リアルタイムサービス(7月17日前場情報)

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日経平均株価は3円高の22773円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは135ドル安で5営業日ぶりに反落し、ナスダック指数も76P安と3日ぶりに反落。

朝方発表された週間の米新規失業保険申請件数が11日までの1週間で130万件となり、131万件だった前の週からほとんど変わらず、市場予想(125万件)ほど減らなかった事から株式市場も失望の反応に。

加えて、新型コロナウイルスの新規感染者数が6万人を超える過去最多の水準で推移している事も買い手控え要因に。

感染が深刻な西部や南部の州は経済活動の再開を見直して行動規制を強めており、雇用回復の鈍化で米経済の改善も遅れるの懸念も投資家心理にはマイナスに。

昨日の中国上海株が大幅に下落した事も市場心理を冷やしました。中国の4-6月GDPはプラス成長を回復したものの、小売売上高は市場予想に反して減少し、中国景気の戻りが鈍いとの見方が強まりました。

加えてトランプ政権が8月から中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の締め出しを強化する事が明らかになり、米中対立の激化懸念も強まる展開に。

ファーウェイなど中国のハイテク企業と取引のある企業は米政府機関との取引を禁じるとの事。

今後米大統領選挙の11月に向けて米中対立が一段と激化しかねず、昨夜の米国市場も警戒が先行する展開となりました。

しかし一方では、ジョンソン・エンド・ジョンソンが16日の決算説明会で来週から新型コロナワクチンの臨床試験を始める事を発表。

同時に米国立衛生研究所(NIH)と9月に大規模な治験を開始する事を協議している事もも明らかにしました。

新型コロナの感染拡大が米経済の回復への大きな重石になっていますので、ワクチンの大規模な治験が行われる事は株式市場にとっても先行きへの安心感を高める要因になると思います。

昨夜の米国株は下落したものの本日の日経平均は円安進行を背景に上昇して始まり一時22857円まで上昇。

しかし買い一巡後は売りに押されてマイナス圏に沈むなど前日終値を挟んでの膠着した展開です。

昨日大きく下落した中国上海株は今日は小幅に上昇して始まり日本市場にも安心感をもたらしていますが、週末と言う事もあって、土日の東京の感染者増加が気になると言う心理も有りますので今日は様子見ムードが強い展開になりそうです。

大局的に見れば引き続き新型コロナの感染拡大への警戒と世界経済回復期待が綱引する状況に大きな変化は有りません。

日々の上げ下げは有れども基調は強含み、緩やかな上昇基調の展開が期待出来る状況にも変化は無いと思います。

需給面でも、カラ売り残が増加しており、売っている投資家にとっては厳しい状況です、来週も底堅い展開が続けば再び買い戻しによる一段高も期待出来る一面も有ります。

今日は週末ですので後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思いますが、来週も安値買いのチャンスが有れば順次買い出動を考えて行きたいと思います。

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