防犯カメラを設置するためには電源の確保も必要です。

防犯カメラの電源はどこから取ればいいんだろう?それに、どんな電源供給方法があるのかな?
この記事では、防犯カメラの電源の取り方と防犯カメラの設置前に電源供給について確認するポイントや電源不要な防犯カメラの仕組みとおすすめの防犯カメラなどをご紹介しています。

防犯カメラを設置する前に電源の供給についてもしっかりと確認して、効果的な防犯対策を行ってくださいね!
防犯カメラの電源の取り方は?


家の周りの防犯対策に防犯カメラを設置したいんだけど、やっぱり電源も必要なんだよね?
防犯カメラを防犯対策に活用するためには、電力の供給が必要になります。
まずは防犯カメラの電源の取り方について、一般的な電源供給方法をご紹介しますね。
1.コンセントから給電する方法
電源の取り方の1つ目は、防犯カメラをコンセントに差し込んで電源を供給する方法です。
これは比較的簡単で一般的な給電方法になりますよ。
まず防犯カメラの電源アダプターを用意し、カメラ本体に接続します。
次に、防犯カメラの電源アダプターを家庭のコンセントに差し込みます。
屋外のコンセントを利用する場合は、コンセントを故意に引き抜かれるリスクもあるためコンセントが引き抜かれないように目隠しをしておくことも必要ですよ。
また屋外の場合は防水対策も必要になります。
2.PoE(Power over Ethernet)給電
通常、防犯カメラなどの電子機器はコンセントから電力を得ますが、PoEではネットワークケーブル(インターネットに繋がっているケーブル)を使って電力を送ります。
PoEを使うと、ネットワークケーブルを接続するだけで電力とデータが流れ込むため、コンセントを差し込む必要がありません。
コンセントが必要ないため防犯カメラの設置場所が制限されず、遠隔地に防犯カメラを設置する場合に便利ですよ。
ただし、PoEに対応した防犯カメラとPoE対応のネットワークスイッチやハブが必要になります。

防犯カメラを設置する際、コンセントが近くにある場合はコンセント給電が簡単ですが、遠隔地への設置や複数のカメラを効率的に管理する場合はPoE給電が便利ですよ。
このように防犯カメラの電源の取り方には2通りあるのですが、防犯カメラを設置する前に電源供給について確認するポイントについてもご紹介していきますね。
防犯カメラを設置する前に電源供給で確認すること

防犯カメラの電源の取り方としては、コンセントからの給電とPoE(Power over Ethernet)給電との2通りの方法がありました。
そして防犯カメラを設置する前に、電源供給について確認することは非常に重要です。
ここでは、防犯カメラを設置する前に電源供給について確認しておくポイントについて解説しますね。
<防犯カメラを設置する前に電源供給で確認するポイント>
①電源の取り方を理解する
②電源の位置を決定
③防水対策
④配線図を確認
⑤専門家のアドバイス
それぞれのポイントについて詳しく解説していきますね。
①電源の取り方を理解する
まずは使用する防犯カメラがどのように電源を供給するかを理解しましょう。
防犯カメラは一般的にACアダプターを使用して電力を取るタイプが多いですよ。
②電源の位置を決定
防犯カメラの設置場所を選ぶ際、電源の位置も考慮してください。
電源コンセントが遠い場合、電源延長コードを使って電力を供給できるか確認しましょう。
③防水対策
防犯カメラは屋外に設置されることが多いため、電源接続部分を防水することが重要です。
適切なケーブルボックスやシーリングテープを使用して、雨や湿気から電源を守りましょう。
④配線図を確認
防犯カメラの取扱説明書には通常、配線図が含まれています。
配線図をしっかりと確認して、電源ケーブルと防犯カメラを正しく接続していることを確認しましょう。
⑤専門家のアドバイス
防犯カメラの電源供給に自信がない場合、専門家に相談することを検討しましょう。
専門家のアドバイスを受けることで、正確に電源を供給でき、問題を未然に防ぐことができますよ。

防犯カメラの電源供給についての確認は、防犯カメラを効果的に防犯対策として運用するために欠かせないステップですよ。

賃貸だと勝手に工事ができないし、コンセントが近くにない場合は電源が不要な防犯カメラがいいんだけど、どんなカメラがあるんだろうか?
では次に、電源の供給が不要な防犯カメラについてご紹介しますね。
電源不要な防犯カメラとは?

