リアルタイムサービス(9月3日後場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は218円高の23465円で終了。今日は昨夜の米国株の大幅高を好感し、日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には23580円まで上値を伸ばしてコロナショック後の戻り高値を更新。

しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、一段高で上値を伸ばせないところに日経平均のジレンマも有ります。

米国株の上昇を後押ししているのはゼロ金利政策の長期化などFRBによる強烈な金融緩和政策です。

しかしながら米金融緩和は円高要因になりますので、中長期的に見ればじりじりと円高が進みかねないと言う懸念が日経平均の上値を重くしています。

ざっくりと言えば、米金融緩和強化による米国株高では、円高懸念が付きまとい日経平均の上値は重くなる、大局的に見ればそのような感じになります。

しかし円高が業績のメリットとなるような銘柄も有れば、円高も業績にはさほど影響しないと言う内需銘柄も有りますので、多少の円高も悪影響は軽微と言う銘柄を買って行けば問題は無いと思います。

この先適度な調整安場面を待って、そのような円高に強い銘柄を厳選し、順次買い出動を進めて行きたいと思います。

正直なところ上昇基調が続いている米国市場は、日本人の感覚から見ればやはり買われ過ぎと言う感じが有ります。

米経済は大底を打って回復基調は続いていますが、未だコロナ前の水準と比較すれば大きく落ち込んでいるままです。

ワクチンや治療薬への期待が有り、いずれ経済は元に戻ると見ている投資家が多い訳ですが、ワクチンや治療薬も実際に使ってみるまではその効果は未知数です。

ただ米国に関しては、このまま感染拡大が続いて集団免疫を獲得するようなケースも考えられ、新型コロナに対する恐怖感もさほど無いように見えます。

新型コロナの感染動向に関係なく、経済正常化に突き進むと言うハードなシナリオも無いとは言い切れません。

米大統領選挙でどちらが勝利するかで米国の政策も大きく変化しますが、今の米国株の状況は、懸念される要因は全て無視して、ゼロ金利政策の長期化と言う株式市場への追い風をフルに享受しているような状況だと思います。

日本市場でもそのような楽観的ムードが強まれば良いのですが、そこは日米の人種の違いです、慎重な日本市場では米国のような楽観主義は皆無ながら、先々新型コロナの感染が急減し、ワクチンや治療薬にも効果が確認されれば、その時には日本株も一気に米国株を追いかけると言う展開も期待出来ます。

世界の情勢を見る限り、空前の規模の金余り相場は既に始まっており、株式需給面から考えれば下がれば買いと言うのが今の相場環境です。

但し日本では今は政権の移行期で、円高懸念や米中対立懸念なども有り、米国市場のように楽観的ムードは強まりません。

ベターな対応としては、上げ下げを繰り返しながらも緩やかな上昇基調が続くと想定し、下げた所で丁寧に安値を拾って行くような投資が最善です。

明日も保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値が有れば買い出動を考える、個々の銘柄重視で上下両睨みと言う感じで柔軟に対応して行けば良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年1月
« 12月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る