リアルタイムサービス(2月20日後場情報)

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日経平均株価は78円高の23479円で終了。中国の景気刺激策を好感して昨夜の米国株が上昇、円相場が111円台半ばまで円安が進み、中国での新型肺炎の新たな感染者が急減し、今日は日経平均も買い先行の展開で10時前には23806円まで上昇。

しかし買い一巡後は戻り売りに押され、後場にはクルーズ船での感染者2名が死亡したとの報道が流れると、日経平均も急速に上げ幅を縮めて終ると言う展開に。

中国では感染者の増加がピークを過ぎた感も有りますが、日本国内では依然感染者は増加基調に有り、ここに来て死亡者が出るなど、新型肺炎に対する警戒ムードが徐々に高まりつつ有ります。

ざっくりと言えばムードの問題で、感染拡大、死亡者が出るとなると、当面は一段とイベントの中止や外出の抑制など、経済的にも悪影響が拡大しかねないと言う事になり、当然それは企業業績には悪影響をもたらします。

世界各国との往来が減ればビジネス的にも悪影響は有り、国内感染が更に拡大すれば企業活動にも悪影響が出かねません。

考えればきりが無い事では有りますが、株式市場とは最悪の事態を想定して動く一面も有りますので、日本国内における新型肺炎の感染拡大が沈静化して、多くの人が安心感を持てるようになるまでは株式市場も基本的には上値の重い展開が続くと見ておく方が賢明です。

しかしながら政策発動への期待や円安進行、金余りや自社株買い期待に加えて日銀のETF買いなど、株価下支え要因も有りますので下値不安もさほど大きくは無いと思います。日経平均に関して言えば、当面は24000円付近が上値の壁となり、下値の壁は2/3安値水準の22700円台だと思います。

ざっくりと言えば今日の終値から見て700円程度は下げる可能性はあると言う事になりますが、仮にそのような下げが有ればその時は銘柄重視で安値買いのチャンスになると思います。

中国を筆頭に世界各国の政策発動期待が有る限り仮に一時的に下振れするような展開が有ったとしても弱気になる事は無く、逆の安値買いの好機と考えれば利益を得るチャンスになると思います。

新型肺炎の感染拡大による経済的な悪影響を無視するように、世界の株式市場は想像以上に堅調ですが、まだ悪影響の全貌は明らかにはなっておらず、明確に悪影響が出て来るのは3月以降だと思います。

そう言う意味では強含みの局面でも楽観的にならず、買いに関しては安値が有った時だけ考えると言うスタンスがもう暫くは最善です。保有銘柄に関しては保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います。

行き過ぎた安値が有れば買い増しを考えても良く、吹き上げれば利食いを実行すれば良し。

中国では工場などの操業再開が順次始まってはいますが、春節で全国に散らばっていた労働者の大半がまだ戻れていません。

現状では工場等の再開も遅々として進まずと言うのが現実です。サプライチェーンの正常化にはまだまだ時間がかかりそうです。もう暫くは引き続き慎重なスタンスを維持して行く方が良いと思います。

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