リアルタイムサービス(3月2日後場情報)

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日経平均株価は201円高の21344円で終了。寄り付き直後には20834円まで下落した日経平均でしたが、売り一巡後は日米欧中に対する協調利下げへの期待から反発に転じて6日ぶりに上昇。

しかし仮に日米欧中による協調利下げが実施されても好感する上昇は一時的だと思います。なぜなら利下げで新型コロナの感染拡大が止まる訳では有りません。

又、利下げによって企業業績が急回復する訳でもなく、利下げが効果を上げるのは新型コロナの感染拡大が終息した後ですので少し先になります。

利下げは無いよりは有った方が良いですが、利下げをしたからと言って直ぐに株式市場が急反発に転じると言う事は、新型コロナの感染拡大が続いている間は期待薄です。

中国での新規の感染者数は減少傾向が続き、中国内での企業活動も徐々に正常化に向けて動いてはいますが、一方では日本や韓国、欧州や米国などは、今後感染がピークに向かい、経済面での悪影響がこの先強くなって行きます。

グローバルに繋がっている世界経済ですので、中国が良くなってもその他が悪化していれば中国経済も良くはならず。

ざっくりと言えば、世界全体が感染終息と言う状況にならなければ世界経済が本当の意味で正常化に向かうと言う事も期待出来ません。

ここに来て米国での感染者が増加している事が大きな懸念要因です、世界で唯一好調を持続していた米経済ですので、仮に米国内での感染が拡大し、米国経済に変調が出て来ると、世界経済に与える悪影響は想像を絶します。

中国で発生して世界へと感染が拡大して行った新型コロナもいよいよ米国へと感染が広がりまさに向こう1~2週間が正念場と言えるような局面です。

米国内への感染拡大が阻止出来れば株式市場も本格反騰の局面を迎えると思いますが、米国でも感染が拡大すると言う事になると株式市場ももう一段大きく下落すると言う展開は避けられません。

米国での感染拡大が懸念される要因の1つとして大統領選挙が有ります、現在民主党の候補者を選ぶ予備選が行われており、同時にトランプ大統領も大統領選挙に向けての遊説を行っています。

人が多く集る集会が全米各地で連日行われていると言う状況は感染拡大のリスクを非常に高めてしまいます。

株式市場も直近大きく下げているだけに、一旦は反発局面になる可能性は高いものの、あくまで直近の下げに対する自律反発で、まだ本格反騰が期待出来るような状況とは言えません。

今回のコロナショック安による株価急落は安値買いの好機との判断は変わりませんが、まだ底打ち確認は出来ておらず、引き続き行き過ぎた安値が有れば少しずつ買い下がると言う対応を続ける局面が続いています。

過度に恐れる必要は有りませんが、最悪期を過ぎたと判断するには時期尚早です。新型コロナの感染拡大に終息の兆しが見えるまでは、慎重な対応が賢明。

そして新型コロナに先々終息の兆しが見えればその時は一気に強気に転じれば良い事です。

そのような対応が結果的にはリスクを避けつつ、利益を得る投資に繋がる事になると思います。

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