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出島式投資ワールド(4月25日推奨銘柄)
- 2022/4/25
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(6486)イーグル工業 終値982円
四季報より 業種:機械。
【特色】NOK系列。メカニカルシール、特殊バルブの大手。自動車向け中心に船舶用や航空機用も
【好 調】半導体向けは好調。自動車用は減産影響あるも、コロナ禍からの回復が補う。会社計画慎重。営業増益。減損特損。23年3月期は新車生産停滞が徐々に解消し数量増勢。市況改善の船舶用や半導体向けも堅調。原材料費高などこなし営業益拡大。
【電動化】EVモーター用シールは減速機と一体のeアクスル向けに開発。油圧HVシステムはフォークリフト用製品開発へ。
2022年4月21日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+34.4%の78.00億円、経常利益+27.9%の108.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年3月17日の623円でいったん底打ちし、その後、もみあって4月6日の595円、7月31日の622円と3点底をつけて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年3月23日に1323円まで上昇後、調整となって6月21日に1068円まで下げ、ここから再上昇となって8月4日に1384円の高値更新となりました。現在は、ここをピークに下降トレンド(B)となっています。
この中で今年の信用期日の2月4日に向けて下げていましたが、そこでは止まらず3月8日の907円、4月11日の901円と2点底をつけて反発に転じています。
※高配当、好業績銘柄ですので、ここからの下げはリスクは限定的です。
売買ゾーン | 利食いゾーン | 損切り |
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①970~1000円 ②930~960円 |
①の場合1090~1120円 ②まで下げると1050~1080円 |
現時点ではありません |
テクニカルワールドによる全体相場見通し |
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4/25(月)日経平均株価は▼514円の26590円で終了。先週末の米国市場は、FRBの金融引き締め懸念が高まり主要3指数は揃って大きく下落。本日の日経平均も売り先行で始まり9時20分には26487円まで下げ幅を拡大、その後買い戻しで下げ渋ったものの、今週末からゴールデンWが始まる事や国内主要企業の2022年3月期決算発表本格化を控えて買い見送りムードは強く、売り一巡後のリバウンドも限定的。日本市場の現状としては、225先物主導の売買で上下に振れ易い状況に変りは有りません、国内主要企業の2022年3月期決算発表本格化やゴールデンWを控えて、積極的には動きづらい時期ですが、好業績割安なテーマ性を持つ銘柄に関してはゴールデンW後を見据えて安値買い狙いと言うスタンスならさほど神経質になる必要は無いと思います。全体よりも個を重視、「突っ込み買い狙いで吹き値売り」そのような投資スタンスが暫くは最善。 |
一言メッセージ |
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■■ 今週は、先週末の米株式の大幅下落を受けての為替と米株動向に注目 ■■ <先週は、週始めはレンジの下限、週後半はレンジの上限への動き、週末は大幅下落となりました> <今週は、先週末の米株式の大幅下落を受けての為替と米株動向に注目> 本日25日(月)は、寄り付きは、前週末の米国市場で金融引き締めへの警戒感から主要3指数が大幅に下落した流れを受け、売り優勢で始まり、また先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大し、一時26487円と26500円割れまで下落しました。その後、売り一巡後は下げ渋る場面もありましたが、時間外取引で米株価指数先物安や、上海株やハンセン指数などのアジア株安も重しとなり戻りは限定的で、引けにかけては安値圏で推移し、▲514円の26590円で引けました。 |
指標分析 |
先週の予測では、前々週の12日(火)に26304円まで下げたことで、14日(木)に27200円まで反発したことで、レンジを26500~27500円としました。
結果的には、週始めの18日(月)こそ26571円まで下げるものの、その後は米株式の堅調な動きを受けて、3日続伸となり、21日(木)には27580円まで上昇しました。
ところが引け後の米国でパウエル議長が5月のFOMCでの大幅利上げの言及を受け、3指標そろって大幅下落となりました。
これを受け、前日までの反動高や米株安を受け、日経平均は前場は▲355円の27197円で寄り付き、一時▲648円の26904円まで下げ、後場になると下げ渋って▲447円の27105円で引けました。
先週末にFRBのパウエル議長が5月のFOMCでは0.5%の利上げに言及したことで、6月も0.5%の利上げ観測が高まり、積極的な利上げ観測が高まって2年債利回りが2018年以来の高水準となり、NYダウは1000ドル近い下げとなりました。
これを受けてシカゴの日経先物は▲345円の26755円となっており、今週、開かれる金融政策決定会合で日銀のこれまでの緩和策が薄められるようなら円安はいったん落ち着き、日経平均にとっては逆風となる可能性もあります。
想定レンジを26300~27300円としレンジの下限での動きが想定されます。
先週の予測では、納税申告期限の4月18日を過ぎると、いったんアク抜け感が出て上昇するとの見方がありましたが、ウクライナ情勢もあり、乱高下するかもしれないとしました。
週始めは、小幅続落して始まりましたが、19日(火)は、金融株の好決算を受けて3指標大幅高で、NYダウは△499ドルの34911ドル、20日(水)は、△249ドルの35160ドルと続伸しました。
しかし、21日(木)は、パウエル議長が5月のFOMCでの金利引き上げについて0.5%の利上げを強調したことを嫌気し、▲368ドルの34792ドルと急反落しました。週末の22日(金)は、2年債利回りが2018年以来の2.789%まで上昇し、一部の決算の悪化も嫌気され一時1019ドル安となり、終値は▲981ドルの33811ドルとなりました。
今週の米国では、注目の決算が目白押しです。“GAFAM”(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の大型、IT企業の決算が控えています。先週は、ネットフリックスの急落が市場心理を悪化させました。
今週も何か大きな下げのキッカケがあれば更なる深押し要因になりかねません。今週ゴールデンウィークの間には、米国では、4月失業率、3月耐久財受注、4月消費者信頼感指数、その後、FOMCなど米国雇用統計などが続くので注意が必要です。
<先週の動き>
先週は、FRBの利上げスタンスの強さは変わりなく、高値圏でもみあいながら円安が継続するとしました。
結果的に、週前半は米国の金利が上昇する一方で、日銀の緩和策は継続しており、日米金利差からドル買い・円売りは続き、4月20日(水)にドルは一時129.42円まで買われました。
その後、128円台前半でもみあっていましたが、パウエル議が5月のFOMCで0.5%の利上げに言及すると再び129円台までドルが買われ、先週末は128.55円で引けました。
<今週の見通し>
基本的に、今週、来週(4月25日~5月6日)のドル・円は底堅い動きが想定されます。FRBが引締めの加速を決定後、利益確定の売りでいったん円安が止まりますが、金融正常化を好感したドル買い・円売りが主要通貨を支えることになります。多少、円高にブレてもFRBの現在のスタンスでは130円台の水準を切り上げる可能性があります。