リアルタイムサービス(3月24日前場情報)

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日経平均株価は1138円高の18026円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して続落。新型コロナによる景気減速に対応するためトランプ政権が打ち出した経済対策について、野党・民主党の反対で議会と合意出来ず、政策実行に時間がかかるとの懸念から売られる展開に。

ムニューシン財務長官は23日朝、経済対策について「合意は近い」と話していただけに、物別れに終る結果に株式市場も失望。

23日はミシガン州やマサチューセッツ州が州内の事業者に在宅勤務を命じました。前週のニューヨーク州やカリフォルニア州などに続く動きで、ニューヨーク州知事の記者会見で感染者数が急増したと発表したことも投資家心理を冷やし、NYダウの下げ幅は一時960ドルに広がる場面も有りました。

一方では、FRBが23日朝、国債などの購入額の目安をこれまでの7000億ドルから無制限に切り替える事を発表。

ざっくりと言えばFRBは当面無制限の量的金融緩和を実施すると言う事です。必要であれば無制限で国債や社債などを買い入れると言う表明であり、本来であれば米株式市場も急反発するような内容ですが、現状では依然新型コロナへの警戒が勝ると言う米国市場です。

金融政策や経済対策も重要では有るものの、米国市場の最大の関心は新型コロナの感染を押さえ込む事が出来るかどうかです、感染拡大が続いている間は、あらゆる経済政策や金融政策も投資家心理を劇的に好転される力は無いと言う感じです。

しかし経済政策や金融政策も先々新型コロナの感染拡大が沈静化した後には落ち込んだ経済を回復させる大きな力になります。

短期的には政策発動も消化不良と言う感じの米国市場ですが先々必ず効果は出て来ますので、今はさほど効果が無い政策発動も、潜在的には先々の株価反発要因になって来ると思います。

依然下げ止まりの兆しが見えない米国市場ですが、本日の日本市場は買いが先行する展開で日経平均も大きく上昇。

日銀のETF買い、GPIFなど年金系資金の買いが中心ながら、下がらない株価を受けて投機筋の買い戻しの動きも強まる展開で日経平均は1000円を超える上昇。

米国株とは相反する強い展開になっており、ざっくりと言えば上がるから買戻しが入る、買戻しが入るから上がると言う感じで、公的な買いを背景に好循環になっています。

しかし、欧米では感染拡大が依然続いており、経済面でもほぼ世界的に正常な経済活動が出来ていない状況、そのような状況下で日経平均だけが大きく上がる展開がいつまで続くのか?

冷静に考えれば今は一時的な水準押し上げ局面だと思います。勿論主役は公的な買いです、しかし世界の現実を見る限り、株価が戻れば今はまだ戻り売りが強まる事は間違いなく、株価上昇局面では買いを考えず、持ち株で安値で買って利益が出ている分だけでも一旦売却し、再度安値買いを待ち伏せすると言う対応が良いと思います。

世界の情勢を見る限り株式市場の本格反騰はまだ時期尚早、リバウンドが一巡した後には再度下げると見ておく方が賢明です。

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