リアルタイムサービス(3月19日後場情報)

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日経平均株価は173円安の16552円で終了。昨夜の米国株は大きく下落したものの、連日大きな乱高下を繰り返すと言う展開が続いていますのでもうさほど驚きも無いと言う感じ。

昨夜はECBが緊急理事会を開き、円換算で約90兆円の債券買入れを実施すると表明、本日の日経平均もこの発表を好感して買い先行で始まり寄り付き直後には17160円まで上昇しましたが、買いは続かず、戻り売りに押されてマイナス圏に押し戻されると言う展開に。

一方では円相場が一時109円台半ばまで円安が進み日経平均を下支えする格好に、じりじりと進む円安の背景には投資資金のドルへの回帰と言う動きが有ると思います。

一昔前には波乱の展開になるとリスク回避の円高になったものですが、それも今では昔の話、今は昔ほど円キャリートレードも行われておらず、有事のドル需要の高まりで円安に振れると言う状況です。

世界経済が大混乱している現状では、円安進行は多少なりとも日本経済、日本企業を助けます。

しかし投資資金のドルへの回帰が一巡すれば、日米金利差の縮小が意識され、再び円高に振れると言う可能性は十分に有り得ます。

そう言う意味では今は円安が進んでいますが、過度な期待は持たず、いずれ円高に振れる時期が来ると見ておく方が賢明です。

直近では新型コロナ騒動で業績への懸念が強まり、大きく売り込まれていた銘柄が買い戻しで急反発に転じている銘柄も多々有ります。

日米欧で政策発動が相次いでいますので、売り込んだ投資家が利益確定の買い戻しを進めているのだと思います。

しかしそれは投資上のテクニカルな要因であり、新型コロナの感染拡大が収束する事とイコールではなく、業績への悪影響が和らぐと言う事でも有りません。

買戻しが一巡すれば再び売られる可能性が高く、一過性のリバウンドと見ておく方が今はまだ良いと思います。

新型コロナの感染が鈍化し、収束の兆しが見えたとしても、世界経済がいつ頃正常化するかは不透明は状況です。

現状を例に上げて言うなら、中国でまず最初に多くの工場が停止し、中国で徐々に再開したとたんに今度は欧州で多くの工場が停止。

各種部品はもとより、完成品の製造も出来ず、人の動きが止まり物流が止まっていると言うのが今の世界の状況です。

米国でも今後一段と経済的制約が強まると思います、仮に製品を作れても、それを買う人間が動けなければ、状況は何も良くはなりません。

又、日本に関しては東京オリンピックが中止、又は延期となる可能性が高まっています。日本国内での感染が収束しても、欧米や世界中での感染が続いていれば選手は参加出来ません。それ以上に代表選手を決める予選が行われず、国によっては練習も出来ないような状況です。

株式市場も今は新型コロナの悪影響を織り込んでいる展開ですが、まだオリンピックの中止、又は延期までは織り込んでいないと思います。

そう言う意味では過度な悲観ムードは一旦沈静化しつつ有りますがまだ楽観は出来ません。引き続き買いを急がず、少しずつ安値仕込を進めて行く、そのよう投資環境が依然続いていると言う発想が良いと思います。

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