リアルタイムサービス(3月19日前場情報)

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日経平均株価は124円安の16602円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落し反落。NYダウは前日比1338ドル安の1万9898ドルで終わり、節目の2万ドルを下回るのは2017年2月以来約3年1カ月ぶり。

新型コロナウイルスの感染拡大による米景気と企業業績への不透明感が根強く、売りが止まらない展開が続いています。

NYダウの下げ幅は一時2300ドルを超え、2月12日に付けた過去最高値2万9551ドルからの下げ幅が1万ドルを超えた場面がありました。

止まらない株安で、ヘッジファンドや個人投資家が損失覚悟の手じまい売りを出し、売りが売りを呼ぶパニックとも言える展開。

過去の経験則では政府やFRBが大規模な政策を発動すれば株価が急反発に転じる所ですが、今回のコロナショックでは相手がウイルスだけに政策発動も株式市場にとっては特効薬にはならずと言う展開が続いています。

加えて航空業界や旅行業界を筆頭に多くの企業が当面の運転資金を要請する動きも急増しており、信用不安が一段と高まるのでは?との懸念も強まっています。

原油先物相場の下落が止まらず、1バレル20ドルに近づき、20ドルを切るのは時間の問題と言う状況。

産油国の減産協議が決裂した後はサウジアラビアが増産を表明し、加えて値引き販売まで始めるありさまで、原油相場の急落によって米シェール業界の経営破たん懸念も高まっています。

株式市場や原油市場のみならず、多くの金融商品なども、市況が急落すれば悪循環の連鎖が起きて予想もしないような分野にまで悪影響が伝播するものです。

売りが売りを呼び込み悲観ムードが更に高まると言うのが今の米国市場の状況です。行き着く所まで行くまでは下落は止まらないと言う感じですが、行き着く所まで行けば後は上がるしかなくなるのも株式市場です。

新型コロナに有効な既存の治療薬も幾つか浮上しており、いずれ治験基準が緩和されて早期に患者への投与が認められるようになるのではないかと思います。

欧州でもECBが日本円に換算して90兆円ほどの国債等の買入れを実施して量的金融緩和を実行すると表明しています。

ECBの発表を受けて本日の日経平均は一時17160円まで上昇、しかし買い一巡後は戻り売りに押されてマイナス圏に沈む展開。

しかしながら日銀によるETF買い入れ額倍増政策も有って軟調な展開は変らないもののパニック的な下げは沈静化しています。

もう暫くは株式市場も下落する余地は有りますが、セリング・クライマックスは近づいていると言う状況だと思います。

しかしまだ買いを急ぐ必要は有りません、じっくりと安値を見極めながら少しずつ買い出動を進めて行けば良いと思います。

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