リアルタイムサービス(3月4日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は74円高の21156円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは785ドル安となりナスダック指数は268P安と大きく反落する展開に。

FRBが緊急のFOMCを開き、政策金利を0,5%引き下げる緊急利下げを実施、声明文では「経済を支えるために適切に行動する」と主張し、発表直後は好感した買いでNYダウも381ドル高となる場面が有りましたが、買い一巡後は材料出尽しで売りが強まり下げ幅を拡大する展開に。

FRBの緊急利下げに関しては前日に大きく上昇して既に織り込んでいたと言う事も有りますので、利下げ発表後は材料出尽しで反落となる事はある程度は想定内の事です。

パウエルFRB議長は「新型コロナで米景気見通しが大幅に変わった」と利下げの理由を説明しましたが、株式市場では、議長が景気への警戒感を強調したため、市場の想定以上に景気が悪いのではないかと疑念を招き、政策発動も新たな警戒を強めると言う悪循環になっています。

又、新型コロナの感染拡大に対して利下げの効果は期待出来ないとの見方も根強く、現時点での利下げは、何もしないよりはましですが、状況を抜本的に解決する事には繋がりません。

まずは新型コロナの感染拡大を止める事、それが実現してこそ政策発動も効果が期待出来ます。

米国の緊急利下げを受けて一時は106円台まで円高が進んだ円相場ですが、今日は107円台を回復して円高進行も限定的となっています。

日経平均も売り先行の展開で寄り付き直後には20862円まで下落しましたがその後は買い戻しで下げ幅を縮めてプラス圏に浮上。

日銀のETF買いが入っていると思われますが、昨夜行われたG7財務相による電話会談において、米国は緊急利下げ、日本はETF買いで株価下落阻止と言う対応が暗黙で決まったのではないかと思います。

今夜は欧州でどのような対策が打ち出されるのか?株式市場を劇的に好転させる事は不可能ですが、G7が強調して対応する姿勢を見せる事で、行き過ぎた悲観を和らげる事には繋がる可能性は有ると思います。

新型コロナの感染が世界中に広がる状況において、発生源である中国では新規の感染者は急速に減少しており、この事自体は先行きへの小さな希望と言う感じもします。

中国の現状は少し先の日本であり韓国であると言う見方も出来ます。最悪期が最も暗いのが株式市場です、今の日本市場はまさにそのような状況に有ると思います。

しかし最悪期を過ぎれば急速に回復して行くのが株式市場です、悲観に傾き過ぎず、冷静に先を見据えて考えると言う発想も必要です。

引き続き買いを急がず、分散しながら、少しずつ安値買いを進めて行く事を考える投資環境がもう暫くは続きます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年7月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページ上部へ戻る