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出島テクニカルワールド(7月22日推奨銘柄 )
- 2020/7/22
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
7/22(水)日経平均株価は▼132円の22751円で終了。昨夜の米国市場はワクチン開発進展期待と主要企業の決算発表への期待からNYダウは上昇したものの、上昇基調が続いていたナスダック指数は利食いが先行する展開で反落。本日の日本市場は明日からの4連休が意識され、ポジション解消売りが優勢の展開で日経平均は反落。しかし底堅さは変らず、ワクチン開発進展期待と世界経済回復期待も変らず、連休明けには日経平均23000円台回復を目指す展開が期待出来そうです。但し連休明け以降は、主要企業の決算発表も本格化しますので、引き続き全体よりも個を重視と言う発想で、好業績が期待出来て、テーマ性を持ち、割安感の有る銘柄を中心に安値買いを狙って行く、そのような発想での対応が最善となります。
【銘柄情報】【本日終値574円】
(東2)PALTEK(7587) 卸売業 100株
6/30にも買い推奨をして既に利食い済みの銘柄ですが再度買いを狙いたいと思います。同社は独立系の半導体商社で、外国製半導体の販売と設計受託、生産、自社製品開発を手掛けています。今後5G関連の市場拡大が期待されますが、同社は5Gの特徴の一つである超低遅延を実現するために不可決なMECやAIの推論処理などの高速データ処理を実現する、FPGAコンピューティングプラットフォーム 「MCUBE」の受注を開始すると既に発表済み。5/8には5Gインフラ通信機器、計測機器向けFPGA販売や海外携帯情報端末向けけメモリ製品販売が好調に推移しているとの事で中間期の業績上方修正を発表するなど足元の業績も好調。5G、AI、半導体関連のテーマ性に加えて同社1株純資産は866円、足元の業績も好調、見直し買いでもう一段の上昇が期待出来ますので押し目買い狙いで対応したいと思います。6/5には準天頂衛星を使った駐車位置確認システムの開発に成功と発表、6/8にはサイレックス・テクノロジーと共同でAIによる安全・遠隔・自動化ソリューション開発を促進する車輌AI評価キットを開発したと発表するなど材料、テーマ性も豊富な銘柄。当面の下値支持帯は540円~520円のゾーンになりますので、まずは540円台で1回目の買いを狙い、仮に520円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は630円付近になりますので利食い目処は630円接近時、但し480円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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独立系半導体商社。主力はFPGAなど外国製半導体の販売。設計受託、生産、自社製品開発推進。半導体はザイリンクス社との取引形態変更で目減るも、技術サポートで利益は確保。好採算のデザインサービスも公共インフラや医療機器向けで増加。高速演算処理向けFPGAコンピューティング基盤を開発。自動運転車の制御・バッテリー用エミュレーター販売。 |

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