初心者がキャンプをする場合、安全に楽しむためにはどのような防犯対策が必要になるのでしょうか?

キャンプ場ではどんなリスクがあるのかな?防犯対策って必要なんだろうか?
この記事では、キャンプでの防犯上のリスクやその対策方法について、また盗難されやすいものや防犯対策におすすめのグッズをご紹介しています。

就寝時やファミリーキャンプなど状況別にも防犯対策をご紹介しているので、参考にしてくださいね。
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キャンプでも防犯対策は必要?どんなリスクがあるのか?


キャンプブームに乗ってキャンプをしてみたいけど、初心者の場合キャンプの防犯としてどんなことに注意する必要があるんだろうか?
楽しいはずのキャンプにも防犯上のリスクが存在し、キャンプ中のリスクはキャンプ場や野外環境での特有の問題に関連しています。
以下に、キャンプ初心者が注意すべき防犯上のリスクについてご紹介しますね。
1.盗難のリスク
通常キャンプ場では他のキャンパーや訪れる人々が周囲にいます。
そんな中キャンプブームでキャンプ人口が増えたため、キャンプ場での盗難被害が増加していますよ。
一部のキャンプ場ではセキュリティ対策が不十分な場合があり、特に人が少なくなる夜間は盗難の標的になりやすいです。
またテント内やキャンプサイトに貴重品を見える位置に置いてしまうと、通りすがりの人が誘惑されやすくなります。
さらにキャンパーがテントを空けたまま出かけたり、貴重品を放置したまま他の場所に移動したりすると、盗難の機会を与えることになりますよ。
2.テントへの侵入とプライバシー侵害のリスク
一般的なキャンプ用テントは簡単に開けられるファスナーやジッパーを持っており、施錠はできません。
これにより、テントへの侵入が比較的容易に行われる可能性があります。
キャンプ場ではテントが密集している一方で、夜間は暗くなるため、人目につかない場所や照明の少ないエリアでは侵入者が見つかりにくくなりますよ。
そのため貴重品をテント内に置く際は、できるだけ目につかない場所に隠しましょう。
また夜間テント内の明かりをつけると外から中が見えやすくなったり、逆に、外部の光がテント内に漏れると外部から内部を覗かれる可能性があります。
3.野生動物との遭遇リスク
キャンプ場によっては野生動物と遭遇するリスクもあります。
野生動物は食べ物や匂いに引き寄せられることがあるため食品は密封容器に入れ、テントの外に置かないようにし、食事の後は食品の匂いを洗い流しておきましょう。

キャンプ初心者は、やはり盗難被害に対して認識が甘いです。
キャンプで盗難されやすいものなどを把握してしっかりと対策をとっておきましょう!
キャンプで盗難されやすいものは?
キャンプ場で盗難されやすいものには以下のものがありますよ。
①貴重品
手持ちの現金、クレジットカード、貴重なジュエリーや貴金属類、スマホ、カメラなどは盗難の標的になりやすいです。
これらの貴重品はテント内に置かず、常に身につけたり、施錠可能なボックスやポーチに保管するよう心がけましょう。

基本的にはキャンプに必要ないものは持ってこないのが鉄則です!
②キャンプ用具
高価なキャンプ用具やアウトドアギア、特に人気のあるブランド製品は盗まれやすいです。
テント、寝袋、登山靴、料理道具など、高額なアイテムは目立たない場所に保管し、使わないときは施錠したり、周囲のキャンプ仲間と連携して監視し合うと良いですよ。
③食料品
食材や飲料水も盗難の対象となります。
キャンプ場では食料品を密閉容器に入れ、テントの外に置かず、食事後には食品の匂いをきれいに洗い流すことで野生動物や他のキャンパーからの盗難を予防できます。
④衣類
衣類や靴、タオルなどの日常的なアイテムも、特に夜間に盗難の被害に遭うことがあります。
これらの日常的なアイテムもテント内に保管するか、施錠可能な袋に入れておくと安全ですよ。
⑤自転車や乗り物
キャンプ場では自転車やバイク、カヤック、カヌーなどの乗り物も盗まれることがあります。
これらの乗り物は、必要でないときは鍵をかけてしっかり固定すると良いでしょう。

初心者のキャンパーは、特にこれらの貴重品やキャンプ用具の保管に十分な注意を払うことが重要です。
周囲のキャンパーと連携しお互いに監視し合うことで、盗難のリスクを最小限に抑えることができますよ!
では次に、キャンプでの防犯対策について状況別に詳しくご紹介していきますね。
キャンプの防犯対策を紹介!

キャンプでは貴重品だけでなく、キャンプ道具などの盗難に対する防犯対策も重要です。
ここでは、キャンプ中に必要な防犯対策について詳しく解説していきますね。
基本的なキャンプの防犯対策
1.キャンプ場のセキュリティ情報の確認
キャンプ場に到着したらセキュリティや緊急連絡先、キャンプのルールについて情報を確認しましょう。
キャンプ場のスタッフや管理者に質問することで、安全に関する重要な情報を入手できますよ。
2.貴重品の保管
貴重品は常に身に着けておくか、施錠可能なボックスやポーチに保管して常に目にかかる場所に置いておきましょう。
3.キャンプ仲間との連携
キャンプ仲間同士でお互いのキャンプサイトを監視し合い、不審者が近づかないように気を配ることも有効です。
近隣のキャンパーへ挨拶をしたりコミュニケーションを大切にし、お互いに協力して安全を確保しましょう。
キャンプの就寝時の防犯対策
1.内部の明かりの制限
就寝時にはテント内の明かりを控えるか、赤色のライトを使用すると、外部からの視線を遮りやすくなります。
2.テントのチェック
就寝前にテントのジッパーやファスナーがしっかりと閉まっていることを確認しましょう。
また、テント内に入る前に外部を注意深く観察し、不審者が周囲にいないことを確認しておきましょう。

