リアルタイムサービス(6月12日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は341円安の22131円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。NYダウは1861ドル安と下げ幅は過去4番目の大きさでした。ナスダック指数も527P安と大きく下落し、これまでの反動が大きく出る展開に。

南部テキサス州など早い段階で経済再開に踏み切った州を中心に6月に入って新型コロナの感染が再拡大しており、ジョンズ・ホプキンス大学によると、11日夕時点で米国の感染者数の合計は201万人を超えました。

米国の新型コロナウイルスの感染「第2波」が現実味を帯び、市場では経済活動の早期正常化への期待が後退、株式市場は3月後半以降、急速に上昇してきたため、景気敏感株を中心に幅広く売りが出る展開に。

米連邦準備理事会(FRB)が10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で雇用の回復ペースが鈍くなる可能性を指摘した事も相場の重荷となりました。

旅行需要の回復を見込んで3月の安値からの戻りが目立っていたユナイテッド航空ホールディングスなど、空運株が軒並み急落、連動して航空機のボーイングも売られ、長期金利の低下を受け利ざや悪化懸念が強まったゴールドマン・サックスやシティグループなど、金融株も軒並み大幅安の展開に。

米原油先物相場も大幅に下落し、エクソンモービルやシェブロンといった石油株にも売りが広がり、業績が景気の影響を受けやすい建機のキャタピラーや化学のダウなども大きく下落、NYダウを構成する30銘柄すべてが下落しました。

ナスダック指数も5営業日ぶりに大幅に反落、主力ハイテク株に利益確定売りが広がり、半導体関連株やバイオ製薬など幅広い銘柄が売られる展開に。

昨夜の米国株急落の主な理由としては、感染第2波への警戒と米経済のV字回復期待の後退となりますが、ワクチンや治療薬の開発は進んでおり、米経済のV字回復期待がそもそも過剰な期待先行。

ざっくりと言えば、この先再びワクチンや治療薬の開発に関する好材料が出て来れば株式市場のムードは好転します。

加えて、米経済に関しても、空前の規模の財政出動と金融緩和政策を考えれば、V字回復とは行かないまでも、経済の回復を支援する事は間違い有りません。

昨夜は急落した米株式市場ですが、これまでの上昇がやや行き過ぎていただけの事で、行き過ぎた上昇を修正する為のスピード調整と見るのが妥当です。

行き過ぎ修正の動きが一巡すれば米国株も再び上昇基調に転じる可能性が高いと思います。

本日の日本市場は昨夜の米国株の急落を受けて一時は日経平均も21786円まで下げ幅を拡大。

しかし日経平均は昨日の下げで有る程度は米国株安を織り込んで有り、今日は売り一巡後は下げ幅を縮める展開に。

日本市場もこれまでの上がり過ぎを修正する局面を迎えており、米国市場同様に、行き過ぎ修正の動きが一巡すれば再度上昇に転じると思います。

ざっくりと言えば、悲観する事は有りません、今日は週末ですので新規の買い出動も様子見としますが、来週以降一段の安値が有るようなら順次買い出動を進めたいと思います。

銘柄重視で「安値を仕込み先々の吹き上げを待つ」そのような基本スタンスに変りは有りません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年9月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
ページ上部へ戻る