出世株発掘ドリーム・レポート(2020年5月15日推奨 )

新イラスト

 

日経平均株価5/15終値20,037

日経平均0515

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

経済活動の正常化に向けた動きを好感して緩やかに上昇基調が続いて来た株式市場ですが、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長が12日の議会公聴会で、経済活動の再開を急げば感染の再拡大を招き「とても深刻な結果をもたらす可能性がある」と発言した事で一旦楽観ムードにブレーキがかかり、感染第2波を警戒するムードが高まりつつ有ります。しかし大勢としては依然経済活動正常化を期待する動きが主流で、日経平均も現時点では25日移動平均線を上回って推移するなど短期の上昇トレンドは継続中です。経済活動正常化への期待と新型コロナの感染第2波を警戒する動きが綱引をするような相場状況ですが、ざっくりと言えば、今のところは経済活動正常化への期待がやや優勢と言う感じです。しかしこれも今後の新型コロナの感染状況次第ではいつ状況が急変してもおかしくは無く、楽観に傾くには現時点ではまだ時期尚早です。

日本においては多くの県で緊急事態宣言が解除され、首都圏や大阪周辺に関しては引き続き緊急事態宣言が続く事になりますが、日本国内全体で見た場合には、新型コロナの感染が鈍化している事は株式市場にも安心感を与えています。当面は欧米や韓国、中国での感染拡大第2波が警戒されつつも、経済活動正常化を見据えた動きから株式市場も底堅い展開が期待出来ますが、経済活動正常化にも一抹の懸念は有ります。 経済活動正常化にも幾つかのケースが有ると思います、最も理想的なのは全面的な経済活動の正常化ですが、これは当面期待は出来ません。当面は経済活動正常化を進めると言っても、多くの制約が付く、限定的な経済活動の正常化になると思います。例えば、工場やレストラン、ショッピングセンターなど、多くの人が集る所は社会的距離を取った上での再開になり、その場合は営業を再開したとしても人数的制約から売上は半分程度しか回復せずと言うような事が多々出て来ると思います。又、景気悪化の長期化や失業への不安から不要不急の買い物は見送り、貯蓄を優先する事で全体的な消費が減少すると言う事も考えられます。旅行などに関しては今年一杯は自粛ムードが続き、飛行機や新幹線の利用なども控えるという動きが続くと思います。世界的な状況を見渡しても、ほぼ全ての国で同じような事がおきますので、ざっくりと言って、今は期待が先行している経済活動の正常化が多少進んだとしても、世界経済の回復度合いとしてはコロナの前と比べれば半分程度しか回復しない可能性も有ります。コロナ前を100とすれば、この先経済活動の正常化が進んだとしても当面は50~60程度にしか戻らない、そのような事も想定して対応する必要は有ると思います。先々追加で新たな経済対策が発動されるならそのような懸念も後退しますが、それでも新型コロナが完全に収束しない限りは経済活動にも色々と制約が付きまといます。足元堅調な展開が続いている株式市場ですが、先行きへの不透明要因はまだ多々存在しています。弱気に考える必要は有りませんがまだ楽観は禁物、投資スタンスもコロナ懸念が続く環境下でも買える銘柄を厳選して対応して行く事が最善の対応になると思います。

新型コロナが終息しても、以前と同じ日常に戻る事は難しく、当然世界の日常は大きく変化すると思いますので、新しい世界の日常を想像した上で株式投資を考え、買い対象銘柄も考えなければなりません。しかし言い換えればそれは大きなチャンスでも有り、世の中が大きく変化する時には新たな市場が生まれたり、大きく成長する企業も出て来ます。新型コロナと共存する社会においても、新型コロナが収束した社会においても、防疫や医療、半導体、5G、AIなどのテーマ性や材料性を持つような銘柄に関しては弱気になる必要は有りません。全体よりも個を重視、引き続きそのような発想で対応して行けば良く、先々市場規模の拡大が期待出来るような業種に属し、その中で成長が期待出来る銘柄に関しては、新型コロナの感染第2波が有ろうとも、強気スタンスで安値を仕込み、先々の上昇を待つと言うスタンスが、最終的には大きな利益に繋がる事になります。もう暫くは日々出て来る材料によって株式市場も上下に振れると言う展開が続きそうですが、目先の値動きに一喜一憂する必要は有りませ。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 電気機器 6890 フェローテックHD 5/15終値692

 

買いゾーン①690円前後②650円台③600円前後

利食い目処1200円前後 損切り400円割れ

 

半導体ウエハや半導体設備向け部品を製造している同社ですが、真空シールは世界シェア6割。特に注目される点は、パワー半導体向け基盤を手がけている事です。市場では5G関連に注目が集まりますが、その5G環境を整備する上で欠かせないのがパワー半導体とされています。コロナ収束後を見据える中で、最も最初に需要が回復する分野は5GやAI市場といわれており、このどちらにもパワー半導体は不可欠なものです。現在コロナ後の経済回復は中国が先頭を走っており、その中国では半導体ウエハ需要が拡大しています、欧米や日本においても、5GやAI分野への投資は最重要な国家戦略とも言える領域です。同社にとっては事業環境の最悪期は既に通過し、同社株も見直し買いの局面を迎えつつ有ります。新型コロナの悪影響もあって短期的には業績に不透明感は有るものの、同社1株純資産は1252円、当初見通しでは2021年3月期業績見通しは増収増益、1株利益129円見通しであり、多少の下方修正があったとしても時価近辺の株価は割安、安値仕込を考える局面に有ると思います。

 

6890フェローテックHD 月足チャート

フェローテック月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

※次回の提供日は5/25(月)です。

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年12月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページ上部へ戻る