リアルタイムサービス(9月29日後場情報)

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日経平均株価は27円高の23539円で終了。今日は9月中間配当の権利落ち日で、日経平均も寄り付き直後には163円安まで下落する場面が有りました。

しかし安く始まった後は底堅く推移し、次第に下げ幅を縮めてプラス圏に浮上、後場14時過ぎには一時111円高まで上値を伸ばす場面も有りました。

今日は配当落ち分が約145円程度有りますので、それを考えれば27円高も実質的には172円高です。

配当落ち分を即日に全て埋める動きは地合いの強さの表れ、しかし今日の買いの中身を見れば日銀のETF買いと配当の再投資の買いが中心と言う感じですので、その点は冷静な見方も必要だと思います。

配当の再投資は一過性のもので、日銀のETF買いも日経平均が下げた時に入るものです、底堅さには繋がりますが、上値を押し上げる効果は有りません。

今日は日経平均は上昇していますが、東証1部の騰落数では値下がり銘柄の方が多くなっています。

簡潔に言えば、先物主導で日経平均は押し上げられたと言う展開です、堅調な展開になる事は良い事ですが、本質的にはやや偏った物色による日経平均の堅調と言う一面も有り、強気に傾き過ぎないようにする必要が有ると思います。

しかし弱気になる必要も無く、強弱どちらにも偏らず、中立的なスタンスで、投資を判断する基準は銘柄重視で個別対応、そのような発想であれば何も問題は無いと思います。

日経平均の値動きは1つの参考程度に見つつ、保有している個々の銘柄の値動きを注視して行くと言うスタンスで良いと思います。

ざっくりと言えば、日経平均が上下どちらに振れようとも、保有銘柄が上昇すればそれで良し、極端に言えばそのような発想で良いと思います。

米国では今夜、バイデンとトランプのテレビ討論会が有ります、今週末には米9月雇用統計の発表が控えています。

引き続き米追加経済対策を巡る与野党協議からも目が離せません、欧州での新型コロナの感染者増加も警戒要因、カナダでも新型コロナの感染者が増加しているとの報道も有り、冬に向けて潜在的リスクとして改めて意識する必要も有ります。

米中対立激化の行方や再度円高が進む事への警戒も必要、円相場に関しては今は一旦円高も小休止ですが、テクニカル的に見れば緩やかな円高トレンドは継続中です。

ざっくりと述べるだけでもこれだけの警戒要因が存在している現実が有ります、しかしながら新型コロナに対してはワクチンや治療薬への期待が有り、米経済への警戒もいずれ追加経済対策も成立するだろうと言う期待が有ります。

米中対立も先端技術に関して限定的な範囲に限られ、円高圧力も日本経済の構造変化を考えると限定的なものとの見方が有ります。

何よりも株式市場の最大の下支え要因は空前の規模の金融緩和です、金余りによる株式需給は良好、加えて経済状況が仮に悪化すれば新たな経済対策が打ち出されると言う安心感も有ります。

結論を言えば、引き続き銘柄重視の個別対応で、安値買いを狙って吹き上げを待つと言うスタンスなら深く考える必要は無いと思います。

明日以降もこれまでと同様に、保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買い出動を考える、そのような基本スタンスに特段の変更は有りません。

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