防犯対策にはロボットも活用されてきていますが、警備ロボットや家庭用のロボットなどどんな種類や機能があるのでしょうか?

防犯ロボットってまだ馴染みがないけど、価格も気になるよね?
この記事では、防犯ロボットについてどんな種類があり、警備ロボットや家庭用のロボットのそれぞれの機能や価格についてご紹介しますね。
防犯ロボットにはどんな種類があるの?

まず「防犯ロボット」や「警備ロボット」は、人々や財産を守るための自律的なセキュリティシステムで、監視、巡回、異常検知、緊急対応などを行います。
そんな防犯ロボットには、遠隔操作ができる「遠隔操作型」のロボットや自律した機能を持つ「自律型」のロボットなどの種類がありますよ。
一般的に防犯ロボットと言うと、労働力不足や警備員の負担の軽減、また警備の質を向上させるために「警備ロボット」を導入している企業などが多いかと思います。
しかし、最近では「家庭用のロボット」もあり高齢者や小さなお子さんの見守りや家の防犯としても利用されていますよ。

最近では色々な場面でロボットを見かけるけど、ロボットがちゃんと防犯や警備をしてくれるのかな?
では次に、警備ロボットにはどんな機能があるのかご紹介していきますね。
防犯ロボット|警備用の機能は何がある?

まず企業に導入されている警備ロボットにはどんな機能があるのでしょうか?

現在警備ロボットとして多くのロボットが開発されていますので一般的に共通する機能について解説していきます!
- 監視機能
- 巡回機能
- 異常検知機能
- 緊急時対応機能
- 音声案内・情報提供機能
警備ロボットの機能についてそれぞれ解説しますね。
①監視機能
まず、警備ロボットには監視機能があり、監視カメラやセンサーを使用して環境を監視し、不審な活動や異常を検知します。
②巡回機能
警備ロボットの持つ巡回機能は、指定された経路を自動的に移動し、警戒エリア内をパトロールします。
③異常検知機能
また、警備ロボットの異常検知機能では、煙や火災、ガス漏れなどの異常を感知し、早期警報を発します。
さらに、顔認識技術や行動分析を用いて不審者を検知する機能も持つ警備ロボットありますよ。
④緊急時対応機能
一部の警備ロボットには、警報装置や非常ボタンを備え、緊急時には即座に対応することができます。
⑤音声案内・情報提供機能
さらに、一部の最新モデルでは音声案内や情報提供機能があり、人々に対して案内や支援を行うこともあります。
警備ロボットの持つこれらの機能は、人手不足や効率化のために警備業務をサポートし、安全な環境を確保するために活用されていますよ。

機能やメーカーによっても違うと思うけど、警備ロボットの価格はいくらくらいするのかしら?
警備ロボットの価格はいくら?
警備ロボットの価格は、機種や機能、仕様によって異なるので、一般的な価格帯としておよそ百万円から数千万円に及ぶことがありますよ。

ここでは例としてセコムの「cocobo(ココボ)」とALSOK(アルソック)の「REBORG‐Z(リボーグゼット)」の警備ロボットの価格をご紹介しますね。
セコムの警備ロボット「cocobo(ココボ)」は、AIや5Gなどを利用しており、常駐警備員の代わりに巡回警備や点検業務が行えるセキュリティロボットになっています。
自律走行はもちろん、画像や音声の伝送・記録、案内や注意喚起機能、様々な検知機能の他不審者への警告や威嚇までもできる機能を持っていますよ。
セコムのcocoboは、レンタル方式になっており本体は月330,000円(税込)、その他に充電台66,000円(税込)、監視卓33,000円(税込)、オプション料金があります。
また、ALSOK(アルソック)の「REBORG‐Z(リボーグゼット)」という警備・案内ロボットは、標準工事費込みで1200万円(税抜き)という情報もありました。
(※アルソックの警備ロボットの価格の詳細はあまり出ていませんがおそらく買取価格)

警備ロボットは企業や産業向けで、いろいろな機能が搭載されているから価格は高くなっているんだね。

じゃあ一般家庭用のロボットはどんな機能があって何に役に立つのかしら?
では、次に家庭用の防犯ロボットについてご紹介しますね。
防犯ロボット|家庭用の機能は何がある?

