リアルタイムサービス(10月29日前場情報)

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日経平均株価は156円安の23261円で前場を終了。昨夜の米国市場は、欧米での新型コロナの感染拡大が嫌気されNYダウは943ドル安、ナスダック指数も426P安と大きく下落する展開になりました。

独仏など欧州の主要株価指数が急落し、米国株にも売りが波及した格好。市場心理を測る指標とされる米株の変動性指数(VIX)は不安心理が高まった状態とされる20を大幅に上回る40強まで上昇し、6月中旬以来の高水準となりました。

欧州での新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、フランス政府は30日から約1カ月間、通学や生活必需品の買い物以外の外出を禁止しました。

ドイツも行動制限を強化し、米国では過去1週間のコロナ新規感染者数が過去最多となりました。

世界経済への悪影響が警戒されると同時に、米大統領選を来週に控え、持ち高調整の売りが出ている事も指数を押し下げている要因です。

ハイテク株比率が高いナスダック指も昨夜は大きく反落、検索サイトグーグルの親会社アルファベット、交流サイト(SNS)のフェイスブックなどが大幅安となりました。

経営トップが28日、上院が開いたSNSを巡る公聴会に出席し、投稿の管理体制などを巡って議会で批判が強まっており、規制強化が懸念され、売り圧力が強まる展開に。

新型コロナの感染拡大と米大統領選挙の結果待ち、投資家心理としてはポジション解消売りが強まり易く、昨夜の米国株の下落も有る程度は想定内の事です。

しかしこれまでにも繰り返し述べているように、新型コロナの状況が悪化すれば対策が打ち出される事になりますので過度に悲観的になる事はないと思います。

本日の日本市場も売りが先行して日経平均は寄り付き直後に23170円まで下げ幅を広げましたが、今日も売り一巡後は押し目買いで下げ幅を縮める展開です。

個々の銘柄も下げ幅は限定的で、欧米株と比べると底堅さが際立つ展開になっています。

大きな理由の1つとしては、日本国内の新型コロナ感染がそれほど多くない事です。ある程度感染が抑制されている事が海外投資家に安心感を与えていると思います。

国内経済も順調に正常化が進みつつあり、本格化している主要企業の中間決算発表も総じて良好、上方修正が目立つ事も安心感を高めています。

政治的安定も大きな安心材料です、政治的安定が有ってこそ、必要な経済対策が必要な時に打ち出されます。

又、欧米経済への懸念も、中国経済が順調に回復している事が、日本経済にはプラスに作用していると思います。

中国経済の順調な回復も日経平均の底堅さに繋がっています、同時に下げれば日銀のETF買いが期待出来る事も潜在的な安心材料。

欧米での新型コロナの感染状況と米大統領選挙を睨みつつ、もう暫くは弱含みの相場展開が続きそうですが、全体よりも個を重視、これまで同様に、銘柄重視で安値買いを狙い、先々の上昇を待つと言う投資スタンスなら弱気になる事は有りません。

昨日も述べたように米大統領選挙の結果を確認するまでは買いを急がなくて良いと思います。後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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