵入を完全に防ぐための唯一の手段ではありませんが、家のプライバシーやセキュリティを強化する上で重要な役割を果たしますよ。
このようにカーテンを付けると窓の外からの視線を遮り、プライバシーを保護したり不審者が侵入することをためらう要因となります。
では、そんな防犯に適したカーテンはどんな種類があるのでしょうか?
次に、防犯にも効果のあるカーテンの選び方についてご紹介しますね。
防犯に強い!カーテンの選び方は?
窓にカーテンを取り付けることで防犯対策の役割も期待できますが、そのためには適したカーテンを選ぶことも重要です。
ここでは、空き巣などの侵入を防ぐのに適したカーテンの選び方についてご紹介しますね。
1.耐久性の高い素材・重厚なカーテンを選ぶ
防犯対策としても活用する場合のカーテンは、耐久性の高い素材で作られており、切り裂きや切り込みに対して強い性質を持ったものを選ぶと良いですよ。
また厚手で重たい生地のカーテンは、切り裂かれにくいだけでなく内部も見えにくいため、空き巣にとって侵入が難しい障壁になります。
2.プライバシーが保護できるレースカーテンを選ぶ
レースカーテンの中にはミラーレースカーテンと呼ばれる透明感がありながらも外からの視線を遮ることができるタイプもあります。
ミラーレースカーテンは光を柔らかく拡散させ、部屋に明るさと軽やかな雰囲気をもたらすのが特徴で、プライバシーを守るのに有効です。
3.遮光性のあるドレープカーテンを選ぶ
厚手生地のドレープカーテンの中には、遮光カーテンもあります。
遮光カーテンは明かりを遮断するため内部の視界を外部に漏らしにくい特性があり、窓からの内部の見えにくさを確保するのに役立ちますよ。
4.女性の一人暮らしはカーテンの色も注意する
女性の一人暮らしの場合、カーテンの色やレースの透け具合などにも注意が必要です。
あまりに女性の好む色で統一すると、外部の人から女性が住んでいることがバレてしまいます。
また明るく透けやすい素材のカーテンは夜間に内部の状況が外に漏れてしまうため、色味や生地の厚さなどにも注意して選びましょう。
5.ブラインドの利用も検討する
カーテンだけでなく金属製のブラインドやアルミニウム製のブラインドは、強靭で切り裂かれにくく、窓を隠す効果があります。
またブラインドは操作性が高く、プライバシーを確保できる点もメリットですよ。
これらのカーテンは、空き巣対策として有効であると考えられますが、カーテン単体ではなく他のセキュリティ対策と組み合わせて利用することで、より効果的な空き巣対策を実現できますよ。
では次に、日常生活上でカーテンは開ける方がいいのか閉める方がいいのか、安全に生活する上でのカーテンの使い方についてご紹介しますね。
カーテンは開ける?閉める?日常の使い方を紹介!
窓に取り付けるカーテンには、レースカーテンや厚手のドレープカーテンなど種類がありますが、どんな時に開けたり閉めたりするといいのでしょうか?
日中と夜間でカーテンの使い方は異なるため、ここでは、防犯上の観点から日常生活のそれぞれの時間帯でのおすすめのカーテンの使い方をご紹介しますね。
日中のカーテンの使い方
1.光を取り入れる
日中は、厚手のドレープカーテンを開けて自然光をたくさん取り入れることが重要です。
明るい日差しが部屋を明るくし、開放感を与えますよ。
2.プライバシーと日差し調整
ドレープカーテンを開けておく場合、外部からの視線を気にせず日差しの強さを調整するために、レースカーテンや軽めのカーテンを使用することで、光を取り入れつつプライバシーを保つことができます。
基本的に日中はレースカーテンを利用して、光は取り入れるけど中が見えないようにすると防犯上も安心ね。
夜間のカーテンの使い方
1.プライバシーの確保
夜間は室内で明かりを使うとレースカーテンだけでは外部から室内が丸見えになるため、ドレープカーテンのような厚手生地のカーテンもしっかりと閉めることが一般的です。
外部からの視線や街灯などの光を遮り、プライバシーを確保するために夜間はカーテンを閉めておきましょう。
時々夜間もレースカーテンだけで過ごしている人がいますが、室内の明かりで姿が丸見えになるので、気を付けてくださいね!
