リアルタイムサービス(10月27日前場情報)

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日経平均株価は65円安の23428円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは650ドル安、ナスダック指数は189P安と共に大きく下げる展開になりました。

米国での新型コロナの感染拡大に加えて欧州では一部地域で規制が強化され経済活動が制限されるなど、世界経済への懸念が高まり株式市場も売りが優勢に。

加えて、米大統領選挙への不透明感や追加経済対策の交渉行き詰まりで投資家心理がさらに悪化。

米国で新型コロナウイルスの感染拡大が過去最多を更新したうえ、追加経済対策の合意も遠のき、米景気回復が遅れるとの警戒が強まり、NYダウの下げ幅も965ドルに達する場面もありました。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると米国の1日あたりの感染者数は23~24日に8万人を超え、7月の記録を上回って過去最多となっています。

飲食店の営業制限など経済活動への規制が広がり、景気を押し下げるとの懸念に繋がっています。

追加経済対策の与野党協議を巡り、野党・民主党のペロシ下院議長とメドウズ米大統領首席補佐官がお互いの交渉姿勢を非難する事態となり、大統領選前の成立の可能性が一段と低下しています。

新政権が発足する来年1月下旬まで成立しないとの見方も出ており、経済支援の遅れが景気を冷やす可能性が意識されています。

独ソフトウエアのSAPが、2020年12月期通期の業績見通しを下方修正、新型コロナ禍でもIT企業の業績は堅調との見通しが崩れ、米国市場でもソフトウエアのマイクロソフト、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムなどが連想売りで大幅安となりました。

新型コロナ感染再拡大への懸念、米追加経済対策協議の行き詰まり、米大統領選挙への不透明感、企業業績への警戒など、懸念要因相次ぐ環境に昨夜の米国市場も売りに押される展開になりました。

本日の日本市場も売りが先行する展開で寄り付き直後には23232円まで下げ幅を拡大しました。

しかし売り一巡後は押し目買いで切り返して下げ幅を縮小、キヤノンが昨日大引け後に発表した決算で、2020年12月期業績見通しを上方修正するなど、今後本格化する企業決算への期待も日経平均の底堅さに繋がっている感じです。

米大統領選挙が終わり、勝者が明らかになるまでは、米国市場も不安定な値動きが予想され、新型コロナの感染再拡大も株式市場の上値を抑える要因です。

しかしこれまでにも繰り返し述べて来たように、大統領選挙でどちらが勝利しても米経済回復が最優先との路線に変りは無く、追加経済対策もいずれ合意に達します。

新型コロナの感染再拡大もワクチンや治療薬の開発進展、早期の実用化は既に見えており、仮に経済的悪影響が強まれば再び大規模な経済対策が打ち出されます。

もう暫くは上げ下げを繰り返す展開が続きますが、弱気になる事は無く、安値が有れば先を見据えて買いを考えれば良い事です。

しかし今は買いを急がず、じっくりと狙う個々の銘柄の値動きを見極めながら、安値買いを徹底して狙って行くと言う対応が良いと思います。後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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