リアルタイムサービス(5月13日後場情報)

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日経平均株価は99円安の20267円で終了。新型コロナの感染第2波を警戒するムードが強まり昨夜の米国株が下落。

本日の日経平均も売り先行で始まり寄り付き直後には20056円まで下げ幅を拡大。しかし目先の売りが一巡した後は押し目買い流入で下げ幅を縮め、終って見れば小幅安と底堅さを感じる展開に。

テクニカル面においても日経平均は依然5日移動平均線を上回って推移しており、短期の上昇トレンドは継続中。

経済活動正常化への期待と新型コロナの感染第2波を警戒する動きが綱引をするような相場状況ですが、今のところは経済活動正常化への期待がやや優勢と言う感じです。

しかしこれも今後の新型コロナの感染状況次第ではいつ状況が急変してもおかしくは無く、楽観に傾くには時期尚早です。

日本においても多くの県で近く緊急事態宣言が解除される見通しです、首都圏や大阪周辺に関しては引き続き緊急事態宣言が続く事になりますが、新型コロナの感染が鈍化している事は株式市場にも安心感を与えています。

当面は欧米や韓国、中国での感染拡大第2波が警戒されつつも、経済活動正常化を見据えた動きから株式市場も底堅い展開が期待出来ますが、経済活動正常化にも一抹の懸念は有ります。

経済活動正常化にも幾つかのケースが有ると思います、最も理想的なのは全面的な経済活動の正常化ですが、これは当面期待は出来ません。

当面は経済活動正常化を進めると言っても、多くの制約が付く、限定的な経済活動の正常化になると思います。

例えば、工場やレストラン、ショッピングセンターなど、多くの人が集る所は社会的距離を取った上での再開になり、その場合は営業を再開したとしても人数的制約から売上は半分程度しか回復せずと言うような事が多々出て来ると思います。

又、景気悪化の長期化や失業への不安から不要不急の買い物は見送り、貯蓄を優先する事で全体的な消費が減少すると言う事も考えられます。

旅行などに関しては今年一杯は自粛ムードが続き、飛行機や新幹線の利用なども控えるという動きが続くと思います。

世界的な状況を見渡しても、ほぼ全ての国で同じような事がおきますので、ざっくりと言って、今は期待が先行している経済活動の正常化が多少進んだとしても、世界経済の回復度合いとしてはコロナの前と比べれば半分程度しか回復しない可能性も有ります。

コロナ前を100とすれば、この先経済活動の正常化が進んだとしても当面は50~60程度にしか戻らない、そのような事も想定して対応する必要は有ると思います。

先々新たな経済対策が発動されるならそのような懸念も後退しますが、それでも新型コロナが完全に収束しない限りは経済活動にも色々と制約が付きまといます。

足元堅調な展開が続いている株式市場ですが、先行きへの不透明要因はまだ多々存在しています。

弱気に考える必要は有りませんがまだ楽観は禁物、投資スタンスもコロナ懸念が続く環境下でも買える銘柄を厳選して対応して行く事が最善の対応になると思います。

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