リアルタイムサービス(3月27日前場情報)

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日経平均株価は230円高の18895円で前場を終了。昨夜の米国市場は、引き続き2兆ドル規模の経済対策の成立を好感する展開が続きNYダウは1351ドル高、ナスダック指数は413P高と大きく上昇。

2兆ドル規模の経済対策に加えてFRBは4兆ドル規模の量的緩和を既に表明しており、財政と金融の両面を合わせれば米国の経済対策は6兆ドル規模となります。

FRBの4兆ドルの使い道としては、国債や社債、住宅関連債権の買い入れなど幅広い資産の買入れを視野に入れており、更に状況次第では買い入れ額も無制限との事です。

又、昨夜パウエルFRB議長は「政策手段に限界は無い」と発言しており、この発言も米株式市場は好感。

しかし一方では、米国内での新型コロナ感染指数が中国やイタリアを上回り世界で最も多くなっている現実が有ります。

米株式市場も一旦リバウンド局面を迎えているものの、現状はまだ先行きを楽観出来るような状況では有りません。

これまでにも繰り返し述べて来たように、米国の空前の規模の経済対策や金融政策も、新型コロナの感染が収束しなければ効果は期待出来ません。

米国株もリバウンドが一巡した後には再度下げに転じると見て対応して行く方が賢明です。

昨夜の米国株の上昇を受けて本日の日本市場も買い先行で始まり、日経平均は一時19366円まで上昇したものの、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小。

日本の場合は、東京での感染者が急増しており、首都封鎖の懸念が高まっていますので、冷静に考えれば買い戻し以外では、ここで新たな買いを実行して来る投資家は限りなく少ないと思います。

今日までは、配当狙いや優待狙いの買いが入る余地は有りますが、3月決算企業の権利付き最終売買日は今日ですので、そのような特殊な買いも今日までです。

来週以降は配当や優待狙いの買いは無くなり、どちらかと言えば、権利を取った事で一旦売却する動きも強まりかねません。

更に言えば、この週末の土日に、世界情勢がどうなるのか?日本国内はどうなるのか?新型コロナの感染者の増加が警戒される状況です。

まだまだ株式市場を取り巻く環境は不安定で先行き不透明である事に変わりは有りません。

世界経済がどの程度落ち込むのか?企業業績がどの程度落ち込むのか?これらも全て新型コロナの今後次第で有り、株式市場が底を打ったと見る事はまだ出来ません。

行き過ぎた安値を少しずつ買い下がりながら先々の新型コロナ収束を待つと言う基本スタンスに変わりは有りませんが、まだ底打ち確認が出来ない以上は、再び大きな急落場面が来る事を想定した対応が最善です。

行き過ぎや安値が有れば少しずつ買い下がり、急反発すれば安値買いの分だけ一旦利食いを進める、下げて買い、戻して売る、そのような対応を繰り返しながら中長期で新型コロナの収束を待つ、そのように対応して行けば適度に利益を得ながら本格反騰を待つと言う事に繋がります。そしてこのような対応が今の相場環境においては現実的最善の対応だと思います。

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