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出島テクニカルワールド(8月17日推奨銘柄 )
- 2020/8/17
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/17(月)日経平均株価は▼192円の23096円で終了。円安一服に加えて15日に予定されていた米中閣僚級のテレビ会議が中止となり、本日の日経平均も売りが先行する展開で下落。先週1000円ほど上昇している事を考えれば今日の反落も適度な調整安と言えますが、今週は閣僚級のテレビ会議が中止になった事で米中対立激化への警戒が強まり易く、米中関係に関する報道などに一喜一憂しそうな感じです。先週は予想外の上昇となった日経平均ですが、楽観に傾かず、慎重さは維持しつつ、全体よりも個を重視、引き続きそのようなスタンスが最善となる投資環境だと思います。
【銘柄情報】【本日終値430円】
(東1)ノムラシステムコーポレーション(3940) 通信 100株
8/4に買い推奨した時には安値無く買えなかった銘柄ですが再度買いを狙いたいと思います。独SAPのERPソフトに特化する形で、戦略的システム導入コンサルティングを手掛けるほか、オリジナル開発のテンプレートも開発している同社ですが、RPAやビッグデータなど、次世代コンサル分野での受注開拓も進めており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資の担い手として収益機会を広げています。新型コロナの感染拡大を契機としたテレワーク需要の拡大に伴いRPAの活用が改めて見直されており、これは定型的な業務をRPAで自動化する事によって人員を節約し、より付加価値の高い業務にマンパワーをシフトすることが可能となる為。そうしたニーズに同社は機敏に対応し、RPA事業に重心を置く経営で商機を捉えています。足元業績も好調で7/15には2020年12月期の中間決算を上方修正、上半期としては過去最高益を更新しています。8/14に中間決算を発表、足元好業績は既に確認済みですが、2020年12月期業績を据え置きとした事で一旦材料出付くし、しかし成長期待は変らず、もう一段の安値が有れば押し目買い狙いで対応したい銘柄です。当面の下値支持帯は410円~380円のゾーンになりますので、まずは410円台で1回目の買いを狙い、仮に380円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は480円付近になりますので利食い目処は480円接近時、但し350円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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独SAPのERP(統合基幹業務システム)導入コンサルや保守が軸、独自テンプレートも開発。柱のERPは2次請け横ばいも、元請けはインフラ企業・メーカーなどで次世代ERP導入コンサルやクラウドの新規受注着実。好採算のRPAは新規受注とカスタマイズ伸長、テレワーク対応需要も伸びる。RPAの顧客には主力製品のERP導入積極提案。 |

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