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出島テクニカルワールド(8月19日推奨銘柄 )
- 2020/8/19
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/19(水)日経平均株価は△59円の23110円で終了。円相場が一時105円に近づき、今日の日経平均も売り先行で始まり寄り付き直後には22953円まで下落、しかしその後円相場が円安に振れ日経平均も反発、10時過ぎにはプラス圏を回復したものの、買い一巡後は様子見ムードが強まり膠着した展開に。騰落レシオは108%まで上昇、円高警戒ムードや米中対立激化懸念などを考えれば、日経平均に関しては横ばいか下振れを想定、しかし個別物色意欲は旺盛、引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視の対応であれば特に問題は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値567円】
(東1)ピーエス三菱(1871) 建設 100株
建築・土木を手掛け、PC(プレストレストコンクリート)橋梁では国内首位級の同社ですが、8/7大引け後に第1四半期決算を発表、二桁増益の好決算で既に期初に想定していた9月中間決算の経常利益を上回る好内容となりました。2021年3月期見通しは増収減益見通しながら1株利益は60円、期末一括配当の20円配当、今年も洪水や河の氾濫など自然災害が多く、この先も台風シーズンを迎えますので、国土強靭化関連銘柄として見直し買いの動きも期待出来ます。テクニカル的にも25・75日移動平均線を上回り押し目買い有利のチャート形状、コロナショックで急落した後は4月以降底値圏での値固めを進め、好決算発表をキッカケに同社株価も上放れ、押し目買い狙いで対応し、もう一段の上昇を狙いたいと思います。当面の下値支持帯は550円~530円のゾーンになりますので、まずは550円台で1回目の買いを狙い、仮に530円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面は600円付近が上値目処になりますので利食い目処は600円接近時、但し500円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。好業績、国土強靭化のテーマ性、加えて円高警戒ムードから内需関連銘柄への物色が強まる展開も期待出来ます。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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三菱マテリアル系。建築・土木を国内外で展開。PC(プレストレストコンクリート)橋梁首位級。期初受注残1255億円(前期比9・8%増)。高速道路の大規模修繕や北陸新幹線整備が貢献。が、民間建築の受注競争激化が響き工事採算が軟化。ICT活用施工の開発費も膨らむ。営業減益。大阪、札幌、福岡など開発需要旺盛な地方での受注拡大に照準。 |