リアルタイムサービス(10月20日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は74円安の23596円で前場を終了。昨夜の米国市場は、NYダウは410ドル安でナスダック指数は192P安と大きく下落する展開に。

民主党のペロシ下院議長の発言をキッカケに追加経済対策への合意期待が高まっていた米国市場ですが、依然規模などで与野党案の隔たりは大きく、大規模な対策に消極的な上院共和党を説得する必要も有り、協議は難航するとの見方が次第に優勢となって株式市場も売りが強まる展開に。

米紙が「交渉は成立しそうに見えない」と報じると売りが加速、朝方は高く始まった主力ハイテク株が下げに転じ、景気敏感株にも売りが広がり、指数を押し下げる展開に。

加えて欧米での新型コロナ感染の拡大も売りを誘う材料に。欧州では英仏に続きイタリアが経済活動の規制強化を準備していると伝わり、米国では新型コロナの新規感染者数が40近い州で増えている事から経済活動が再び制限される可能性が意識されています。

追加経済対策と新型コロナの動向に一喜一憂して上げ下げを繰り返す展開の米国市場、米大統領選挙の動向も加わり、もう暫くは日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開が続きそうです。

しかし今は方向感が出難い米国市場ですが、ゼロ金利政策の長期化や大統領選挙が終れば大規模な経済対策が打ち出される事は間違いなく、本質的には先高期待が強い状況に変りは有りません。

欧州での新型コロナの感染再拡大も、ワクチンと治療薬の開発進展を考えれば過度に悲観する事は無いと思います。

又、欧州経済への悪影響が懸念される状況になれば、経済対策が打ち出される事になりますので、悪材料も好材料を生み出す元になると言う一面も有ります。

昨夜の米国株は大きく下落しましたが、本日の日経平均は過度な反応も無く小幅安と落ち着いた展開です。

国内経済は緩やかながらも回復基調が続いており、輸出の約25%を占める中国経済の順調な回復も日本経済と日本株にとってはプラス材料。

国内の新型コロナ感染者も低水準で安定しており、欧米経済への警戒感から投資資金が欧米株売り、日本株買いにシフトしているのかもしれません。

色々な要因は有ると思いますが、世界経済が緩やかながらも回復が続くとの見通しを元に、比較的世界の景気に連動し易い日本株への見直し買いの動きが続いている一面も有ります。

特に中国経済とのつながりが大きい日本経済ですので、中国のGDPが2四半期連続でプラスとなり、中国経済が順調な回復を見せていると言う事は欧米投資家から見れば日本株買いの動機付けにはなります。

もう暫くは日本市場も日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開になりますが、銘柄重視で個別対応と言う投資スタンスならさほど神経質になる必要は無いと思います。

買いを急ぐ必要は有りませんが、基本スタンスは銘柄を厳選して安値買い狙いです。保有銘柄の上昇を待ちつつ、引き続きそのようなスタンスで対応して行けば特に問題は有りません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年10月
« 9月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る