キャンプでは夜間の寝る時にもしっかりと防犯対策を行う必要がありますよ。
夏場で暑くてもテントを開けて寝るのはリスクがあるので注意してくださいね!
ファミリーキャンプの防犯対策
1.子供の監視
子供と一緒にキャンプをする場合は子供から目を離さずに監視し、安全な場所で遊ばせましょう。
また子供が他のキャンパーや野生動物と接触しないように注意を払っておくことも重要ですよ。
2.ファミリーでの連携
ファミリーキャンプでは家族間で連携を図り、お互いに安全を確保することが大切です。
特に夜間や就寝時には家族内での連絡を密に保ち、子供が一人でテントに残る状況は避けましょう。

キャンプ場に来ると開放的になってしまいますが、子供の行動にもしっかりと目を配って危険がないように気を付けてあげてくださいね!
ソロキャンプの防犯対策
1.キャンプ場の選定
ソロキャンプの際(特に女性)は、安全なキャンプ場を選ぶことが重要です。
他のキャンパーやスタッフが常駐している場所を選んで、安心して過ごせる環境を選びましょう。
2.緊急時の対処法の確認
緊急時の連絡先やキャンプ場内の安全施設、医療機関の場所などを事前に調査し、備えておくとソロで行っても安心です。
緊急時の対処法をしっかりと心に留めておくと、安全面での不安を軽減できますよ。

キャンプ中の防犯対策をしっかりと行うことで、安全で快適なキャンプ体験を楽しむことができますよ!
では次に、キャンプの防犯対策におすすめのグッズもご紹介していきますね。
キャンプの防犯対策におすすめのグッズは?

キャンプの防犯対策にはキャンプ場を選ぶことや貴重品の管理などが重要ですが、キャンプ中の防犯対策に活用できる防犯グッズもあるのでご紹介していきますね。
<キャンプの防犯対策におすすめのグッズ>
①テント施錠用の鍵
②防犯ブザー
③センサーライト
④人がいるように見せるラジオや靴
⑤防犯カメラ
それではそれぞれのグッズについて解説していきますね。
①テント施錠用の鍵
テントの出入り口に鍵を取り付けることで、施錠できるためテントを離れる際にも安心できます。
不審者や盗難からテント内の貴重品を守り、プライバシーを確保することができますよ。
鍵を持ち歩くのが手間になるため、ダイヤルロックの鍵を使うと便利です。
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②防犯ブザー
防犯ブザーを貴重品やキャンプ用具に取り付けておくと盗難や侵入の試みの際に大きな音を鳴らして周囲の注意を引きますよ。
防犯ブザーは持ち歩くことでも、緊急時に警告を発する効果的な手段となりますよ。
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③センサーライト
センサーライトは、テントやキャンプサイトの周囲に取り付け周囲の動きを感知すると自動的に点灯するライトです。
夜間に不審者が近づくと明るい光が点灯し侵入者を妨げるだけでなく、周囲のキャンパーにも警告を発することができます。
センサーが搭載されているので省エネで効果的な防犯対策になりますよ。
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④人がいるように見せるラジオや靴
テント内にラジオの音声を流すことで、外部からテント内に人がいるように見せかけることができます。
またテントから離れる際にテントの外に靴を出しておくことで、キャンプサイトに人がいるように錯覚させます。
これにより、不審者が近づくのを防ぎ、盗難や侵入のリスクを減らしますよ。
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⑤防犯カメラ
小型で携帯しやすい防犯カメラは、テントやキャンプサイトの周囲を監視するのに役立ちます。
夜間や就寝時の監視にも使えるモデルがあるので安心して過ごすためには検討してみましょう。
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これらのグッズを活用することはキャンプの防犯対策を強化するのに役立ちますよ。
キャンプの防犯|安全に楽しむためのポイントを徹底解説!のまとめ
この記事では、キャンプでの防犯上のリスクやその対策方法について、また盗難されやすいものや就寝時やファミリーキャンプ、ソロキャンプなどの防犯対策とおすすめのグッズをご紹介しました。
キャンプ場では、盗難のリスクやテントへの侵入とプライバシー侵害のリスク、野生動物との遭遇リスクなどがありました。
その中でもキャンプ人口が増えるにつれ盗難被害も多くなっています。
キャンプ場での盗難では貴重品だけでなく、ニーズの高いキャンプ用品の盗難も多くなっているのでしっかりと防犯対策を行う必要があります。
キャンプの防犯対策としては、キャンプ場の情報をしっかりと確認しておくことや貴重品の管理をしておくこと、またキャンプ仲間との連携も重要です。
ファミリーキャンプの場合は子供から目を離さないことや、ソロキャンプの場合は緊急時の対応なども考慮しておくといいでしょう。
そしてキャンプの防犯対策としてテント施錠用の鍵や防犯ブザー、センサーライト、ラジオや靴、防犯カメラなども挙げられました。

キャンプを安全に楽しむためにはリスクを知り、盗難などに合わないように防犯対策もしっかりと行ってくださいね!