リアルタイムサービス(3月3日前場情報)

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日経平均株価は11円高の21355円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。NYダウは、過去最大の上げ幅となる1293ドル高となり、ナスダック指数も384P高と大幅上昇。

世界の主要中央銀行が協調して金融緩和に踏み切るとの観測が強まり、過度な悲観に傾いていた米株式市場も一旦買戻しが強まると言う展開に。

早ければ今週中にも世界の主要中央銀行が協調利下げに動くと見られていますが、新型コロナの感染拡大が続く中で、利下げがどの程度効果が有るのか?疑問視する見方も多く有ります。

協調的な金融緩和も、何もしないよりはましですが、金融緩和をしたからと言って新型コロナの感染拡大が解決する訳でも有りません。

新型コロナの感染拡大によって落ち込んでいる世界経済が回復するには何よりも新型コロナの感染拡大が止まり、治療薬が見つかるなど、人々の安心感が回復する事が不可欠です。

人々の安心感の回復なくして落ち込んだ経済の回復も有りません、金融緩和も経済の落ち込みを緩和する効果は有るものの、それで全てが解決すると言う事にはなりません。

昨夜の米国株が大きく上昇した事から本日の日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には21719円まで上げ幅を拡大しました。

しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、時間の経過と共にじりじりと上げ幅を縮める展開になっています。

仮にFRBが利下げに動けば円高要因、日銀もFRBと同じ幅の利下げをすれば中立となり円高には振れませんが、日本は既に金利は無く、日米金利差が小さくなれば円高進行が警戒されます。

日銀が取れる金融緩和策は、縮小している国債買い入れ額を再び増やす事とETF買い入れ額を増額する事ぐらいです。

危機的な現状を考えると、両方して来ると思いますが、日銀の場合は打ち出せる策に限界も有り、政府の財政出動とセットと言う事になるのではないかと思います。

しかし政策発動が有っても、根本的解決にはならないと言う事を考えると、政策発動を確認した後は好材料も出尽くしとなり再度売られる展開も想定されます。

当面は新型コロナの感染拡大を阻止する対策と景気への悪影響を緩和する対策を、株式市場は催促し、政治は順次対策を打ち出すと言ういたちごっこ的な展開も考えられます。

何よりも全てを解決するのは新型コロナの感染を終息させる事です、世界中の人々が安心感を回復しない事には株式市場の本格的な反騰も期待出来ません。

短期的にはまだ楽観は出来ないと考えていますが、中期的に見ればいずれ新型コロナも感染終息の時期は来ます。

大局的な見方としては、もう一段大きな下げは想定して対応しつつも、行き過ぎた安値には買いで対応する、そのような投資スタンスが最終的には大きな利益につながると思います。

引き続き買いを急がず、分散しながら、少しずつ安値買いを進めて行く事を考える投資環境がもう暫くは続きます。

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