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出島テクニカルワールド(11月16日推奨銘柄 )
- 2020/11/16
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
11/16(月)日経平均株価は△521円の25906円で終了。先週末の米国株が、新型コロナワクチンの開発進展期待で上昇した事、トランプ大統領が選挙後初めてバイデン氏勝利を認めるようなツイッターを発信した事、本日発表された国内7-9月GDPが予想を上回る回復を示した事など、好材料が相次ぎ日経平均は大きく上昇してバブル後の高値を更新。テクニカル的な過熱感は警戒されながらも、強含みの展開が続く株式市場、先物主導で指数に偏った上昇では有りますが、この先適度な反落は想定しながらも、出遅れ割安銘柄を中心に買いを考えて行くと言う対応が現実的最善と言う感じです。
【銘柄情報】【本日終値578円】
(東1)ピーエス三菱(1871) 建設 100株
建築・土木を手掛け、PC(プレストレストコンクリート)橋梁では国内首位級の同社ですが、11/9大引け後に今期の中間決算を発表、21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比26.7%増の28.4億円に伸び、通期計画の45.5億円に対する進捗率は62.6%に達し、5年平均の32.8%も上回りました。菅政権では切れ目無く景気対策が打ち出される見通しで、その中には橋梁などのインフラ整備など国土強靭化、防災対策の公共工事の増額も含まれ、同社にとっては追い風の吹く事業環境です。又、直近日経平均の上昇で過熱感も警戒される状況ですので、当面は過熱感無く直近適度に調整や進んでいる出遅れ銘柄を狙う方が安全。同社株は9/28日637円まで上昇した後は調整局面が続いており、この先上昇している銘柄を利食いして、出遅れ銘柄を買う動きが出て来れば上昇が期待出来ます。足元好業績は確認済み、公共事業による事業環境も良好、PER9倍程度、PBR0,7倍程度と割安感も有り、テクニカル面でも200日移動平均線を上回って推移するなど基調は強含み。当面の下値支持帯は570円~550円のゾーンになりますので、まずは570円台で1回目の買いを狙い、仮に安値が有れば550円台で買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は640円付近になりますので利食い目処は640円接近時、但し520円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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三菱マテリアル系。建築・土木を国内外で展開。PC(プレストレスト・コンクリート)橋梁首位級。耐震性に優れ、高強度を実現できるPC技術で幅広く施工を手掛け、高速道路の橋梁建設、維持補修などを主力にコンテナ桟橋や大規模海洋建造物を構築。 |

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