リアルタイムサービス(3月5日後場情報)

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日経平均株価は229円高の21329円で終了。昨夜の米国株はNYダウが1173ドル高と史上2番目の上げ幅を記録するなど大きく上昇。

本日の中国上海株も2%近く上昇するなど政策発動期待を背景に大きく上昇、しかし日経平均は1%程度の上昇で終わり、上昇はしたものの反発力の弱さが目立ちます。

米国は依然経済が好調、新型コロナの感染も今は少なく、FRBの利下げなど政策発動も素早く対応。

中国も新型コロナの発生源では有るものの、既に感染のピークは過ぎ、中国経済の正常化も徐々に進んでおり、米国同様に相次いで政策発動を打ち出しています。

一方日本は新型コロナの感染が拡大している最中、米利下げによる円高が警戒され、中国のサプライチェーンの混乱による企業業績への悪影響も警戒されています。

又、現時点では明確な政策発動も示されず、インバウンドの蒸発、個人消費の急速な悪化など、新型コロナ感染拡大の悪影響が一段と警戒されている状況です。

今となっては中国よりも日本を心配する声が世界では多く、そのような状況が株式市場の反発力の鈍さにも繋がっていると思います。

クルーズ船での感染者の大量発生以降、中途半端な対応を続けた事で国内での感染拡大を阻止出来なかった事が、ここに来て大きな痛手となっていると言う感じがします。

政府の対応を今更嘆いても致し方有りませんが、一方では民間企業の中で、新型コロナの検査キットや新型コロナの治療薬やワクチンの開発に乗り出す企業も有り、多少の時間がかかるとしても先々いずれ株式市場を覆っている過度な悲観ムードも後退する時期は来ます。

もう暫くはもう一段大きく下落する懸念は有りますが、そのような場面が有れば先を見据えて安値買いを実行すれば良い事です。

今は一旦下げ止まりを見せている株式市場ですが、まだ安心は出来ません。買いを急がず慌てず、この先上下どちらに振れるかも今後出て来る材料次第です。

先行きに不透明感が残る間は無理に動く必要は無く、じっくりと状況を見極める為に何もしないで様子を見ると言う対応も株式投資をする上では大事な事です。

日経平均が本格的に反発に転じる為の最初の条件は、日本国内で感染が拡大している新型コロナの感染がいつピークを過ぎて終息の兆しが出て来るか?です。

残念ながら今はまだ感染が拡大している途上であり、現時点では終息の兆しが見えません。

感染拡大が続く間は、多くの国民が巣篭もりとなり、個人消費が急減速する事で、小規模事業者の倒産が多発しかねません。

インバウンドの蒸発で観光や旅行業者、小規模な旅館や飲食店、土産店などが大きな悪影響を受けており、それに加えて多くの国民の巣篭もりで町の小さなお店などにも大きな悪影響が出ています。

中国のサプライチェーンの混乱で悪影響を受けている大企業に加えて、中国とは直接的な関係がない小規模のお店や企業までもが、新型コロナの感染による悪影響を受けています。

このような負の連鎖が続けば、いずれそれは回りまわって多くの国民の所得や雇用へと連鎖して行きます。

今は国内経済面で負の連鎖が起きかけているような状況です、このような状況に改善が見られるまでは慎重な投資スタンスを続ける事が最善の対応になると思います。

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