リアルタイムサービス(3月5日前場情報)

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日経平均株価は199円高の21299円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇して反発。民主党の予備選挙でバイデン氏が躍進し、サンダース氏が伸び切れ無かった事で株式市場には安心感が強まる展開に。

加えて発表された経済指標が総じて良かった事も買い材料に。2月の全米雇用リポートは市場予想を上回り、ISM非製造業景況感指数も1年ぶりの高水準に。

昨日のFRBの緊急利下げに良好な経済指標の発表が加わり、大統領選挙の民主党予備選挙でも中道派のバイデン氏がスーパー・チューズデーで勝利、更には総額83億ドルの新型コロナ対策法案が米下院で可決された事も買い材料になりました。

連日上げ下げの激しい値動きが続いている米国市場ですが、それはある意味では強弱観が対立している証拠でも有ります。

新型コロナの感染拡大、民主党の予備選挙の行方、米経済の先行きなど、幾つかの要因が入り混じり、先行きへの見通しが割れていると言う事でも有ります。

強気派は売られ過ぎと考えて安値では買いで動き、弱気派はまだ下がると考えて戻れば戻り売りで対応。

ざっくりと言えばその結果、大きな乱高下を繰り返すと言う事になっている米国市場ですが、現時点ではどちらが正しいのか?は、誰にも解りません。

1つだけ言える事が有るとすれば今はまだ先行きは不透明だと言う事です、そう言う意味では今の段階ではどちらに付くとしても投機的な要素が大きいと思います。

米経済指標に関しても2月に関しては新型コロナの混乱もさほど大きな悪影響は有りませんが、影響が出て来るのは3月以降であり、更に加えれば今後米国内でどの程度感染拡大が進むのか?によります。

民主党の予備選挙に関しても、まだサンダース氏が負けるとは限らず、同じ左派のウォーレン氏が撤退すれば左派の票を集めますので、形勢逆転の可能性は有ります。

昨夜の米国株上昇だけではまだまだ安心は出来ません、引き続き慎重なスタンスを維持して行く方が賢明だと思います。

本日の日経平均も買い先行の展開で上昇していますが、米国株の上昇幅を考えれば上値の重さは否めません。

日米の経済状況に大きな違いが有り、加えて中国経済とのつながりの強さも違います。更には依然新型コロナの感染拡大が続いている日本ですので、現状では上値を買うような動きも期待出来ません。

これまでに売り込んで来た投資家の買戻しと日銀のETF買いが日本市場での買いの中心です。今の日本市場の状況としては急落途中の中休みと言う感じです。

この先上下どちらに振れるかは、今後の新型コロナの動向と米国株次第と言う不安定な状況に大きな変化は有りません。

引き続き買いを急がず、分散しながら、少しずつ安値買いを進めて行く事を考える投資環境がもう暫くは続きます。

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