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出島テクニカルワールド(5月28日推奨銘柄 )
- 2020/5/28
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
5/28(木)日経平均株価は△497円の21916円で終了。昨夜の米国株は引き続き経済活動正常化への期待が先行する展開で上昇、本日の日経平均も米国株高に連動する展開で大きく上昇。機関投資家の持たざるリスクを意識した買いに加えて売りポジションの踏み上げ的な買戻しも加わり日経平均は22000円回復も目前。しかし直近の上昇にはやや上がり過ぎと言う感じもします、今日も後場開始直後から300円近く急落した動きも有り、高値波乱のような動きも見られました。大局上昇基調は続きそうですが、目先は一旦調整局面は近いと考えて対応して行く方が良いと思います、暫くはテーマ性を持つ出遅れ割安銘柄を中心に押し目買いを狙って行くスタンスが良いと思います。
【銘柄情報】【本日終値317円】
(東2)キョウデン(6881) 電気機器 100株
5/21にも買い推奨をして既に利食い済みの同社株ですが再度買いを狙いたいと思います。プリント配線基板が主力の同社ですが、次世代通信規格5G向けでは、早い段階から長野工場を拠点に同規格に対応した電子基板の開発を進めており、5G基地局向けに通信の劣化を防ぐ低誘電性材料を使ったアンテナ盤も開発、5G関連の割安・出遅れ銘柄として見直し買いの動きが期待出来ます。5G関連のテーマ性と2021年3月期の増益見通し発表を受けて5/26には342円まで上昇、その後一旦調整局面を迎えていますが、テクニカル的には上昇トレンドは継続中、5G関連のテーマ性と2021年3月期の増益見通しは引き続き買いが向かい易い材料、押し目買い狙いで臨み、もう一段の上昇を狙いたいと思います。当面の下値支持帯は310円~290円のゾーンになりますので、まずは310円台で1回目の買いを狙い、仮に290円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は2/21日足チャート上のマド埋めとなる359円付近になりますので利食い目処は360円接近時、但し270円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。日経平均は連日の上昇で過熱感も意識される状況ですが、相対的に割安感の有る好業績、テーマ株に関しては日経平均の過熱感も特に気にする事は無いと思います。全体よりも個を重視、当面はそのような発想で対応して行く投資環境です。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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プリント配線基板中堅、試作品用が主。量産品用も拡大中。混和材、ガラス長繊維原料等も展開。21年3月期は工業材料がインフラ向けコンクリ部材が好転。5G向け基板も需要増。横浜工場の多層基板等を長野・大阪工場に集約完了、1月から生産開始。5G向け基板設計や試作品製造で受注開拓。 |

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