リアルタイムサービス(9月7日前場情報)

出島イラスト

日経平均株価は64円安の17727円で前場を終了。注目された米8月雇用統計は、市場予想の22万人程度を大きく下回る17万人程度の増加となり、米利上げ警戒ムードはやや後退したものの、6月分と7月分の雇用者数が上方修正され、こちらは利上げムードを高める内容となりました。雇用統計の発表を受けて米国株は大きく下落、株式市場としては9月利上げの可能性の方が高いと見た感じで、依然利上げを警戒する投資家が多数派と言う米国市場。週末に行われたG20財務相・中央銀行総裁会議では、中国経済への懸念が指摘され、米利上げに対する懸念も指摘されたものの、何らかの政策協調が決められると言う事は無く、株式市場のムードが改善するような材料は有りません。本日の日本市場も、米国株の下落、海外市場での円高進行、米利上げ警戒ムードなど、依然売りに傾きやすい材料が多く、日経平均株価も売り先行で始まり一時17478円まで下げ幅を拡大。しかし売り一巡後には中国株が上昇に転じた事や円安が進んだ事、更にはカラ売り比率が過去最高水準まで高まっている事から買い戻しの動きが出て株価も反発。日銀のETF買い、GFIFなどの年金系の資金、投資信託を通じた個人資金などは安値を拾うように買い越し基調に有るものの、多くの海外投資家の資金は売り越し基調、海外勢の売りを国内勢の買いが吸収しつつ株価は下げていると言う感じ。日経平均株価は反発局面で一時18013円まで上げ幅を広げましたが、大きく下げた後に下げ幅を縮小すると言う動きで一段と上値を買うような動きは有りません。一段と上値を買うような好材料も無く、当面は米中両国から、投資家心理の改善に繋がるような政策発動を待つと言う状況です。簡潔に言えば米中両国に対する政策発動相場になっています、中国からは景気対策、米国には利上げの先送り、株式市場が期待しているのは当面はこの2つです。先週も述べましたが、16・17日が米FOMCですので、米利上げに関しては来週には結果が判明しますが、中国の景気対策は米中首脳会談が予定されている今月末までは長引く可能性があります。今日の日本市場も安値と高値では500円以上の値幅です、依然投機筋が主導権を握るような相場環境ですので後場の値動きも不安定で不透明、投機筋の思惑次第になります。中国経済、米利上げ動向、この2つの要因に対する不透明感が払拭されない限り不安定な相場が続く事になります。もう暫くは様子見対応で、相場状況の落ち着きを待つと言うスタンスが良いと思います、しかしここまで下げれば底打ちの時期は近いと思います。この先17000円を切って来れば先を見据えて買いを考えたいと思います。先々混乱が収まれば、下げ幅が大きい分だけ反発に転じた時の上昇も大きくなります。当面は底打ちの時期を見極め、リバウンド局面で大きな利益を取る為に、もう暫くは様子見対応を続け、株価の底打ちを待つと言う対応が良いと思います。

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