リアルタイムサービス(3月23日後場情報)

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日経平均株価は334円高の16887円で終了。先週末の米国株が下落し、本日の日経平均も10時過ぎにはマイナス圏に沈む場面が有りましたが、その後じりじりと上昇に転じて上げ幅を拡大。

米国株にまだ下げ止まりの兆しが見えない中で、日経平均は徐々に下がり難い状況になりつつ有ります。

ざっくりと言って明らかに日銀のETF買い入れ額倍増政策が効果を上げていると言う感じです。

加えて年金系資金のリバランスの買いや、下がり難くなった株価を見てヘッジファンドなど売り方の買い戻しも観測され、日経平均に関してはパニック的な下げ局面はほぼ一巡したと言う感じです。

しかしながら本格的に上値を買い上がるような展開はまだ期待出来ません、今はまだ下がり難くなっただけの事、本格的に上昇に転じるには新型コロナの世界的な感染の収束が不可欠になります。

米国では今後も新たに外出が禁止となる都市が幾つか増えそうな状況です。既に非常事態宣言がされている欧州も、状況は日々悪化していると言うのが現実。

中国では一旦収束しつつあったものの、再び新たな感染者が出て来るなど、気を緩めれば再び感染が爆発的に増加する懸念は拭えません。

日本においても状況は同じです、今は爆発的な感染増加にはなっていませんが、専門家の話では、キッカケ1つでいつでも感染爆発は起きる可能性が有るとの事です。

言わば、綱渡り状態の中で感染拡大が抑制されているのが今の日本の状態です。

日経平均に関しては、日銀のETF買いの効果も有って、パニック的な株価下落は何とか阻止していますが、まだ楽観出来るような状況では有りません。

東京オリンピックも延期が濃厚になりつつ有ります、最悪の事態は中止ですが、延期であれば経済的な効果も先送りとなるだけで済みますので経済的悪影響も軽微で済みます。

当面は引き続き欧米での新型コロナの感染拡大がいつ鈍化し、収束する時期を迎えるのか?

新型コロナの感染の収束が見えない限り、過去最大規模の経済対策も十分なのかまだ不足なのかの判断が付きません。

それが空前の規模の経済対策にも、株式市場が消化不良に陥っている理由です。新型コロナの影響によって世界経済がどの程度落ち込むのか?それがまだ判断が付きかねる状況ですので、大規模な経済対策が打ち出されても、それが十分なのか?不足しているのか?判断が出来ないと言う状況だと思います。

しかしながら不足しているなら新たに追加策が打たれるのは間違いなく、既に世界の政治モードはその方向で動いています。

国家と中央銀行には逆らうなと言う相場格言も有ります、長いスパンで見ればここから先は行き過ぎた安値を少しずつ拾って行くと言う投資スタンスが正解だと思います。

まだもう一段大きく下落する可能性は十分に有りますが、先を見据えた対応であれば恐れる事は無いと思います。

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