一般的な防犯カメラには電源の供給が必要で、コンセントから電源を取る形が多いです。
しかし、賃貸物件など配線工事が出来ない環境では電源の供給が難しい場合がありますよね。
ここでは、電力供給のために専用の電源ケーブルを必要としない電源不要な防犯カメラをご紹介していきますね。
電源不要な防犯カメラの仕組み
電源不要な防犯カメラは、電力供給にコンセントを必要としないカメラです。
以下に、電源不要な防犯カメラの仕組みを分かりやすく解説していきますね。
1.バッテリー駆動
通常、電源不要な防犯カメラは内蔵のバッテリーで動作します。
これは充電式のバッテリーで、バッテリーの寿命はカメラのモデルや設定によって異なりますが、カメラが一定の期間(例: 数週間から数ヶ月)動作できるように設計されていますよ。
2.省電力設計
電源不要な防犯カメラは省電力設計されており、待機モードで動作し、動きを検出すると録画モードに切り替わります。
この仕組みにより、バッテリー寿命が延び、長期間の監視が可能となります。
3.太陽光(ソーラーパネル)
一部の電源不要な防犯カメラにはソーラーパネルが組み込まれているものもあります。
これらのカメラは太陽光を利用してバッテリーを充電し、長期間の運用が可能ですが、ソーラーパネルが十分な日光を受ける場所に設置される必要がありますよ。
4.乾電池
一部の電源不要な防犯カメラは乾電池で駆動するものもあります。
乾電池式の防犯カメラは電源のない屋外環境でも利用できますが、定期的に乾電池の交換が必要ですよ。
5.ワイヤレス通信
電源不要な防犯カメラは、Wi-Fiやセルラーネットワークを使用してデータをクラウドやスマホアプリに送信します。
これにより、遠隔から映像を確認することができますよ。

このように電源不要な防犯カメラは、電源供給に関する制約を受けずに設置できるため、屋外や遠隔地での監視に適しています。
では、以上のような仕組みをもつ電源不要な防犯カメラのおすすめ商品をご紹介しますね。
電源不要な防犯カメラのおすすめ
ここではユーザーの評価の高い電源不要なおすすめの防犯カメラについてご紹介しますね。
BOIFUN 3G/4G通信型 防犯カメラ
このBOIFUN 3G/4G通信型の防犯カメラは、SIMカードが付属しネット環境不要で利用できます。
ソーラー式なので太陽光で充電し、電源不要、配線工事も不要で設置が可能です。
また2K 300万画素の高画質映像を提供し、360°の広角撮影、赤外線暗視でスマホからの遠隔操作も可能となっていますよ。
また光や音により侵入者を威嚇する効果もあります。
ANRAN 防犯カメラ
ANRANの防犯カメラもソーラー式のバッテリーのため電源が不要で工事不要です。
500万の高画素で鮮明な昼夜の監視が可能で、360°広角撮影、夜間カラー撮影が可能となっていますよ。
Alexa対応でスマートホームと統合が可能で音声警告や声光威嚇の機能も搭載されています。

このように電源不要のおすすめの防犯カメラにはさまざまな商品が販売されています。
電源を利用するのか電源不要のカメラを設置するのか選ぶのに迷う場合は、専門家に相談することも1つですよ。
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迷った時・困った時には専門家に相談もできますよ。
防犯カメラ|電源確保はどうするのか電力供給の問題を解決!のまとめ
この記事では、防犯カメラの電源の取り方と防犯カメラの設置前に電源供給について確認するポイントや電源不要な防犯カメラの仕組みとおすすめの防犯カメラなどをご紹介しました。
防犯カメラの電源の取り方には、コンセントから給電する方法とPoE(Power over Ethernet)の給電方法がありました。
PoEではコンセントが不要なので便利ですが、まだ価格が高いというデメリットもあり、一般的にはコンセントから給電する防犯カメラが普及しています。
そして、防犯カメラを設置する前に電源供給で確認するポイントについては以下の項目がありました。
①電源の取り方を理解する
②電源の位置を決定
③防水対策
④配線図を確認
⑤専門家のアドバイス
賃貸物件などの場合、このような電源を供給するための工事ができない場合が多いため、内臓バッテリーやソーラーパネル、乾電池で駆動するタイプの防犯カメラの利用が推奨されますよ。
また、記事内ではおすすめの電源不要の防犯カメラもご紹介しましたが自分では選びきれない場合は専門の業者に相談しながら防犯カメラを選ぶことも1つです。

さまざまなタイプの防犯カメラが存在しているので、専門家のアドバイスも取り入れながら防犯対策に役立つ防犯カメラを選択してくださいね!