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出島テクニカルワールド(8月6日推奨銘柄 )
- 2020/8/6
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/6(木)日経平均株価は▼96円の22418円で終了。昨夜の米国株は上昇したものの、円相場が105円台半ばで推移し、円高警戒ムードから先物主導の売りの押されて日経平均は続落。底堅さは有るものの上値も重く、暫くは日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開が想定されます。投資スタンスとしては既に決算発表が終わり、好業績が確認された銘柄は押し目買いを狙い、決算悪銘柄は戻り売りを狙う、銘柄によって売り買いを使い分けて行くような投資が良いと思います。加えて今は、余り積極的に売買を考えるような相場環境では有りません。カラ売りなら高値を待ち伏せし、買いなら安値を待ち伏せする、約定すれば儲け物的な発想での対応が良いと思います。
<カラ売り推奨>【銘柄情報】【本日終値603円】
(東1)マツダ(7261) 輸送用機器 100株
中堅自動車メーカーの同社ですが、新型コロナ感染拡大の悪影響大きく新車販売が急減。そこに円高も加わり、輸出比率の高い同社にとってはダブルパンチの状況です。7/31大引け後に発表された四半期決算も営業利益が過去最大の452億円程度の赤字に転落、2021年3月期の配当も無配に。新型コロナの感染拡大による経済的悪影響は長期化の様相を見せており、米国でも一段の金融緩和が想定され、円高の動きも長引きそうな状況です。同社株に関しても、一時的な戻りが有ればカラ売り狙いのスタンスが最善、一時的に円安に振れるような局面ではある程度の戻りも有ると思いますので、戻り目処付近で待ち伏せしてカラ売りを狙うと言う対応で臨みたいと思います。テクニカル的な当面の上値目処は650円~700円のゾーンになりますので、カラ売りが出来れば儲け物的発想でまずは650円前後で待ち伏せし、仮に700円前後が有れば売り上がりで対応したいと思います。当面の下値目処は550円付近になりますので利食い目処は550円接近時、但し750円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。戻り局面無くカラ売りが出来なかった時は又次の機会を待てば良いと思います。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1売りポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2売りポイントでエントリー
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中堅自動車メーカー。低燃費で動力性能高いエンジンが強み。輸出比率高い。トヨタと資本提携。新型コロナ響き、新車販売急減。上期は工場稼働停止で固定費が圧迫。販売改革投資や次世代プラットフォーム等の開発費、償却費重い。国内生産調整で従業員を一時帰休。4~6月の国内生産は前年同期比23万台(75%)減少。コロナ影響長期化に備え大手銀に総額3000億円規模の融資要請。 |

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