このように日中と夜間では、光の取り入れ方やプライバシーの確保のためにカーテンの使い方が変わってきますよ。
では長期不在をする場合、防犯上カーテンは開けておく方が良いのか?閉めておく方がいいのか?どうすればいいのでしょうか?
長期不在時のカーテンの使い方は?
長期不在をする場合、カーテンを開けるか閉めるかは状況や個々の好みによって異なります。
そこで絶対にこうすれば安全と言えるものはありませんが、一般的に考慮するべき点についてご紹介しますね。
1.カーテンは開けたまま、またはレースカーテンのみ閉める場合
長期不在中にカーテンを開けておいたりレースカーテンにしている場合は、自然光が部屋に入り、湿気やカビの発生を抑える効果があります。
また、カーテンが開いていることで長期間空き家ではないように見せることができ、防犯上有効な手段とされること場合がありますよ。
2.しっかりとカーテンを閉める場合
しっかりとカーテンを閉める(ドレープカーテンも閉める)ことで、部屋の内部が外部から見えづらくなり、プライバシーを保つことができます。
またカーテンが閉めた状態では家の内部が見えにくくなり、侵入者が部屋の中を窺うのを防ぐ効果もあります。
ただし、カーテンを閉めたままにして長期不在する場合のデメリットは、日中もカーテンが閉まっていることの違和感から反対に留守がバレてしまう可能性が高いという点です。
結論として、長期不在中にカーテンをずっと閉めておくというのは反対に留守と悟られる場合があるため、ドレープカーテンは開けておき、レースカーテンのみ閉めておくなどの対応の方が自然であるとも言われていますよ。
しかし長期不在時のカーテンの開け閉めは、家の状況や個々の安全性、プライバシー、家具の保護などを考慮して決める必要があります。
地域の防犯状況や自宅の構造、個人の好みによっても判断は異なるため、信頼できる隣人や家族に依頼して家の見守りをお願いすることも検討してみてくださいね。
カーテンだけでは安心・安全な防犯対策となりません。
その他の防犯対策と組み合わせてしっかりとセキュリティを高めておきましょう!
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窓の防犯|カーテンの使い方で空き巣から家を守る方法を解説!のまとめ
この記事では、窓のカーテンは防犯対策として有効なのかメリットやどんなカーテンを選ぶと良いのか、また日常生活や長期不在時にカーテンは開けるのか閉めるのか使い方についてご紹介しました。
カーテンを窓に取り付けることで以下のメリットが期待されますよ。
①プライバシー保護と視線を遮る効果
②不審者の目を引かない
③貴重品や家財を目立たなくする
④緊急時の遮光効果
⑤防犯用のカーテンもある
そして防犯性能を考慮したカーテンの選び方としては、耐久性の高い素材や重厚なカーテンを選ぶことや、プライバシーが保護できるミラーレースカーテンなどを選ぶこと、遮光性のあるドレープカーテンを選ぶこと、ブラインドを利用することなどをご紹介しました。
また女性の一人暮らしの場合は、女性の一人暮らしとバレないようにカーテンの色や透けにくい素材にするなども重要な点ですよ。
またカーテンの使い方としては、日中はレースカーテンを利用して中が見えない状態で光を取り入れる工夫をし、夜間はしっかりとドレープカーテンを閉めてプライバシーを確保することが大切です。
さらに長期不在時には留守とバレないようにレースカーテンだけ閉めて、ドレープカーテンを開けておくなどの方法もご紹介しましたよ。
カーテンの開け閉めに関しては、個々の住宅環境や事情でも変わるので絶対に安全な方法はありませんが、その他の防犯対策と組み合わせることでセキュリティを向上させることはできますよ!