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出島テクニカルワールド(8月3日推奨銘柄 )
- 2020/8/3
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/3(月)日経平均株価は△485円の22195円で終了。先週末の米国株上昇と円相場が106円付近まで円安に振れた事が好感され今日の日経平均も買戻しが先行する展開で大きく上昇。引き続き企業の決算発表と円相場に一喜一憂する展開に変りは有りませんが、テクニカル的には22400円台に位置している25日移動平均線と21500円付近に位置している75日移動平均線を意識したボックス相場となりそうな感じです。暫くは好材料よりも警戒材料が意識されそうな相場環境ですので、当面は買えれば儲け物的価格で安値を待ち伏せすると言う投資も一考です。基本スタンスとしては「全体よりも個を重視」で対応して行く投資環境に変りは有りません。
【銘柄情報】【本日終値802円】
(東1)レンゴー(3941) パルプ・紙 100株
同社は板紙から段ボールまで一貫して手掛け、軟包装など樹脂系包装材も手掛けています。段ボール原紙・製品は食品や通販、宅配向けに需要拡大が続き好調持続。新型コロナの感染拡大による通販利用の拡大は同社業績に追い風になります。日本ではこれから台風のシーズンを迎えますが、避難所における簡易ベッドや仕切りなどに段ボールを利用する動きが広がっており、災害対策関連としての一面も有ります。業績面でも、新型コロナの感染拡大が収益が大きく落ち込む企業が多い中で、同社の2021年3月期見通しは小幅の減収減益見通しで純利益は増益見通し、加えて4円増配を打ち出し24円配当、同社1株純資産は1124円で1株利益は113円見通し、現在の株価水準には割安感が有り、もう一段の安値が有れば株価反発狙いで安値買いを考えたいと思います。同社株の3月安値が660円、そこまでの下振れは期待出来ないとしても、760円~730円のゾーンは何らかのショック安が有れば十分に可能性はある水準です。買えれば儲け物的発想でまずは760円台で1回目の買いを待ち伏せし、仮に730円台が有れば買い増し実行、当面は840円付近が上値目処になりますので利食い目処は840円接近時、但し700円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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板紙から段ボール製品まで一貫。板紙専業首位、軟包装など樹脂系包装材も有力。前期海外買収会社が通期連結で売上増。段ボール原紙・製品は食品や通販、宅配向けが支えて数量微増。単価維持、原燃料価格安定で軟包装も食品向け増加。増配。段ボールに直接プリントし店頭販促に活用できるデジタル印刷パッケージ拡販。 |

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