防犯対策として防犯カメラを設置する際に、どのくらい見えるのか撮影範囲や映り方が気になりますよね?

普通はどのくらい見える防犯カメラを使うのかな?
この記事では、防犯カメラは通常どのくらい見えるのか一般的な防犯カメラの撮影範囲や撮影範囲の確認の方法、防犯カメラの設置時の注意点など気になる疑問について解説しています。

防犯カメラを防犯対策に有効活用するために、事前にどのくらい見えるのかしっかりと確認しておきましょう!
防犯カメラは通常どのくらい見えるのがいいの?


そもそも防犯カメラはどのくらい見えるものを使う必要があるんだろうか?
防犯カメラの適切な撮影範囲は、使用目的によって異なります。
一般的な使用目的に合わせた防犯カメラの撮影範囲には、以下のレンズやカメラが向いていますよ。
1.広範囲の監視が必要な場合:広角レンズ
2.特定のポイントの詳細な監視が必要な場合:狭角レンズ
3.全方位監視が必要な場合:全方位カメラ
4.遠距離の監視が必要な場合:望遠レンズ
まずは、一般的な使用目的に合わせた防犯カメラの撮影範囲について詳しく解説していきますね。
1.広範囲の監視が必要な場合:広角レンズ
広角レンズを備えた防犯カメラは、広いエリアを一度にカバーできます。
これは屋外の広場や駐車場など、多くの領域を監視するのに適しており、視野角は通常100度以上あります。
※視野角や画角とは?
カメラの視野角や画角は、カメラが撮影できる範囲を示す角度のことです。
これはカメラがレンズを通じて捉えることのできる領域を表し、視野角と画角は同義語として使用されています。
2.特定のポイントの詳細な監視が必要な場合:狭角レンズ
狭角レンズを持つ防犯カメラは、特定の対象を詳細に監視するのに最適です。
これは出入口や貴重品の保管エリアなど、重要なポイントの監視に適しており、視野角は通常30度から60度となりますよ。
3.全方位監視が必要な場合:全方位カメラ
360度の視野角を提供する全方位カメラは、その場所のすべての方向を同時に監視できます。
この全方位カメラは広い店舗や屋内スペースでの使用に適していますよ。
4.遠距離の監視が必要な場合:望遠レンズ
望遠レンズを備えたカメラは、遠くの対象を拡大して監視するのに適しています。
これは駐車場の入り口や大規模な施設の監視に役立ちますよ。

このように監視したいエリアや対象に合わせて、必要な撮影範囲が映る防犯カメラを選択する必要がありますよ。

自分の使いたい場所に合わせて防犯カメラを選ぶことが重要だと分かったけど、どうやって防犯カメラの撮影範囲は確認できるんだろう?
では次に、防犯カメラの撮影範囲をどうやって確認するのか?確認するポイントについてご紹介しますね。
防犯カメラの撮影範囲はどうやって確認するの?

防犯カメラがどのくらい見えると良いのか、必要な撮影範囲はそれぞれの使用目的によっても変わります。
ここでは使用目的が明確になり、防犯カメラを購入する際にどのように防犯カメラの撮影範囲を確認するのか、注意すべきポイントを含めてご紹介しますね。
1.どのくらい見えるのか、画角を確認する
防犯カメラの撮影範囲は、そのカメラの画角に依存します。
また画角はレンズの仕様によって異なるため、通常、カメラの仕様書や製造元のウェブサイトで画角の情報を見ておくことが大切です。
画角の種類について
カメラの画角は、通常「広角」「標準」「望遠」の3つのレンズによって分けられます。
広角レンズ:広角レンズの画角は広い範囲を撮影でき、遠近感が強調されます。景色全体をキャッチするのに適しており、屋内の人物などまで撮影できます。
標準レンズ:標準レンズの画角は人間の視界に近い範囲を捉えます。一般的な日常シーンの撮影(玄関や駐車場など)に使われます。
望遠レンズ:望遠レンズの画角は遠くの対象を拡大して撮影できます。動物やスポーツの撮影に役立ちます。
2.撮影できる距離を確認する
まず、防犯カメラの画角を確認します。
画角は、水平方向と垂直方向の2つの画角があり、広ければ広いほど、撮影範囲が広がります。
次に、撮影したい対象物までの距離を測定します。
この距離は、撮影範囲に大きな影響を与えるもので、距離が近いと撮影範囲が狭くなり、距離が遠いと撮影範囲が広がります。
画角と撮影対象までの距離がわかったら、三角関数を使用して実際の撮影範囲を計算できます。
具体的な計算式は以下の通りです。
撮影範囲の半分(bc) = タンジェント(画角/2) × 距離
この計算で、カメラからの距離やレンズの画角に基づいて、実際の撮影範囲を推定できます。
最終的に、計算した範囲を実際の環境で確認しましょう。
防犯カメラの配置と設定を調整して、撮影したい対象物がしっかりと収められていることを確かめます。
これらのステップを追うことで、防犯カメラの撮影範囲を効果的に確認できますよ。
3.赤外線照射距離を確認する
防犯カメラでの夜間の撮影に関しては、赤外線機能が重要です。
赤外線カメラの照射距離は夜間の撮影できる範囲を決定し、長い距離を照射できるものは夜間の撮影範囲を広げますよ。
4.カメラのタイプに注意する
防犯カメラの種類によっても撮影範囲が異なることも注意するポイントです。
ボックス型やバレット型のカメラは、特定の方向に向けられた範囲しか撮影できませんが、一方ではドーム型の「360度カメラ」は全方位を撮影できますよ。
防犯カメラの種類と撮影範囲について
各タイプの防犯カメラの撮影範囲について、もう少し詳しく解説していきますね。
ボックス型カメラ

