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出島テクニカルワールド(4月9日推奨銘柄 )
- 2020/4/9
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
4/9(木)日経平均株価は▼7円の19345円で終了。昨夜の米国株は大きく上昇したものの、本日の日経平均は前日まで4日続伸している事も有って上値重く戻り売りに押される展開に。後場には一時19158円まで下げ幅を広げる場面も有りましたが、売り一巡後は買い戻しで下げ幅を縮めて終了。売り買い共にやや手掛かり材料不足と言う展開で方向感に掛ける展開。欧米で新型コロナの感染がピークを迎えつつあるとの観測も有りますが、日本ではこれからピークを迎える可能性が高く、まだ楽観は時期尚早ですが、リスク覚悟の方は、銘柄によって「カラ売り」と「リバウンド狙いの買い」を柔軟に使い分ける投資を考え、安全重視の方はもう暫くは売買は見送り、新型コロナの動向を見守ると言う対応が最善。
【銘柄情報】【本日終値277円】
(東1)サニックス(4651) サービス 100株
新型コロナの収束する時期は依然見えず、しかし一方では世界の主要国では空前の規模の経済対策と金融緩和政策が打ち出されており、引き続き強弱感が対立する相場状況ですが、先々市場拡大が期待出来るような分野で事業を展開している銘柄に関してはリバウンド狙いの買いを考えても良いと思います。太陽光発電工事やシロアリ防除、廃プラ処理や売電を手掛けている同社ですが、感染症発生時の消毒・汚染除去業務や感染性廃棄物の適切な処理など院内感染予防事業も手掛けており、今後新型コロナ感染者でも軽症者や無症状者に対してはホテルなどでの隔離が進められますので、同社にとっては収益機会が拡大すると言う業績への追い風になると思います。2/26には463円まで上昇していた同社株でしたが、その後コロナショック安の逆風を受けて3/19には213円まで下落、しかしその後は反発に転じて下げ渋り、新型コロナ情勢も緊急事態宣言が発令され、感染者の増加を背景に、同社株への見直し買いの動きも期待出来ます。テクニカル的には240円台が下値支持帯になりますが、日々の不安定な値動きを考えれば時価近辺から240円台までを視野に入れながら安値を少しずつ買い下がって行くと言う買い方が良いと思います。270円台、260円台、250円台、240円台と少しずつ買い下がり上昇を待つ、その様な対応で臨みたいと思います。当面の上値目処は330円付近になりますので利食い目処は330円接近時、但し3月安値の213円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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太陽光発電設備工事の大手。シロアリ防除で創業。廃プラ処理や売電に加え新電力事業に進出。収益柱のシロアリ防除が伸び悩むが、プラスチック燃料販売が単価上昇寄与し営業増益。21年3月期は太陽光発電が下げ止まり、シロアリ防除は上向く。プラスチック燃料も好調。営業益着実増。 |

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