リアルタイムサービス(3月2日前場情報)

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日経平均株価は234円高の21377円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウは357ドル安となり7日続落となりましたが、ナスダック指数は小幅高で終わり下げ渋りを見せる展開に。

新型コロナの感染拡大は依然続いており、米国でも初の死者が出るなど、先行きへの警戒が強まりましたが、パウエルFRB議長が利下げを示唆した事で株式市場も大引けにかけて下げ幅を縮小して終ると言う展開に。

NYダウの下げ幅は一時1000ドルを超えていましたが、FRBの利下げ示唆を受けて急速に下げ幅を縮めて終ったものの、プラス圏には浮上出来ず。

FRBの利下げ示唆にもかかわらず、急反発とはならなかった背景には、今回のコロナショックに関しては利下げも大きな効果は期待出来ないと言う一面が有ると思います。

世界中で感染が拡大している現状では、人の移動制限が解消されず、企業業績のみならず個人消費の大きな落ち込みが想定され、ざっくりと言えば個人消費の急減は金融緩和では大きな改善は期待出来ないと言う見方が大勢です。

先々の世界経済回復も、まずは新型コロナの感染拡大が止まり、終息に向かう事が確認される事が不可欠です。

その為には、効果の有る薬が見つかる事、ワクチンの開発が進む事、ざっくりと言えば新型コロナに対する過度な恐怖が沈静化して行く事が必要です。

日本においては既に新型インフルエンザ治療薬のアビガンが新型コロナにも効果が有るのか?を確認する為の治験が行われており、その結果が待たれます。

米国においてもワクチンの開発が進められており、今後6週間以内に治験を始めるとの発表が有りました。

又政策発動に関しても、今週中に日米欧に加えて中国や香港などが、協調同時利下げに動くのでは?との観測も有ります。

先週は世界同時株安で大きく下落した株式市場ですが、さすがにテクニカル面では陰の極と言う状況に有り、本日の日経平均も売り先行で安く始まった後は買い戻しが強まり反発に転じてプラス圏に浮上しています。

しかしチャート上では明確な底打ちシグナルは観測されておらず、この先本格的なリバウンドに入るのか?又は再度大きく下落するかは現時点ではこの先出て来る材料次第です。

そう言う意味では依然不安定な相場状況に変化は無く、この先出て来る材料次第では上下どちらにも振れる可能性は有ると言う状況です。

先を見据えれば今回のコロナッショック安は安値買いのチャンスとの判断は変わりませんが、今が底値なのか?又はもう一段大きな下げが有るのか?現時点ではまだ見通せません。

1ヶ月程度先を見据えれば悲観ムードも一巡して株価水準も有る程度は戻していると思いますが、短期的にはまだ下げ止まりの確信は持てません。

現時点では一時的な反発は有っても、再度大きな下振れにも警戒を持って対応して行く方が賢明です。

投資に置き換えて言えば、もう一段の下落は想定した上で対応して行く、しかし行き過ぎた安値に対しては少しずつ安値買いを進めながら先々の上昇待つと言う対応がベストだと思います。

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