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出島テクニカルワールド(5月18日推奨銘柄 )
- 2020/5/18
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
5/18(月)日経平均株価は△96円の20133円で終了。先週末の米国株高を好感し日経平均も続伸。しかし新型コロナ感染第2波への警戒や米中通商摩擦激化への警戒など懸念要因も有り、底堅いものの上値も重い展開。当面は欧米の経済活動正常化の歩みと、新型コロナの感染第2波が有るのかどうか?、加えて米中情勢を睨みながら日々出て来る材料に一喜一憂するような展開が続きそうです。しかし今は全体よりも個を重視して対応して行く投資環境です、銘柄重視で対応して行くなら、多少不安定な値動きも特に神経質になる必要は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値409円】
(JQ)栄電子(7567) 卸売業 100株
同社は産業機器・民生機器向け電子部品商社で半導体製造装置用の電子部品が主力、スイッチング電源やコネクターなどに強みを持ち、5Gの普及拡大や人工知能関連、IoT関連の需要拡大が期待出来る環境は同社業績にも追い風になります。5/14に発表した、2020年3月期業績は減収減益となったものの、2021年3月期見通しは増収増益とV字回復する見通しを発表。新型コロナウイルスと共存して行く環境においては、リモートワークや遠隔医療、ネットサービスの利用拡大などを受けて、インターネット環境の整備拡大は不可欠であり、サーバーやデータセンターなどを中心にIT分野への一段の設備投資拡大が想定され、それは半導体需要の一段の拡大を意味しますので同社への見直し買いの動きが期待出来ます。同社1株純資産は567円、今期増収増益見通し、7円配当、テクニカル的にも短期上昇トレンドは継続中、押し目買い狙いで対応したい銘柄となります。当面の下値支持帯は390円~370円のゾーンになりますので、まずは390円台で1回目の買いを狙い、仮に370円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は480円付近になりますので利食い目処は480円接近時、但し330円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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産業機器・民生機器向け電子部品商社。半導体製造装置用電子部品が主力。電子部品は主力の半導体製造装置向けが設備投資先送りで失速。21年3月期は電子部品が半導体製造装置関連の投資回復緩慢で小幅増程度。電源も産機向けが顧客の投資抑制影響。自動運転分野やIoT、AI向けに半導体や電子部品を拡販。 |

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