リアルタイムサービス(3月18日前場情報)

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日経平均株価は296円高の17308円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは1048ドル高、ナスダック指数は430P高と共に反発。新型コロナによる景気下振れ懸念が強まる中、米政府が取りまとめる経済対策への期待から買い戻しが優勢に。

ただ、前日は3000ドル近い下げとなっている事を考えると昨夜の反発も下げ幅の1/3程度上昇しただけで、自律反発の域を出るほどの上昇では有りません。

ムニューシン米財務長官は17日の記者会見で「米国民に小切手を送るような施策を検討している」と述べ、同時に個人や企業の税金の支払いの先送りなども含まれ、経済対策の規模は1兆ドルになると発言。

リーマンショック後にG20各国が打ち出した経済対策が合計で約9000億ドルだった事を考えると、米国1国だけで1兆ドル程度の景気対策は空前の規模です。

米国の1兆ドルに加えて日米欧中、その他新興国なども当然景気対策を打ち出しますので、大規模な景気対策発動のムードが高まる事は株式市場にも追い風になります。

しかし、これで株式市場が底打ちになるかどうかはまだ断定は出来ませんが、この先更に下落するような場面が有れば、買い下がりスタンスで臨む事には多少安心感が持てます。

本日の日本市場も買いが先行する展開で日経平均は上昇、テクニカル面では5日移動平均線が位置している17800円水準がまずは上値の抵抗帯になりますので、当面は5日移動平均線を超えるかどうかに注目となります。

ざっくりと言えば、5日移動平均線を超えない限りは下落基調の展開は変りません、この先一旦5日移動平均線を超えれば下落基調の展開も一旦終わり、リバウンドを試しつつその後の展開を模索するような値動きになります。

そして25日移動平均線付近への戻りとなるのか?又は再び5日移動平均線を下回って再度下げに転じるのか?は、その後の新型コロナの状況と世界経済の状況次第です。

新型コロナがこの先徐々に収束に向かうのか?それとも引き続き収束の兆しは出て来ないのか?新型コロナが収束に向かわない限り、世界経済の正常化は有りませんので、引き続き新型コロナの状況次第と言う相場環境に変わりは有りません。

大規模な経済対策も人や物が自由に動けるようになり、正常な経済活動が行われる状況にならなければ意味が有りません。

世界的な相次ぐ対策発動を受けて、株式市場も過度なパニック的な動きは徐々に鎮静化して来ていると思いますが、しかし依然新型コロナに対する警戒は根強く、世界経済の先行きへの懸念も継続中、相次ぐ経済対策発動もまだ先行きへの明るさを与えるまでには至っていません。

投資スタンスとしてはまだ楽観は禁物、引き続き行き過ぎた安値が有れば少しずつ買い下がると言うスタンスで対応して行くのが最善です。

今の相場はすぐにどうこうなるようなものではなく、中期長期的な発想を持って対応して行く事が最終的には良い結果に繋がると思います。

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