ボックス型カメラの画角はレンズに依存し、幅広い範囲をカバーできます。
一般的に、水平方向に90度以上の視野角を持ち、垂直方向も広い場合があるため、広いエリアを監視できますよ。
バレット型カメラ

バレット型カメラは通常、狭い視野角を持ち、水平方向で20度から90度の範囲が一般的です。
このタイプのカメラは特定のポイントを重点的に監視するのに適していますよ。

ボックス型とバレット型の防犯カメラは似た外見ですが、ボックス型は防犯カメラの本体とレンズが別々になっており、バレット型は防犯カメラの本体とレンズが一体となっているとい違いがありますよ。
ドーム型カメラ

ドーム型カメラは広範囲な視野角を提供し、通常、360度の全方位監視が可能です。
これにより、カメラが設置された場所の周囲をほぼすべて監視できますよ。

ボックス型カメラは広いエリアの監視に、バレット型カメラは特定の場所の監視に、ドーム型カメラは360度の監視に適していますよ。
このように、防犯カメラの画角や撮影できる距離、赤外線照射距離やカメラの種類などを確認することでどのくらいの撮影が可能かどうかを確認することができますよ。
では、防犯カメラを実際に設置する時に注意することについてもご紹介しますね。
防犯カメラを設置する時、撮影範囲についての注意点は?

防犯カメラの使用用途によって必要な撮影範囲を確保した防犯カメラを選んだ後、その効果を発揮するために防犯カメラを設置する時にも注意が必要です。
ここでは防犯カメラを設置する際、撮影範囲も考慮した注意点について詳しく解説しますね。
1.設置場所にあった防犯カメラを選ぶ
防犯カメラの設置場所は監視したいエリアやポイント(重要な出入口や貴重品の保管場所などをカバーする場所など)です。
防犯カメラの監視エリアに適した撮影範囲を確保する防犯カメラを選ぶことが大切です。
2.プライバシーと法規制
防犯カメラはプライバシーに関与する可能性があるため、法規制に従って設置してください。
屋外に防犯カメラを設置する場合は隣人のプライバシーを尊重し、公共の場に設置する場合は許可を取得しましょう。
3.防犯カメラの種類
防犯カメラの種類によって撮影範囲が異なることをご紹介しました。
ボックス型やバレット型のカメラは向いている方向に限定され、360度カメラは全方位を撮影できるなどの特徴から用途に応じた防犯カメラを選びましょう。
4.画角と距離の計算
防犯カメラの撮影範囲を確認するために、カメラの画角と撮影対象までの距離を計算しましょう。
画角が広ければ広いほど、撮影範囲が広がりますよ。
5.赤外線機能の考慮
夜間の撮影には赤外線機能を備えた防犯カメラが適しています。
赤外線照射距離に注目し、暗闇での撮影範囲を確認しておきましょう。
6.防犯カメラの死角を意識する
防犯カメラには死角のあるカメラもあるため、設置角度と高さを調整して適切な視野を確保しましょう。
一般的な固定式の防犯カメラは、水平な位置に設置され真下を直接撮影することは難しい場合があります。
防犯カメラの種類によって、カメラの設置場所と角度を工夫する必要がありますよ。

防犯カメラの設置は効果的な防犯対策ですが、注意点を守り撮影範囲を計画的に設定することが重要ですよ!
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無料で相談・問い合わせが可能でプロに防犯カメラを設置してもらうことで安心・安全な防犯対策が実施できますよ。
防犯カメラ|どのくらい見えるのか気になる撮影範囲を解説!のまとめ
この記事では、防犯カメラは通常どのくらい見えるのか一般的な防犯カメラの撮影範囲や撮影範囲の確認の方法、防犯カメラの設置時の注意点など気になる疑問についてご紹介しました。
防犯カメラは使用目的によって、適切な撮影範囲が異なりました。
一般的な使用目的に合わせた防犯カメラの撮影範囲には以下のレンズやカメラが向いていますよ。
1.広範囲の監視が必要な場合:広角レンズ
2.特定のポイントの詳細な監視が必要な場合:狭角レンズ
3.全方位監視が必要な場合:全方位カメラ
4.遠距離の監視が必要な場合:望遠レンズ
また、防犯カメラの画角や撮影距離、赤外線照射距離やカメラの種類などを確認することで事前に防犯カメラがどのくらいの撮影ができるのか撮影範囲を確認することができます。
防犯カメラを設置する際は、設置場所に適した撮影範囲を確保した防犯カメラを選ぶことと共に、他人のプライバシーへの配慮や防犯カメラ自体の死角にも注意をする必要がありますよ。

防犯カメラの種類やレンズによって撮影範囲が異なるため、どこに何の目的でカメラを設置するのか、しっかりと考えてから選んでみてくださいね!
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