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出島テクニカルワールド(9月3日推奨銘柄 )
- 2020/9/3
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
9/3(木)日経平均株価は△218円の23465円で終了。昨夜の米国株上昇を好感して日経平均も買い先行で高く始まり、寄り付き直後には23580円まで上昇してコロナショック後の戻り高値を更新しましたが、買い一巡後は戻り売りに上値を抑えられる展開に。しかし強含みの展開に変りは無く、米経済の回復が続いている安心感と菅次期政権に対する経済政策面での安心感も高まりつつ有り、日々の上げ下げの波は有ると思いますが、銘柄重視の押し目買いスタンスで対応して行くなら特に問題は無い投資環境だと思います。
【銘柄情報】【本日終値673円】
(東1)五洋建設(1893) 建設 100株
同社は海上土木国内首位で総合建設では準大手級、国内建築拡大路線から方向転換、海外大型案件受注に注力しています。8/4に第1四半期決算を発表、営業利益は81.8億円で前年同期比0.6%減益となったものの、上半期は27.2%の減益計画であり、想定以上に底堅い推移との見方から同社株も見直し買いの動きが続いています。売上高は大きく減少したものの、国内土木や海外事業の粗利益が増加、受注高も同37.8%増と順調に拡大しており、通期収益予想の上振れ期待が高まる状況にもなっています。新型コロナウイルス感染症の影響で一部海外工事が中断したことが響いたものの、国内土木事業や海外建設事業の工事収支改善により売上総利益は増益、防災、国土強靭化を含む公共事業の増発も期待出来、大型洋上風力発電建設のプロジェクトも数件推進されている事も、施行実績が有り、大型クレーンを搭載したSEP型多目的起重機船を要する同社にはビジネスチャンスになります。同社株価も決算発表をキッカケに上昇に転じ、テクニカル的にも上昇トレンドは継続中。この先適度な調整安を待って押し目買い狙いで対応したいと思います。当面の下値支持帯は660円~640円のゾーンになりますので、まずは660円台で1回目の買いを狙い、仮に640円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は710円付近になりますので利食い目処は710円接近時、但し600円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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海上土木に強みをもつ、マリコン(マリンコントラクター)最大手。単体の完成工事比率(20/3期)は、国内土木工事が36%、国内建築工事が36%、海外工事が28%と、相対的に海外工事の比率が高い。新たに策定した中期経営計画(最終年度23/3期)では、「臨海部と海外に強みを持つ真のグローバル・ゼネラルコントラクターを目指す」とし、中計最終年度で連結売上高6050億円、営業利益365億円を見込む。 |

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