出島先物ワールド(9月2日推奨)

日経先物150902

寄り前情報
昨日の米国市場は大幅続落となりました。中国の景気減速懸念を受けてアジア、欧州市場が大幅安となり、昨日発表された経済指標も市場予想を下回ったという事で大幅に下落したというのがメディア等の解説でした。確かに以前から申し上げているように米国市場自体の劣化からそのような材料に振り回される取引が横行しているのも事実です。その意味ではメディア等の解説も間違いとは言えませんが、そのように見ていると何時まで経っても後講釈しかできないと思います。それよりもテクニカル的に見て米国市場はリバウンド第一弾が終了し次の下落局面に移っただけであり、ここからはまた下落とリバウンドを繰り返しながら次の着地点を見出していく過程と見ておけば良いと思います。昨日の日本市場は一足先にそのような展開に入っていましたので大きく下落しました。中国発の世界同時株安とメディア等では言っていますが、上海市場よりも日本市場の下落率の方が大きくなっています。あまりそのような見方はしない方が良いでしょう。そのような前提で本日も基本スタンスは売りで良いでしょう。寄り付きからギャップダウンしてくる事が想定されますが、通常であれば今の日本市場にそのギャップを埋めるだけの力はありません。仮に埋めたとしても18180円(昨日の夜間取引の高値)は強いレジスタンスとして機能すると思います。
逆に言えばそのレベルをも上回るようであれば相当に恣意的な買い等が入っていると考えて良いと思いますが、この局面で入る恣意的な買い等は百害あって一利なしです。そのような買いについていってもリスクが高いだけですので買いは原則見送りで良いでしょう。買いは次の変化日を通過するまでは考えなくて良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 17160~18770
売買ポイント 売ポイント 18720~18770  ロスカット 18800
買ポイント なし

大引け情報
本日は寄り付き前に懸念した恣意的な買い等が寄り付きから入りマーケットを撹乱しました。17850円とギャップダウンして寄り付き、17820円ワンタッチで切り返すと1分間に100円以上上昇する場面もあり寄り付きから僅か15分で安値から500円弱リバウンドし18290円をつけました。その後も恣意的な買い等が止まれば値を消しますが、直ぐにまた恣意的な買い等が入り18480円まで戻しましたがそこまででした。2時半頃に向けて再度18000円割れまで売られて引けは18250円でした。
メディア等では年金か日銀かは分かりませんが公的な資金が買っているとして、そのような買い需要がある日本市場の底堅さを強調していました。今日の展開を見て日本市場が底堅いと思うかどうかはともかく、恣意的な買い等により支えられたのは確かでしょう。東証一部の80%弱が値下がりしている事からも、ファーストリテーリングやファナック等の日経平均寄与度の高い一部の銘柄を買い上げただけです。これまでも何度もありましたが、直近の安値を下回ると一段安すると思うのか恣意的な買い等はその手前で入ってきます。今日も前回の変化日の安値を割り込みたくなかったのかもしれませんが、寄り付き前にも書きましたようにこのような買いは逆効果です。このような買いで上がっても恣意的な買い等が止まれば値を消しますので今日の後場のように再度18000円割れまで下がります。これでは日本市場が重要なレジスタンスを抜いて上昇していく事はまず無理でしょう。
さて、今後の展開も海外情勢次第です。上海市場は休場になりますので米国市場の動向次第といったところでしょう。ただ、仮にここからリバウンドしても重要なレジスタンスを抜けなければ戻り売りです。今日の展開を見て底堅いとか、更にリバウンドを継続していくとは見ない方が良いでしょう。SQの関係がありますので大きく居所を変えてくるのは今ではないと思いますので下値も限定的だとは思いますが、上値の重さはむしろ増しているといっても良いと思います。ボラティリティが高くなっていますので方向感を失いそうになるかもしれませんが、マーケットのエネルギーの流れ自体はそう簡単に変わるものではありません。大局的にマーケットを見ておけば大きな間違いは犯さないでしょう。

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