次に家庭用の防犯ロボットにはどんな機能があるのか、一般的に共通する機能についてご紹介していきます。
家庭用の防犯ロボットには、以下のような機能が一般的に備わっていますよ。
- 監視カメラ
- 異常検知
- 警報機能
- リモート監視
- パトロール機能
- ビデオ録画
では家庭用防犯ロボットの機能について解説していきますね。
①監視カメラ
防犯ロボットには内蔵されたカメラがあり、家の中や周辺の活動をリアルタイムで監視することができます。
②異常検知
防犯ロボットは、センサーを使用して不審な活動や異常な状況を検知します。
例えば、窓の割れ音やガラスの振動を感知したり、煙や火災を検知したりすることがありますよ。
③警報機能
不正な活動や侵入者を検知した場合、防犯ロボットは警報を発することがあります。
これにより、家の中にいる人々や近隣に注意を喚起することができますよ。
④リモート監視
防犯ロボットにはモバイルアプリやウェブポータルを通じて、遠隔からリアルタイムで監視することができます。
そのため外出中や遠くに住んでいても家の状況を確認することができますよ。
⑤パトロール機能
一部の家庭用防犯ロボットは、指定された経路を自律的に巡回し、監視することができます。
家の周囲や特定のエリアを定期的にパトロールすることでセキュリティを強化しますよ。
⑥ビデオ録画
防犯ロボットは検知された活動や事件をビデオとして記録することができる場合もあり、必要な時には証拠として活用することができますよ。
これらの機能は家庭用防犯ロボットの一般的な機能ですが、製品によってはさらに多機能な設計や追加の機能を備えている場合もあります。

防犯ロボットを選択する時は、自分のニーズや予算に合ったものを選ぶことが重要です。

最近は物騒だから家庭用のロボットも欲しいけど価格はいくらくらいするのかしら?
家庭用の防犯ロボットの価格はいくら?
家庭用の防犯ロボットの価格は機種や機能、メーカーによって異なりますが、一般的な価格帯はおおよそ数十万円から数百万円が一般的なようです。
例えば、2021年9月に発表されたAmazon初の家庭用ロボット「Astro(アストロ)」の価格は約1500米ドル(約20万円)とされていますよ。
また、日本製品の家庭用見守り型ロボット「ユピ坊YR-03」は本体価格が69,300円(税込)となっています。
ユピ坊の場合は、置いておくタイプのロボットでスマホやタブレットなどでの遠隔操作によって見守りや声掛けができる“見守りに特化した防犯ロボット”になっていますよ。
\ユピ坊はコチラから/

家庭用でも機能が増えるとちょっと金額は高くなってしまうわね。

防犯ロボットについてはこれからの開発・発展が期待できるので、家庭用のロボットでももっと手が届きやすい価格帯の物が増えるのではないでしょうか!
防犯|ロボットの種類や役立つ機能を分かりやすく解説!のまとめ
この記事では、防犯ロボットについてどんな種類があり、警備ロボットや家庭用のロボットのそれぞれの機能や価格について調査してご紹介しました。
防犯ロボットには、「遠隔操作型」や「自律型」などの種類があり、さらに企業や産業で導入されている「警備ロボット」や「家庭用のロボット」などがありました。
一般的な警備ロボットの機能には以下のものがありましたよ。
①監視機能
②巡回機能
③異常検知機能
④緊急時対応機能
⑤音声案内・情報提供機能
また一般的な警備ロボットの価格帯はおよそ百万円から数千万円となっています。
一方、一般的な家庭用の防犯ロボットの機能には以下のものがありました。
①監視カメラ
②異常検知
③警報機能
④リモート監視
⑤パトロール機能
⑥ビデオ録画
そして家庭用ロボットの一般的な価格帯はおよそ数十万円から数百万円となっていました。

これからは企業向けだけでなく家庭用の防犯ロボットも増えていきそうで期待が持てるね!