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出島テクニカルワールド(11月25日推奨銘柄 )
- 2020/11/25
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
11/25(水)日経平均株価は△131円の26296円で終了。昨夜の米国株高を受けて、本日の日経平均も上昇して始まり9時半頃には26706円まで上げ幅を拡大。しかし買い一巡後は過熱感警戒から利食いに押されて上げ幅を縮小。後場には東京都が新型コロナの感染拡大を受けて、飲食店に週末から営業時間短縮の要請をするとの報道が流れ、経済への悪影響が警戒されて日経平均も上げ幅を急速に縮小して終了。若干乱高下の激しい展開ですが、引き続き銘柄重視の発想で、出遅れ、業績急回復、テーマ性をキーワードに買いを考えて行けば、日経平均の値動きに一喜一憂する必要は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値265円】
(JQ)シライ電子工業(6658) 電気機器 100株
11/12にも買い推奨をして既に利食い済みの同社株ですが、再度買いを狙える状況です。同社はプリント配線板専業メーカで、リジッド配線板の両面、低多層プリント配線板が主体。自動車、エアコン、冷蔵庫などの白物家電、社会インフラ分野などで使用され、中国など海外向け売上高比率が高く、好調な中国経済も同社業績には追い風です。10/12には、5G(次世代通信規格)などに対応した透明アンテナ向けフィルム基板「SPET-SG」の開発に成功し、販売を開始したとの発表を受けて株価は急騰、10/14には一時407円まで上昇しています。その後短期急騰に対する調整局面を迎えていましたが、11/11には312円まで上昇、その後反落となり11/24には再び298円まで上昇するなど調整局面の終わりが近づいていると言う状況です。週足チャートで見る中期トレンドは上昇トレンド継続中、再度の吹き上げを狙って押し目買い狙いで対応したいと思います。当面の下値支持帯は250円~230円のゾーンになりますので、まずは250円台で1回目の買いを狙い、仮に230円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は300円付近になりますので利食い目処は300円接近時、但し200円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。同社は、任天堂が大株主に入っている事から、株式市場では任天堂関連として位置づけられる銘柄で、任天堂が新製品などを発表すると同社株も買われる習性も有ります。クリスマス商戦も近づいていますので、5G関連のみならず、任天堂関連としての一面も時期的には期待出来る銘柄です。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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同社はプリント配線板専業メーカで、リジッド配線板の両面、低多層プリント配線板が主体。自動車、エアコン、冷蔵庫などの白物家電、社会インフラ分野などで使用され、中国など海外向け売上高比率が高い。 |

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