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出島テクニカルワールド(8月20日推奨銘柄 )
- 2020/8/20
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/20(木)日経平均株価は▼229円の22880円で終了。昨夜米国で発表された前回のFOMC議事要旨の内容から、米景気の先行き懸念が強まり一段の金融緩和に対する期待も後退、昨夜の米国株も議事要旨発表を受けて下げ幅を拡大、米国株が一旦調整色を強めるのでは?との警戒が強まり本日の日経平均も売りが先行する展開で大きく下落。日米共に直近上昇していますので一旦下げに転じる展開になっても想定内の事、株式市場に上げ下げの波は付き物です。更に言えば、下げ局面は同時に有望銘柄の安値買いのチャンスにもなります。引き続き全体動向よりも個を重視、銘柄重視で安値買いを狙って先々の上昇を待つ、そのようなスタンスで臨めば特に問題は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値512円】
(JQ)北川精機(6327) 機械 100株
同社はプリント基板プレス、FA機械を手掛けていますが、5G通信インフラ整備、5G携帯端末向けにプリント基板関連需要の取り込みを強化しており、5G関連銘柄としてのテーマ性を持ちます。8/19大引け後に2020年6月期決算を発表、減収ながらも純利益は上振れ着地で増益となり、2021年6月期見通しも増収増益見通しを発表し、加えて11期ぶりに5円復配も発表しています。同社株価も業績の回復基調を好感して本日550円まで急伸、買い一巡後は上げ幅縮小となりましたが、直近上昇基調が続いていましたので、好材料も一旦出尽くし、明日以降もう一段の調整安が想定されますが、好業績、復配、5G関連のテーマ性、2021年6月期1株利益見通し50円を考えれば、安値待ち伏せスタンスで押し目買いを狙いたいと思います。テクニカル的には480円~460円のゾーンが下値支持帯になりますので、480円台で1回目の買いを待ち伏せし、仮に460円台が有れば買い増しを実行したいと思います。直近7連騰していますので、調整安も行き過ぎる可能性が有り、安値待ち伏せスタンスで対応したいと思います。当面の上値目処は550円付近になりますので利食い目処は550円接近時、但し420円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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プリント基板プレス、FA機械の中堅。建材機械子会社譲渡で売上剥落。プリント基板用・樹脂成形用プレス装置着実で営業減益幅縮小。21年6月期はプレス装置の費用削減継続。営業益小幅反発。減損特損ない。復配も。5G通信インフラ整備、5G携帯端末で海外のプリント基板関連需要取り込み狙う。 |

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