リアルタイムサービス(7月29日前場情報)

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日経平均株価は178円安の22479円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して反落。4~6月期決算で売上高と1株利益が市場予想に届かなかった工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が5%安となり、1銘柄でNYダウを50ドルあまり押し下げる結果に。

1株利益が市場予想を大幅に下回った外食のマクドナルドも売られ、原油先物相場の下落を受けて、シェブロンなど石油関連株も売られ指数を押し下げる展開に。

米共和党指導部が1兆ドル規模の経済対策案を発表しましたが、失業給付の上乗せは減額する方針で、市場の期待を下回る結果に株式市場も失望の反応に。

民主党は3兆ドル規模の対策と失業給付金の上乗せ維持などを求めており、追加の経済対策に関して両党の溝は大きく、法案成立には時間がかかるとの見方が株式市場では売り材料視されました。

大統領選挙が控えていますので、追加の経済対策も大統領選挙に向けての両党のアピール合戦になりがちです。

党利党略が優先されると米経済への悪影響も懸念され、米政治の混迷は株式市場にとっても百害有って一利無しです。

昨夜の米国株下落を受けて本日の日経平均も売りが先行する展開で下落。昨日決算が発表され、内容が悪かった日産自動車、キャノン、ファナックなどが売られて指数の押し下げに寄与しています。

一方好決算となった東京エレクトロンや半導体関連のアドバンテストは買われる展開で、物色も2極化している日本市場です。

好決算銘柄を買う動き、決算が悪い銘柄を売る動き、当然と言えば当然の展開ですが、時期的には市場参加者が少なくなり、やや極端な値動きになり易い時期でも有りますので、上昇銘柄、下落銘柄共に、やや行き過ぎた値動きになり易いと言う一面は頭に入れて対応する必要が有ると思います。

又、現在発表が本格化している四半期決算も4-6月期の第1四半期決算で、2021年3月の決算としてはまだスタートしたばかりです。

ざっくりと言えば、好決算銘柄に関しては上出来ながら、悪い決算でも1年を通して見れば最悪期とも言える第1四半期であり、先を見据えれば過度に悲観する事は無いと思います。

昨夜の米国株も本日の日経平均も、決算が悪かった銘柄が多かった事から日米共に指数は下落、簡潔に言えば好決算銘柄は有ったものの、決算が悪かった銘柄が多かったので指数は下落していると言う状況です。

この先も日々発表される企業決算に一喜一憂する展開が続きますが、企業業績の先行きも新型コロナの感染状況次第です。

感染拡大に鈍化の兆しが見えれば企業業績回復期待も高まり株式市場にとっては上昇要因になります。そう言う意味では目先の値動きに一喜一憂する必要は有りません。

引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、銘柄重視で安値買いを狙い、先々の上昇を待つと言う基本方針に何ら変りは有りません。

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