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出島テクニカルワールド(8月31日推奨銘柄 )
- 2020/8/31
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/31(月)日経平均株価は△257円の23139円で終了。先週末は安倍首相の辞任報道を受けて大きく下落した日経平均でしたが、政策の継続性に対する過度な不安は一旦後退、今日は買戻しが先行する展開で一時は23342円まで上げ幅を拡大。しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小するなど、新政権の新たな政策スタンスが明らかになるまでは上値の重さは続きそうな感じです。しかし自民党政権に変りは無く、政策も現状維持が濃厚、投資スタンスとしては引き続き全体よりも個を重視、そのような視点で対応して行けば目先の値動きに一喜一憂する必要は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値215円】
(東1)日本通信(9424) 通信 100株
同社は仮想移動体通信事業者の先駆けで、ソフトバンクとの相互接続を2017年に開始。IoTやAI、フィンテック関連事業も手掛け、格安スマホの代表的銘柄としての位置付けに有ります。安倍首相の辞任を受けて、次期首相を巡る動きが本格化していますが、安倍政権の政策継続と官僚機構を動かす能力において、菅官房長官が最有力と見られています。菅官房長官はこれまでも携帯電話料金の値下げに尽力して来ましたので、菅政権誕生となれば同社株にも関連銘柄として注目が集まりそうです。テクニカル的にも6月中旬以降の上昇トレンドは継続中、菅政権誕生となれば一段高の展開も期待出来ます。その他IoTやAI、フィンテック関連のテーマ性も有望、押し目買い狙いで対応しもう一段の上昇を狙いたいと思います。当面の下値支持帯は210円~190円のゾーンになりますので、まずは210円前後で1回目の買いを狙い、仮に190円前後が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は250円付近になりますので利食い目処は250円接近時、但し150円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。今日は反発した日経平均ですが、当面は次期政権を巡る動向に一喜一憂する展開になると思います。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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仮想移動体通信事業者(MVNO)の先駆。ソフトバンクとの相互接続を17年開始。MVNEも。MVNOは在宅勤務や学習向けの安全性高いSIM伸びるも、訪日客向けSIM大幅減や大手へ乗り換え目的の腰掛け加入者続落が響き軟調。ただ、フィンテックは販管費減で改善。営業赤字縮小。印鑑文化見直し商機に電子署名機能備えるフィンテック拡大に注力。 |