出島先物ワールド(10月14日推奨)

日経先物151014

寄り前情報
昨日の米国市場は反落しました。メディア等では中国の経済指標が影響したとか、ここまでの連騰を考えれば当然の調整であり下落幅も小幅という事であまり気にしている様子はありませんでした。私にはこの見解にも違和感があります。中国の影響はさておき、まず米国市場のトレンドの捉え方です。直近の連騰を上昇トレンドと捉えればこの程度の調整は気にする必要もないでしょう。しかし今の米国市場は重要サポートを切った後のリバウンド相場であり、ここもとの連騰もリバウンドの範疇に過ぎません。そして昨日発表された主要企業の決算は軒並み良くありません。これまでも言及してきたように米国の景気回復を買う相場は既に終わっており、金融政策期待で買われているのだとすれば期待通りの政策が出てこなかった場合は失望売りに変わります。上昇トレンドであれば多少の過熱感を引き摺ってでも上昇を継続する事はありますが、単なるリバウンド相場であればマーケットが過熱すれば売りが出ます。昨日の下落はそういう環境での下落だったという事です。メディア等が言うような上昇トレンドの調整ではないと思った方が良いと思います。昨日の日本市場は孕み足の陰線となりました。従って9日の変化日が一旦戻り高値になった可能性が高いと申し上げました。その場合次の変化日まで調整となる可能性が高いと考えて良いでしょう。
そのような前提で本日は、18370円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。本日はギャップダウンしてくる事が想定されますが、ここまでの恣意的な買い等を考慮すれば戻りは鈍いと思います。18240円(夜間取引の高値)はレジスタンスとして機能すると思います。
逆に言えば18240円を抜くような買いが入るようであれば相当恣意的な買い等が入っていると考えた方が良いと思います。その場合は売りも慎重にトレードした方が良いと思いますが、買いは原則見送りで良いと思います。そのような買いに追随してもリスクとリターンのバランスを考えれば買いに妙味はありません。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 17600~18370
売買ポイント 売ポイント 18320~18370  ロスカット 18400
買ポイント なし

大引け情報
本日は18110円とギャップダウンして寄り付き、18130円まで上値を伸ばして抑えられました。そのまま下に方向性を出し17830円まで下落して引けは17940円でした。
メディア等では、相変わらず中国の景気減速懸念で売られたという解説が為されていました。またある解説者が、日経平均の日足チャートを見ながらここまでの値動きを解説し、どこで高値を付けてどこから下落したとか、その時どのような材料があったという話を移動平均線との位置関係と絡めて説明していました。まさしく後講釈で、その解説者自身もチャートの左側(過去から現在まで)はこのように解説できるが、本当に知りたいのはチャートの右側(現在から未来)だがこればかりは分からないと言っていました。結局終わった相場の変動要因をいくら尤もらしい理由を探してきて解説しても、トレードするためには何の役にも立たない事を解説している所謂プロと呼ばれる方々も分かっているのでしょう。それは一般的なテクニカル分析が過去の統計を分析しているのですから当然の事です。私が知る限り唯一それらと違うのはマーケットメカニズムのみだと思います。この分析手法はある意味チャートの右側を分析するためのものです。だからこそメディア等が変動理由として挙げるような材料は関係なく、100%テクニカル分析のみで結果を出すのです。将来何が起こるかなど誰にも分からないのですから、経済指標も金融政策も為替変動等もチャートの右側を考える上では不要の要素という事です。それらを全て排しシンプルに分析したのがマーケットメカニズムと考えて頂ければ良いと思います。
そのマーケットメカニズムに基づけば、9日の変化日を一旦戻り高値に調整となりましたので今日はギャップダウン後どこで売るかだけを考えれば良かったと思います。そして更にマーケットメカニズムの観点からは戻りは鈍いと考えられましたので、最大で18240円までを戻りの目処とし直近のレジスタンス等で抑えられれば売りとなります。そして今日はギャップダウン後の戻りを直近のレジスタンスで抑えられた格好になりました。これは中国の問題も米国市場の下落も関係ありません。100%テクニカル分析のみで導き出される結果です。そして今後の展開も米国市場次第で明日の寄り付きの位置が変わってくる可能性を除けば、次の変化日までは調整となる可能性が高いと思います。日米共に現状を上昇トレンド(米国市場は7連騰、日本市場は6連騰)後の調整と見るとマーケットの本質を見誤りますので要注意です。

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